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スピノザ Part2

1 :考える名無しさん:2005/09/09(金) 19:00:45
続きです。

【前スレ】
スピノザ
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1066147388/

【過去ログ】
http://academy.2ch.net/philo/kako/1043/10433/1043335659.html
http://academy.2ch.net/philo/kako/1031/10314/1031450664.html
http://mentai.2ch.net/philo/kako/1015/10150/1015006573.html
http://mentai.2ch.net/philo/kako/1010/10109/1010913954.html
http://mentai.2ch.net/philo/kako/1000/10003/1000393643.html
http://academy.2ch.net/philo/kako/1000/10002/1000212326.html
http://piza.2ch.net/log2/philo/kako/958/958831040.html


2 :考える名無しさん:2005/09/09(金) 19:02:02
関連リンク

スピノザ協会
www1.odn.ne.jp/gakuju/kyokai/spinoza.html
シュヴェーグラーの『西洋哲学史』から、スピノザ哲学の簡潔な解説を引用
www.ne.jp/asahi/village/good/spinoza.htm
スピノザの生涯・思想・参考文献
www.furugosho.com/precurseurs/spinoza.htm
Baruch de Spinoza●著作●参考資料
www.nakayama.org/polylogos/philosophers/spinoza.htm
ETHICA (Latin Text)
perso.club-internet.fr/glouise/

3 :考える名無しさん:2005/09/09(金) 21:28:45
3を貴方に・・・・・・・まごころを込めて

4 :考える名無しさん:2005/09/09(金) 23:13:10
スピノザの体系についてあまり論じられないことの一つ。
それは「神=無限の属性をもつ実体」という仮定からはじまっている
ということ。これはあくまで仮定にすぎないんだが。


5 :考える名無しさん:2005/09/09(金) 23:32:35
ま、相反する属性まで無数に持ってるんじゃどうしようもないわな。
何とでも言えるし、何も言えないとも言える。
富士山は美しい。&富士山の環境汚染はひどくなっている。
みたいなもんか。

6 :考える名無しさん:2005/09/09(金) 23:40:38
仮定ではなく定義
《Deus》という語をこれこれの意味で使いますよ、と言っているに過ぎない
むしろ仮定と呼ぶべきはそのような実体が「存在する」としたこと
言い換えれば属性を超越した処に「存在」を位置付けたこと

7 :考える名無しさん:2005/09/09(金) 23:49:27
属性と特徴の区別も付けられんようではエチカは読みこなせないな。
同じアトリビュートゥムという言葉を使っていても、中世までの偶有性とも違うし。


8 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:57:32
>>1
スレ立て何回か挑戦したけどダメだった・・・

スピノザが使う定義ってのは、仮定でも名目的なものでもなくて、
実在的なもの。書簡に出てくる(書簡は解説書風に読めて結構面白い)。

9 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:58:58
読んでてワロタ文章があったので写しとく。

ありあまるほど自由な時間のある人間は、たいてい悪いことを考えるものである。
『国家論』より

10 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:54:45
『エチカ』各定理の備考に挙げてある具体例の中で
任意の人物は「ペテロ」「パウロ」等と表現されているが
何だか微笑ましい。

11 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 01:47:35
>>10
そんなもん、スピノザに限らず、当時の常識。
日本で言えば「太郎」「次郎」みたいなもん。


12 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:46:31
>>6
なるほど

13 :考える名無しさん:2005/09/12(月) 00:53:56
手許にあるC.Ramondのスピノザ用語集 Attribut(属性)の項によると…

慣習的には特徴とほぼ同義に用いる。スピノザも初期はそうであったが後に「存在の本質だと思われるもの」の意味を与える
あくまで「〜だと思われる」なので、実際いくつ有るかは人間には分からないが、とりあえず人間に関係するのは思惟・延長の二属性のみ
神は完全な思惟(考えたり迷ったりしない→未来も必然)、無限の延長(すべての時空間)など全属性において完全性を有するものである

…とのことでした
この用語集は薄くて手軽に引けるのが有り難い

14 :考える名無しさん:2005/09/12(月) 14:52:31
属性の定義に、誰のものか分らない「知性」なる言葉が入ってるけどこれはいかに?

15 :考える名無しさん:2005/09/12(月) 15:19:01
その知性は「自明の理」に近いもので、本来は神の知性
理性を正しく用いている場合に限り、「神の知性の一部を分有する」という形で有限な人間のものになる

16 :考える名無しさん:2005/09/13(火) 03:15:41
「自己のの類において無限な」という形容をされるものは自然数やユークリッド空間のようなもの
という考えであってますか?というか一般に考えられる無限なものはすべて、このタイプということ
なんでしょうか。

17 :考える名無しさん:2005/09/13(火) 03:55:35
>>15
属性の定義において用いられるその「知性」も、エチカの後の議論を経た後には、
思惟の様態ということになるんでしょうか?ここは循環論法的なものということで
納得するべきでしょうか?

