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【電波】知識人と政治の関係史【堕落】

1 :世界@名無史さん:2007/01/20(土) 22:58:01 0
古代から現代まで、知識人が現実の政治や社会と関わったあげく、
失敗・堕落・退廃していった歴史を語り合いましょう。
ハイデガー、カール・シュミット、ジャン=ポール・サルトルの
ようにファシズムや共産主義体制の礼賛者と化した人々、何らかの
運動に携わっていてデムパな説を唱えるようになった人びと・・・

2 :世界@名無史さん:2007/01/21(日) 01:37:50 0
2get

3 :世界@名無史さん:2007/01/21(日) 02:36:05 0
2ゲットに2時間40分ってw

4 :世界@名無史さん:2007/01/21(日) 10:05:20 0
日本の知識人なら安井郁かな。
第二次世界大戦中は欧米流の国際法を脱却した“大東亜国際法”を構築しようと
説いた。
戦後は原水爆禁止運動、レーニン平和賞受賞、晩年は北朝鮮のチュチェ思想に
ハマった。もっとも“反欧米”という点では一貫していたのかもしれない。

5 :世界@名無史さん:2007/01/21(日) 12:57:19 0
>>ジャン=ポール・サルトル

「たとえ(スターリンの)強制収容所の話が本当だとしても我々は
共産主義を目指さなければならない」

これに猛反発したのがカミュ。
あきれ果てて離れて行ったのがメルロポンティ

6 :世界@名無史さん:2007/01/21(日) 16:41:49 0
>>5
大江健三郎は若いころサルトルに心酔していたが、1999年に小森陽一(東大教授、
日本文学)との座談会で、

「たしかに僕はエッセイを書いたり、講演をしたりする際、戦後民主主義を
ポジティブに押し出す立場でやってきた」が、他方で、自分が「超国家主義的
なものに引きずられやすい、それに強い魅力を感じる人間だということは、
無意識の中に押さえ込もうとしていた」と発言している。

大江健三郎は日本の文化勲章を拒否する一方でノーベル文学賞はあっさり受けたり、
『沖縄ノート』にフィクションの部分があると指摘されたり、防衛大学の入試に
落ちて一年浪人したあと東大へ入ったという奇怪な伝説があったりと、矛盾した
言動が目立つ人物だけど・・・

7 :世界@名無史さん:2007/01/21(日) 17:25:39 0
バーナード・ショーが大戦前にムッソリーニやヒトラーを
冗談交じりに絶賛した映像をNHKで見たな。あれは「映像の
世紀」だったか。このせいで戦後英国でのショーの評価は
ガタ落ちしたらしいね。政治を語る知識人は舌禍覚悟だね。

8 :世界@名無史さん:2007/01/21(日) 17:44:12 0
>>7
バーナード・ショーはソ連を訪問して、

「資本主義国家が崩壊を免れたければ、ソ連の方法を取り入れるべきで
ある。以前、私がそう警告したことは正しかった。ソ連では希望こそ
思想の中心である。階級がなく、淑女や紳士がおらず、誰もが友人で
あるような国にいるということ、それはまれにみるすがすがしい経験
だった。明日、私はこの希望の土地を去り、我々の絶望の国へ帰る」

とも発言している。大恐慌のさなかでは、ファシズム体制や共産主義
体制はそんなに優れたものに映ったんだろうか。

9 :世界@名無史さん:2007/01/21(日) 17:54:23 0
ハイデガーは見苦しかったな。戦前はナチスマンセーで
戦後は必死に過去を隠蔽、自己弁護に奔った。

10 :世界@名無史さん:2007/01/21(日) 17:56:59 0
いやちょっと舞って欲しい。
バーナード・ショーの発言を言葉通りに受け取っていいのだろうか。
彼は風刺とユーモアの天才だぞ。反対の意味で皮肉をこめていた可能性もある。

11 :世界@名無史さん:2007/01/21(日) 19:02:22 0
英国の哲学者バートランド・ラッセル。

第一次世界大戦では非戦論を主張して投獄までされる。
戦間期にナチスが台頭してくると、軍事力によって対抗することに反対し、
デンマークやノルウェーのように小さな平和な国を誰が攻めるだろうか、
と言っていた。
戦後はソ連への核爆撃を主張したり、核兵器廃絶運動に身を投じたり、
ベトナム戦争中にはジャン=ポール・サルトルとともに「ラッセル法廷」
(国際戦争犯罪法廷)を開廷したりした。