18 :考える名無しさん:2005/09/24(土) 12:19:51
ウィトゲンシュタインの言語ゲームというのは「無限」という言葉を使わずに、
スピノザの「絶対な無限」を表現しようとしたのかな?

19 :考える名無しさん:2005/09/30(金) 23:05:34
感じる脳 情動と感情の脳科学 よみがえるスピノザ
アントニオ・ダマシオ (著)
価格: ¥2,940 (税込)
−: 416 p ; サイズ(cm):
出版社: ダイヤモンド社 ; ISBN: 4478860513 ; (2005/10/28)
出版社 / 著者からの内容紹介
米国の著名な脳科学者である著者が、多くの脳障害・損傷患者の研究から導き出し
たのが、身体反応(=情動)を脳が受け取り感情を生みだすという考えです。これ
とほぼ同じ考えを持っていたのが、哲学者・スピノザでした。本書は最新の脳研究
とスピノザの哲学的思考がどのようにリンクし、同一の考え方に至ったのかを説い
た一冊です。




20 :考える名無しさん:2005/09/30(金) 23:14:54
脳も一つの身体。脳は感情が生まれる因果の連鎖の中継点に過ぎないね。

21 :考える名無しさん:2005/10/07(金) 22:14:45
今野健『スピノザ哲学考究普遍数学の樹立と哲学の終焉』入手

22 :考える名無しさん:2005/10/10(月) 19:01:17
上野のスピノザ入門また出るね

23 :考える名無しさん:2005/10/11(火) 18:20:13
>>22
詳しく

24 :考える名無しさん:2005/10/18(火) 01:29:57
◆◇現象学・再入門◆◇
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1113453465/

ここで『エチカ』の講読が始まるようだ。


25 :考える名無しさん:2005/10/28(金) 18:08:01
スピノザの哲学って荘子や般若心経と似ていますね。

26 :考える名無しさん:2005/10/28(金) 18:11:46
>>21
すげー
その電波本俺も持ってるw

27 :考える名無しさん:2005/11/10(木) 16:18:23
http://images-jp.amazon.com/images/P/4478860513.09.LZZZZZZZ.jpg感じる脳 情動と感情の脳科学 よみがえるスピノザ
アントニオ・ダマシオ


28 :考える名無しさん:2005/11/16(水) 00:10:40
/:::::::|/::::::::::|   ...|:::::|.i::::,,,---::::::::i:::::::i::::||:::iあっははは! なあに? この変なマンガ本の山は?
:|::::::::::::::::::::::i...ii  .i::::::ii::/.,,─-,,"ヽi:::::::i:::ii:::::|「おにいちゃん、もうダメッ……!!」って、何これ?
:i::,,-""""-::::i..i:i  |:::::::::::.i  .. i...i:::i:::::i:::ii:::::iあんた、いつもこんなの見て、その粗末なモノを一生懸命こすってるの?
i:i .,-""..ヽ::::ii:::i ..i"".. "..,,__丿ヾ:i::::i:::ii::::::|道理でイカ臭いわけだわ、このマンガ本。ページもガピガピだし。
i,,i |   ..|." ...i i         ...i::i::::ii::::::|どうせあんた、現実の女と寝たことなんてないんでしょう?
i::",,,ヽ ,,/   ii          ....i:::::i:::::::|こんな子供の裸見てオナニーなんて、人間として恥ずかしくないのかしらね。
::::::::""      i          ...|::::::::::::::i……あら、どうしたの。私に罵られて勃っちゃったわけ?
:::"        ..ヽ:::::::::::::      i::::::::::::::|幼女趣味だけじゃなくて、そっちのケもあるの? サイテーね。
ゞ        :::::::::.,,, --,,"    ,":::::::::::::|そんなサイテーなあんたは、せいぜいそこで一生しごいてなさい。え、何?
-".,,      --,,,"   ./    .,"::::::::::::::::l私にやって欲しいって? あっはははは、冗談でしょ? 私が? あんたのを?
::|::::ヽ       ."- .-"::::::::: /::::::::::::::::::::|誰がそんな汚いチンポに触ると思ってんの? 寝言は寝てから言いなさいよ。
::::i::::|:"--.,.,,,   :::::::::::::::::::::::::/:|:::::::::::::::::::::::iこうして見てあげてるだけで有難く思いなさい、ロリコン童貞!
::::::::::::::::::_,r-┤"--.,,,,,:::::::::::,-":::├、,:::::::::::::::::::lほらどうしたの。さっさと出せば? いつもやってるでしょ? あっははは!

29 :考える名無しさん:2005/11/17(木) 21:19:12
>>28
迷惑。

30 :考える名無しさん:2005/11/26(土) 23:33:35
>>9
亀レスだが『大学』にも似たような文があるよ。

小人閑居して不善を為す。至らざるところなし。

31 :考える名無しさん:2005/11/26(土) 23:36:48
意訳 「ひきこもりにろくなやつはいない」

32 :考える名無しさん:2005/11/30(水) 20:12:06
現代語訳「これだけは断言できる──2chの哲学版に深夜独りで貼りついているような輩どもは、世のためになるような事など何一つしていない。」

33 :考える名無しさん:2005/11/30(水) 20:13:49
エチカ表参道
http://www.tokyometro.jp/echika/

34 :考える名無しさん:2005/11/30(水) 20:26:37
散歩してみれ↑


35 :考える名無しさん:2005/11/30(水) 20:37:21
>>33
やっぱり。絶対誰かがこのスレに貼ると思ったぜw


でもなんでこんな名前?

36 :考える名無しさん:2005/11/30(水) 21:27:47
駅+地下

まんまですがな

37 :考える名無しさん:2005/11/30(水) 22:06:29
>>36
orz


なんてひどいネーミングセンス。

38 :考える名無しさん:2005/12/13(火) 09:44:19


39 :考える名無しさん:2005/12/13(火) 22:51:19
スピノザの思想って、仏教に完膚無きまでに批判されているよね。

スピノザの様態論は、縁起と空の理論に通じる部分がなくもないが、
実体を措定している段階で、龍樹の思想に完敗。

まー幼稚なヘーゲルだカントだのプラトンだのに比べればましだけど、
こちらから見ると、いい線まで行ってるのに、結局、西洋思想の限界を
最も赤裸々に露呈した思想にしか見えないよね。

40 :考える名無しさん:2005/12/14(水) 18:34:05
>>39
アホ?

41 :考える名無しさん:2005/12/17(土) 16:51:47
>>39
天才!?

42 :考える名無しさん:2005/12/21(水) 08:56:10
いきなり定理2でつまづきました…

定理二 異なった属性を有する二つの実体は相互に共通点を有しない
証明 定義三から明白である。なぜなら、おのおの実体はそれ自身のうちに存在しなければならず
かつそれ自身によって考えられなければならぬから、すなわち、一の実体の概念は他の実体の
概念を含まないから、である。

定理2には「異なった属性を有する」とあります。
しかし「なぜなら」以降の論証は二つの実体が想定されれば必然的に全て適用されると思われます。
二つの実体は、ではなく、なぜ「異なった属性を有する」という説明が付くのでしょうか?
それとも実体は全て異なった属性を有しているといいたいのでしょうか?

43 :考える名無しさん:2005/12/21(水) 09:01:44
属性とは悟性の様態である。


44 :考える名無しさん:2005/12/22(木) 07:30:32
42です。

エチカ読んで考えててきづいたのですが、もしかしてスピノザは同一の属性を持った実体が
複数存在する可能性を少し考えていたのでしょうか?
定理五(同一属性を有する二つあるいは多数の実体は存在しえない)の証明においては
「もし単に属性にの相違によって区別されるなら、そのことからすでに、同一属性を有する
実体は一つしか存在しないことが容認される」
として、「存在しない」と言い切らずあくまで「容認される」と、我々の知性を前提にしてるように言ってるように思えます。
つまり同一属性を有する実体が二つ以上あったとしても、それを区別はできないことから、複数かどうかは知りえないのだから
一つしか存在しないことを容認するだろうということなのでしょうか?

だとしたら定理二でわざわざ「異なった属性を有する」と断りを入れた理由もわかるような。
同一の属性の場合には、定理二の証明は適用できないと考えていたのでしょうか。
そうだったとしても、我々には知りえないのだから考えるだけ無駄だと思ってたとか?