12 :世界@名無史さん:2007/01/21(日) 20:00:23 0
『世界の都市の物語 フィレンツェ』(文藝春秋)、『マニエリスム芸術論』
(ちくま学芸文庫)などの著書がある西洋美術史の若桑みどり氏。

この人が『戦争とジェンダー 戦争を起こす男性同盟と平和を創るジェンダー
理論』(大月書店)を出したときにはショックだったなあ。
現代が瀕している最大の危機とは「戦争」であり、戦争を生み出すものは
「家父長制的男性支配型国家」であることを明らかにする、という内容。
以前から女性やジェンダーにこだわる傾向があったが、本当にトンデモの
方向へ行ってしまった。

13 :世界@名無史さん:2007/01/22(月) 02:26:15 0
塩婆様は、小渕首相に提言したけど一つとして聴き入れられなかったとか、
マキアヴェリを例に引いて、昔もいたんですよね、性懲りもなく権力者たちに
提言し続けた人物が、と回想していた。
なぜ知識人(学者、作家、ジャーナリストなど)がこれほどまでに政治に
魅かれるのか、その心理について分析した人はいないのかな?

14 :世界@名無史さん:2007/01/22(月) 18:59:58 0
ttp://russell.cool.ne.jp/MAGEE-B.HTM
こと実践上の問題となると、もとからばかげた言動をしがちで、それも常に同じ
基本的理由からだった。彼は実践上の問題を理論上の問題であるかのように扱った
のである。というより、区別がつかなかったのだろう。違いがあるのがわからなかった
と言ってもいい(本人にとっても、ほかの誰にとっても、彼が議会政治に参加
しなかったのは幸いだった。家族はそれを期待し、本人も初老を迎えるまでは
そうすべきだと思って、2、3回議員に立候補してはいるが)。実のところ、
ある分野の天才である人物が、ほかの分野でここまで能力に欠けているという
事情は、わりあい簡単に説明がつく。
ラッセルには理論上の問題を解決する才能しかなく(きっと、ひとつにはそれが
理由で)、どんな問題も理論上のものとみなす傾向があった。問題が本当に理論上の
ものであれば見事な手腕を発揮するが、理論上ではなく、公私の生活上の問題で
ある場合は、大きな間違いを犯してしまう。しかも、実践的な知性が欠けていた
ため、経験から学ぶことはなかったに等しい。だから年をとっても、青年のころと
変わらず愚かだったのである(だが、悪化はしなかった)。

15 :世界@名無史さん:2007/01/25(木) 17:11:42 0
数学者の藤原正彦氏が『国家の品格』という本を書いてベストセラーになったが、
この世代の人はやっぱり西洋コンプレックスが抜けきれないのかな。


16 :世界@名無史さん:2007/01/25(木) 18:04:49 0
品格じいさまから年賀状が届いているぞ>若者諸君
http://d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI/20070111

17 :世界@名無史さん:2007/01/26(金) 14:24:08 0
ネオコン(とくにポール・ヴォルフォウィッツ)の思想的淵源といわれる
レオ・シュトラウスもおもしろそう。

要するにプラトンの哲人王思想を踏まえて、大衆は正しい判断力を持ってないゆえに
選ばれたエリートが民主主義の仮面を利用しつつ大衆を正しい方向に導けという理論であるらしい。
プラトンだけじゃなくて、中世イスラームのファーラービーやイブン・ルシュド、
ユダヤのマイモニデスの哲学思想も援用してるあたりが世界史板的に好い。

18 :世界@名無史さん:2007/01/26(金) 15:12:52 0
>>17
ぶっちゃけエリートと思ってる連中こそが今回のイラク戦争後の泥沼に
アメリカを引き込んだ訳だしエリート信仰なんてろくなもんじゃないと思う。


19 :世界@名無史さん:2007/01/26(金) 20:50:36 0
>>18
デイヴィッド・ハルバースタム『ベスト&ブライテスト』の中で描かれている
エリートたちもそうだな。

20 :世界@名無史さん:2007/01/27(土) 11:24:16 0
「迷える羊たち」を導けるのは「羊飼い」だけ、と思い込んでいるんでしょうね。
自称「信心深い」方々は。

21 :世界@名無史さん:2007/01/27(土) 15:33:57 0
>>17
レオ・シュトラウスはワイマール・ドイツに生まれてアメリカに亡命した人
だから、大衆の判断力に信頼がおけなかったのかね。