45 :考える名無しさん:2005/12/22(木) 21:33:58
白水社の哲学の現代を読むシリーズで
萱野稔人がスピノザを書くらしい。
出たばっかのドゥルーズの裏ニ書いてある。


46 :考える名無しさん:2005/12/22(木) 21:49:47
ドゥルーズの「スピノザ」読めばいいんでないの。
電車のなかで読んでたら最後のほうで涙止まらないほど感動した。
訳者もきっと涙なしには訳せなかっただろう。ドゥルーズはやっぱりいい奴だ、とおもた。

47 :考える名無しさん:2005/12/22(木) 22:28:37
確かに、ドゥルーズのスピノザの読み方は、
読んでいてすごく元気付けられた。
生の哲学としてのスピノザか。

たとえ、それがスピノザの読み方として異端だとしても。

48 :考える名無しさん:2005/12/24(土) 00:22:08
いや、異端じゃないよ。スピノザの関心は<生>にしかなかったのは、おそらく事実だよ。

それは、彼の著作や書簡の端々から構成的に浮かび上がる推定的事実だけど、単なる推理や憶測では、断じてない。

書かれた文字だけしか見られない解釈屋(ほとんどの哲学研究者)が、このスピノザの《魂》を見損なうのさ。

49 :考える名無しさん:2005/12/24(土) 20:05:04
生の哲学とか、変な用語持ち出してスピノザ回収するなよ
あと、おまいのなくもがなの研究者への言及は、コンプ抱えた低学歴じみてて痛い

50 :考える名無しさん:2005/12/24(土) 21:05:34
生の哲学なんて用語で回収してないさ。スピノザはベルクソンでもディルタイでもないのは明らか。
ただ彼が〈生〉に最大の関心を向けていたって言っただけ。
その指摘は、まさしくスピノザの哲学を「生の哲学」と名指ししたドゥルーズに、どうか言ってやってください。

研究者云々は、世に「最高学府」とか言われているところでスピノザとは別分野とはいえ「哲学研究者」やってたんで、
反省と自戒を込めて言っただけ。

何にご立腹なんですかね。

51 :考える名無しさん:2005/12/25(日) 02:41:04
アホ?

52 :考える名無しさん:2005/12/25(日) 02:49:40
天才?

53 :考える名無しさん:2005/12/25(日) 13:00:34
こんなのがもし東大の学生だとするなら、俺税金払いたくないな。

54 :考える名無しさん:2005/12/25(日) 17:29:54
こんな東大の学生にこそ、税金をちっとはくれてやるべきだろう。
むしろ研究者づらした税金のハイエナかウジ虫に過ぎない文系東大院生を一掃せよ!

55 :考える名無しさん:2005/12/26(月) 01:01:38

            o          o
            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
            / ということで   /
           / スピノザはもはや /
          / 終了いたしました /
           /          /
          /  ありがとう    /
         /  ございました  /
         /          /
        /    モナーより /
       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
  ∧_∧   /          / ∧_∧
( ´∀`)/            /(´∀` )
(    つ          ⊂     )
| | |             | | |
(__)_)           (_(__)



56 :考える名無しさん:2005/12/26(月) 01:59:00
ずれすぎですよ

57 :考える名無しさん:2005/12/26(月) 19:08:36
       ,:::-、       __
      ,,r::::::::::::〈:::::::::)    ィ::::::ヽ
      〃::::::::::::;r‐''´:::::::::::::::::::::ヽ::ノ
    ,'::;'::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::
     l::::::::::::::::::l::::::::::●::::::::::::::●:::::ji
    |::::::::::::::::::、::::::::::::::( _●_)::::::,j:l  クマー!
    }::::::::::::::::::::ゝ、::::::::::|∪|_ノ::;!
.    {::::::::::::::::::::::::::::`='=::ヽノ:::::/     
    ';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/
      `ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ
【ラッキーレス】
このレスを見た人はコピペでもいいので
10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です。

58 :考える名無しさん:2005/12/27(火) 03:10:02
スピノザ読みつつ村上龍読んでてさ、
「脳みそが豆腐みたいだ」みたいな描写を思い浮かべてね、
それも全部神の様態だなぁなんて思いながら便所に入ったらさ、
脳みそも俺もうんこも全部神の様態なわけでさ、
そうなるとあらためて人間が生きてる意味って自己満足なんだなぁって感じて、
でも手品の種を知ったらあえて騙され続けるしかないわけでさ、
俺もうどうしようかと思ったよ。偶然の産物ってわけでさ。
もちろん大体知ってて、それを求めてスピノザを読んだのではあるけれど。

でもね、スピノザを読んで、理屈を大体飲み込んで信じることができて、
最後の最後の最後の最後で、スピノザのスタート地点である、
最大強度の幸福それ自身を信じきることができないのって、
それってかなり不幸じゃないかな?

俺って読み方間違えすぎかな?
たしかに結構適当に読んでるのだけれど。どうかな、結構切実に。
でももうちょっと読んでからまたくるよ。真夜中に汚してゴメン。

59 :考える名無しさん:2005/12/27(火) 03:25:25
ごめん、偶然の産物はまずいね。
必然の産物なんだけどさ。
まぁでも俺(個人)は俺にとっては偶然じゃない?だから許して。

さらにごめん、暇だから続けるんだけど(駄文に興味ない人は流しておくれ)、
そういやスピノザを読んでていつも思い浮かべるのが
原典を読んだ事はないけれど(そのうち読みたいのだけれど)、
ハイデガーの書物が存在を直覚するための道であるっていう、
どっかの新書かなんかで出くわした言葉。
同じ意味でスピノザもハイデガーもある種の宗教書なのかな。
だとすると中の原理は信じれても、でも最終的なトコが信じれないんだなぁ。
スピノザ好きになったのは、
知性≒理屈で感情を乗り越えられそうだったからなんだけどね。
いやはややっぱり俺は感情に隷属させられてますよ。あぁどうしよ。

ところで大江健三郎がスピノザを読んでる理由って何か知ってる人いる?
たくさんの小説で全てが相互関係だみたいな思索の跡は垣間見れるんだけれど、
いまいち核心に至らない。
っていうかこういう究極的に自己中な人がスピノザを5年読んで何を得たのだろうと思う。
って最近の3部作はまったく手を付けてないから(近いうち読もう)、わからんのだけど。

最後にできれば知りたいのだけれど、
わりとスピノザを理解して、スピノザ的に生きたり小説なり哲学を書いたりした人間がいれば、
ゲーテとかニーチェとかそういうんじゃなくて、教えてほしい。
ちなみに俺から一人挙げるとモームという作家がおります。
スピノザを心のそこから理解するのって見た目無味乾燥なエチカを繰り返し読むだけじゃなくて、
そういう経験に祈るように親しむ=小説を読んでor映画を見て感動したりとかが、
わりと大切な気がするんだよね。

あぁ深夜にごめんよ。超書き方も考えてないし。すまん。それでは本当に去るとする。

60 :考える名無しさん:2005/12/27(火) 03:27:54
神社、仏閣板の者だが、スピノザさんの言う「自由意思は有り得無い」ってのも、それらしき語句が『般若心経』に書いて有る事に気付いた。
「無色無受想行識」
「無智亦無得」

自由意思が無いなら生きる事は無意味かと思いたくなるが、自分はその無意味であることを「意味」として生きて行こうと思う。
これがおれにとっての仏教であって、哲学だな。


♪無念の念を〜念として、行くも〜帰るも余所〜ならず、無相〜の相を相として、歌うも舞うも矩の声…

『白隠禅師座禅和讃』

61 :考える名無しさん:2005/12/27(火) 03:28:35
あーなんで科学は信じれるのにスピノザは信じれないのだろうね!!!
それではオヤスミ!!!

62 :考える名無しさん:2005/12/27(火) 03:39:25
スピノザは仏教の空の思想と似てるところはあるよね?

63 :58,59,61:2005/12/27(火) 03:46:39
レスがたまたまあったので最後に。

>>60
無意味を意味にするってさ、それはスピノザと違うよ。
俺は超適当な解釈だから、他の人が補ってほしいけれど、
スピノザはあなたの言う生きる意味の根拠を、
自由意志がない人間のさらに上位に置いている。
それは<神すなわち自然≒世界>を信じることが何にもまして幸せであるということ。
スピノザが自由意志はありえない、と言うのは、
単純に人間は外部の力によって自動的に動かされているだけだというような意味。
自由意志と思っているのは、外部の力による必然的なもので、
でも自分には(上のカキコの俺みたいに)偶然に見えるから、そう信じてしまうだけだよ、と。
だから、スピノザは言う。
外部依存的な人間では受動的で真の幸せなんかには辿り着けないから、
唯一絶対の<自然≒世界>こそを起点として全ての物事を捉える努力をしなさい、と。

神社仏閣板に行った事はないけれど、
(でも俺も日本人で仏教的だからスピノザ好きになった部分もあるのだけれど)、
スピノザは無意味であることを意味にする、というような考え方はしない。
それは悪く言えばあまりにも安易な考え。
なぜなぜなぜ?の理屈を完璧に積み上げていく。

もしよければスピノザを本当に神社仏教板的な観点で読んでもらいたいな。
俺自身、そのうちそちらにも手を出したいと思っているから。
そしてできればその般若心経を古文の苦手な俺も読める文章に訳してください。