ケネディのブレーンたちがベトナム戦争で失敗した理由に、彼らが選挙など、
実際の政治の経験がなかったことをあげる人もいる。

実はプラトン自身、シュラクサイの僭主ディオニュシスを哲人王に仕立てるため
シチリアに2回も渡航し、2回とも失敗した。晩年の著作『法律』では、君主政と
民主制の混合政体を提唱している。

22 :世界@名無史さん:2007/01/27(土) 16:10:32 0
ttp://home2.highway.ne.jp/sinb/pnac.html
もうひとつのシュトラウスの思考は、古典古代に対する造詣から来ている。
人間の性格を形成する基本は政治体制にあるとする。なぜ20世紀は2つの
全体主義体制(シュトラウスは古典に則り専制tyranniesと呼ぶ)を生んで
しまったか。この設問にシュトラウスは、「近代性moderniteは民主主義の
基礎である道徳的価値や美徳に対する拒否、さらには理性や文化のようなヨ
ーロッパ的価値への拒絶を呼び起こすから」と答える。
この拒絶の源流は、シュトラウスによればルネッサンスにある。それは歴史
主義と相対主義に通じるものを生み出した。具体的な、眼前にある、些細な
善として現われはするが、自分たちには帰さない善、現実的な善の原基である
到達しがたい善、至高の善の存在の拒否である。
この相対主義は、6・70年代に流行したアメリカとソ連の間での体制間共存
理論をつきつめた結果として生じたと政治哲学的には説明される。それはアメリカ
民主主義とソ連共産主義の価値を等しく認めるところにまで至った。レオ・
シュトラウスによれば、体制にも良いものと悪いものがある。良い体制は悪い
体制から身を守る権利と義務がある。

23 :世界@名無史さん:2007/01/30(火) 12:50:09 0
>>18
アメリカのエリートたちは、「われわれはドイツと日本を民主化した」といって
イラクも民主化しようとしたが、彼らは日本の歴史についてどれだけ知って
いたんだろうか?


24 :世界@名無史さん:2007/01/31(水) 01:22:07 O
結局みんな馬鹿なんだな

25 :世界@名無史さん:2007/01/31(水) 12:05:06 0
>>24
「無知の知」というか知らないことを具体的に知ることが大切だ

26 :世界@名無史さん:2007/01/31(水) 12:34:55 0
>>23アングロ・サクソンなんて基地外を相手にしちゃだめ。やつらアヘン戦争だって「支那を民主化するのに役立った」なんて
平気で言ってるぞ。味覚障害は人道観点にも障害を及ぼすらしい。

27 :世界@名無史さん:2007/02/04(日) 14:50:12 0
>>26
中国はそれ以上に人道観点麻痺。
数千万殺した基地外をいまだに英雄と崇めて
チベットには「宗教勢力の魔手から解放してやった」って言ってる。

28 :世界@名無史さん:2007/02/04(日) 14:55:34 0
アヘン貿易なんか当時じゃ多かれ少なかれ世界のどこでもやってる。
蒋介石も毛沢東も。
中国人は今でも東南アジアじゃ現地人相手にイギリス商人そっくりのことやってるが?


29 :世界@名無史さん:2007/02/04(日) 15:20:23 0
>選挙など、 実際の政治の経験がなかった

共産主義が必ずと言っていいほど失敗するのもそれかもな。
選挙制度は定期的な民衆意思による承認が必要となり、
長期的な失敗や壊滅的破滅は避けられる益がある。
それによって流血や過激な政府改造やそれに伴う混乱を避けた上で
既定方針を変更できる利点も。

しかしマルクス型は対立政党を存在自体を許容せず、
テクノクラートと役人による徹底した管理国家になるため
いくとこまでいってしまう。かといって自由や民衆による選択を許容していけば
生産手段の私有や経済的政治的自由をのぞむ人間はワラワラでてきて
結局は暴力による粛清と軍隊を派遣して鎮圧するしかなくなる。
選挙や民衆判断による選択があれば大躍進とか文革の狂気も避けられていたはず。

ヒトラーもマルクスや共産党の政治システムの手法に学んだと公言していた。
ナチスは支持は磐石じゃなかったため、
民主的手続きを利用した上で、それを廃止し以後は変更不可能とした点などかなり狡猾。


30 :世界@名無史さん:2007/02/04(日) 16:05:24 0
ぶっちゃけ脳内ならなんでも可能だってこったろ

31 :世界@名無史さん:2007/02/04(日) 17:23:59 0
ミシェル・フーコーはイランでイスラーム革命が起きたときに礼賛していた。

32 :世界@名無史さん:2007/02/16(金) 19:09:20 0
チョムスキーのポルポト擁護

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