64 :60:2005/12/27(火) 04:37:53
>>63
レス有り難う。まあ起きたら読んで欲しい。
先ず、スピノザと仏教が全く同じとは言わない。がよく似てると思う。
自分は仏教に則して生きようと思っている。しかし、実はそうすることはスピノザ的生き方にも繋がるのではないかと考える。
なぜこんな事を言うかと言うと、63さんのレスにあるスピノザのだした結論は仏教の悟りによく似てると思うし、
また、「無いから有る」と言った東洋的な考えも、無理に一言で言えば、「全ては一つで万物は相対的」と言いたいわけで、スピノザ汎神論にも一致すると考える。
取りあえず両者とも目指してるものにそう違いは無いと思う。
全く同じかは微妙だが…

因みに訳は、
「色(現象、物)も無く、受(感覚)も想(思い、念)も行(意思)も識(認識、知識など)も無い。」
「絶対知も無ければ絶対知を得る事も無い」
般若心経スレに行くと色々な解釈が見れると思う。

あと、スピノザ研究の際、独断と偏見でお勧めする哲学書がひとつ

つ『荘子』


65 :60:2005/12/27(火) 04:56:02
>外部依存的な人間では受動的で真の幸せに辿り着けない

この辺も共通してる。

「縁起でたまたま成り立ったこの身だが、主体性は失うな。失ったら元も子も無い」と禅宗の坊さんが言ってた。
禅宗は無心、無我を説くが、「無我を我」とするのと単なる埋没は主体が生きているかどうかで違うのだろう。

お釈迦様も言った。「天上天下、唯我独尊」


66 :考える名無しさん:2005/12/27(火) 21:26:29

            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
          / ということで   /
           / スピノザはもはや /
          / 終了いたしました /
         /           /
         / 300年以上のご愛顧 /
         /  ありがとう     /
         /   ございました  /
        /     by モナー  /
        / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
∧_∧   /            / ∧_∧
( ´∀`) /            / (´∀`  )
(    つ            ⊂      )
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(__)_)             (_(__)


67 :考える名無しさん:2005/12/27(火) 21:30:32

              /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /
              /ということで         /
             /   スピノザは無事に /
             /  終了いたしました   /
            / 300年以上にわたる   /
            /     ご愛顧      /
           /  誠にありがとう     /
          /      ございました  /
          /                /
         /        byモナー   /
         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
  ∧_∧  /                /∧_∧
 ( ´∀`) /                /(´∀` )
 (     つ               ⊂     )
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 (__)_)                  (_(__)



68 :考える名無しさん:2005/12/29(木) 12:25:27
浅学ながらあえて仏教とスピノザの違いを考えるなら
仏教は神(梵)の概念をより正確に持つ人間(仏)に価値を置き、
仏の慈悲に期待する訳だがスピノザは人間の自由意志すら認めない。
仏教は仏を定義して仏のありようを決定できなかったが
諸々の生物相互の関係によって説明するスピノザの方が徹底的だと思う。
仏教思想、ならびにスピノザの専門家からは激しくツッコまれそうだが。

69 :考える名無しさん:2005/12/29(木) 13:17:34
> 仏教は神(梵)の概念をより正確に持つ人間(仏)に価値を置き、
> 仏の慈悲に期待する訳だが

ここは微妙。「神の概念をより正確に持つ人間に価値をおいた」のだとしたら、ある意味、スピノザも同じ。
慈悲に「期待」するのは、仏教でも、浄土系の思想に強く、禅宗の伝統ではそもそも期待などしないし、してはならない。

> スピノザは人間の自由意志すら認めない。

仏教も「一切」が縁起によって生起するとする点では、人間の自由意志を認めていないとも言える。主体性を認めるということと、行為の起点ないし起源としての自由意志を認めることは別で、それは、スピノザも仏教も同じ。

> 仏教は仏を定義して仏のありようを決定できなかったが

むしろ逆じゃないか。仏を定義はせず、仏の有り様(悟った状態または悟りに至るまでの手段)については、様々に語り、実践してきたのでは?

> 諸々の生物相互の関係によって説明するスピノザの方が徹底的だと> 思う。

生物相互というより、万物を空と縁起(=相互依存性)で語り尽くす点で、徹底性では仏教のほうが勝る。

70 :68:2005/12/29(木) 14:08:31
>>69
>むしろ逆じゃないか。仏を定義はせず、仏の有り様(悟った状態または
>悟りに至るまでの手段)については、様々に語り、実践してきたのでは?
実践した、というが日本、中国、東南アジアの仏教では活仏を認めてないわけで、
仏を実践したとは言えない。梵の概念を持った時点で仏を定義した、とは言える。
翻ってスピノザは生物がコナトゥスの元に相互に肯定的に生きることを決定できた。
双方とも実践的ではないがこの点でスピノザの方が勝る。
>生物相互というより、万物を空と縁起(=相互依存性)で語り尽くす点で、
>徹底性では仏教のほうが勝る。
しかし仏教は仏の有り様を決定できなかった。仏ならこうなさるだろう、
という理屈が通らない存在だからだ。(実践は出来ようがない)
スピノザの行う肯定も雲をつかむような話だが、そもそも哲学は具体各論ではない。

71 :考える名無しさん:2005/12/29(木) 15:00:28
仏の実践については、原始仏教も禅も行っており、「悟りを開いた人」という意味での仏陀をめざし、また、それに限りなく近い存在になっている人々の数は数知れない。たとえば、初期仏教の伝統を伝えるビルマやスリランカでは、仏の認識に至るまでの方法論は確立されている。

> 梵の概念を持った時点で仏を定義した、とは言える。

梵という言葉が、ブラフマンを意味していると捉えるなら、梵は仏の定義ではない。「梵我一如」などは、リグ・ベーダ聖典などに見られるバラモン教の思想であり、仏教ではない。

> 翻ってスピノザは生物がコナトゥスの元に相互に肯定的に生きること> を決定できた。
> 双方とも実践的ではないがこの点でスピノザの方が勝る。

コナトゥスを規定したことが、生物相互が肯定的に生きることを決定できたというが、生物相互が肯定的に生きる事を決定しているのは仏教も同じ。特にスピノザのほうに優があるわけではない。
双方とも実践的ではないという発言は、意味が不明。十分、双方とも、実践的である。

> しかし仏教は仏の有り様を決定できなかった。仏ならこうなさるだろ
> う、という理屈が通らない存在だからだ。(実践は出来ようがない)

「理屈が通らない」、「実践はできようがない」という意味がわからない。仏教は徹頭徹尾「理屈の宗教」であり(阿弥陀信仰と仏教を混同してはならないのは言うまでもない)、「実践の宗教」であるのは周知の事柄。様々な仏教者の社会活動がそれを証明もしている。

「スピノザの行う肯定が雲をつかむような話」だと思っているなら、スピノザについての理解が足りないし、「そもそも哲学は具体各論ではない」という通俗的な一般論は逃げ口上に過ぎない。

72 :68:2005/12/29(木) 15:22:49
荒れてきたので掻い摘んでレスするが、
>「実践の宗教」であるのは周知の事柄。様々な仏教者の社会活動がそれを証明もしている。
実践という論点を持ち出してきたのは69であり、自分はそもそも問題にしていない。
>「スピノザの行う肯定が雲をつかむような話」だと思っているなら、スピノザについての
>理解が足りないし、「そもそも哲学は具体各論ではない」という通俗的な一般論は
>逃げ口上に過ぎない。
スピノザについての理解が足りないのはその通りかもしれないが、
自分はその点について「具体各論ではないから問題にはならない」と主張している。
哲学は具体各論ではないし、仏教思想も各論的ではない。
(各論に展開する努力は否定しないし、
仏教思想から各論に合理的に展開出来るのであれば自分の主張は前提から崩れるだろう)
……まあ2,3日止まってたようなのでネタ振りのつもりだったが荒れてしまったな。

73 :考える名無しさん:2005/12/29(木) 16:30:12
そりゃ、あんたの書き込みスタイルに、
スピノザを正当に扱っていない様子がありありと見えるからだよ

74 :68:2005/12/29(木) 17:47:23
>スピノザを正当に扱っていない様子がありありと見えるからだよ
スピノザ中心に勉強しているわけではないのでそれは事実だと思うが、
そんな理由で批判されたくはない。
また、69・71もそんな理由でレス付けたりはしないだろう。
あくまでこちらの主張の問題点を批判しているのだ。

75 :考える名無しさん:2006/01/09(月) 04:51:09
エチカ読み始めた。
いきなりQ.E.D.Q.E.D.書いてて、なんか厨臭く感じたw。
まぁ、全部読んでみる。

76 :考える名無しさん:2006/01/09(月) 05:56:47
エチカって何だ?
エロチカの兄弟か?

77 :考える名無しさん:2006/01/16(月) 21:15:46
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4906502091/
これ良書でしょうか?

78 :考える名無しさん:2006/01/16(月) 21:16:18
age

79 :考える名無しさん:2006/01/16(月) 21:51:35
スピノザ最高!
スピノザの思想を小学生から、いや幼稚園児から教えるべき。

80 :考える名無しさん:2006/01/16(月) 22:52:08
>>79
間違いなく親御さんから苦情が来るだろうな。
スピノザ思想の骨子はとてつもなく簡単なのに受け入れるのは難しいよ。

81 :考える名無しさん:2006/01/21(土) 17:29:17
事態や文はスピノザの言葉では何に相当するんだろう?

事態が観念で、文は観念の観念かね……。

82 :考える名無しさん:2006/01/26(木) 23:10:58
自由主義的なスピノザと思想は大きく違うが棄教ユダヤ人として
マルクスなどにも少なからず影響を与えているのかもしれない。

83 :考える名無しさん:2006/01/28(土) 00:04:25
第41回スピノザ研究会のお知らせ

上野修氏著『スピノザの世界―神あるいは自然』(講談社現代新書)合評会
日時:2006年1月28日(土)、14:30開場/15:00開演/18:00頃終了
会場:東京大学駒場2号館(地図)3階308号室(京王井の頭線 駒場東大前駅徒歩5分)
評者:工藤喜作氏(目白大学)、入不二基義氏(青山学院大学)、吉田和弘氏(科学ジャーナリスト)


84 :考える名無しさん:2006/01/28(土) 00:12:37
駆動

85 :考える名無しさん:2006/01/29(日) 02:22:51
おわっちゃったのかよ

86 :考える名無しさん:2006/02/10(金) 16:48:53
チンポ太郎がエチカの読書会しているってさ。
でもなんで現象学スレ?

87 :考える名無しさん:2006/02/13(月) 13:28:50
>64=60 二三年ここにこなかったけれど、ハゲドウって、まだ使う?
使うのなら、ハゲドウ。荘子の「万物斉同」と、スピノザ=ニーチェ
=ドゥルーズ的な ALL IS EQUQL とは、無縁ではないの
でしょう。スピノザに風とか、飛翔というイメージを持つ人は多い。荘子
にも飛翔のイメージがある…。
雑然と言ってみれば、まず、仏教といっても「無記」から高度に思弁的な
立場まで、いろいろあるので、たんに一個人としてのスピノザと比べるの
では、さすがのスピノザもかわいそうかもしれない。しかし、因果のこと
わりを仏教が我有化するとしたら、それはまちがっている。スピノザは核
心に触れているのだから(そもそも仏教インド哲学の分派だ…)。

88 :考える名無しさん:2006/02/13(月) 23:05:00
>>86
全部読むと分かるよ。最初現象学をやろうとしたが付き合う奴がいなくて
読んでほしい本を公募したところ、エチカになったらしい。

89 :考える名無しさん:2006/02/17(金) 08:09:02
でも実際はほとんど集まってないな。
お前らも行けばいいのに。

90 :考える名無しさん:2006/02/23(木) 22:34:06
ヨベルのスピノザ買ったよ。高すぎ

91 :考える名無しさん:2006/03/01(水) 22:24:21
異端者の系譜って椰子ね。昔古本で買った。で、
デリダとスピノザについて論じてくれません?
最後のインタヴューで、自分は何たらのマラーノだと
言っていたような気がするのですけれど…

92 :考える名無しさん:2006/03/03(金) 21:09:30
スピノザの入門書でおススメありますか?
エチカで書かれてる内容は、国家論を読む上で必須でしょうか?

93 :考える名無しさん:2006/03/05(日) 22:37:35
↑ それは上野さんの講談社現代新書のでしょう。そのうち「エッセンス」の
方もでるだろうからよろしく。

94 :考える名無しさん:2006/03/07(火) 19:33:43
>>92
波多野精一『西洋哲学史要』のスピノザの頁はすんごく分かりやすかったよ。
http://www.michitani.com/books/ISBN4-89642-027-6.html

95 :考える名無しさん:2006/03/12(日) 17:36:26
上野修の『スピノザの世界』を読まないことには始まらないな。

96 :考える名無しさん:2006/03/16(木) 14:19:54
浅野俊哉 『スピノザ──共同性のポリティクス』 洛北出版
http://www.rakuhoku-pub.jp/index.html

スピノーザ、小尾 範治 『哲学体系』(名著/古典籍文庫―岩波文庫復刻版)
一穂社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861811090/ref=pd_ecc_rvi_2/249-0674203-5566738


97 :考える名無しさん:2006/03/25(土) 10:24:31
>>96
上の本、アマゾンでも予約可になったみたい。
ジュンクでは品切れだただよ。

98 :考える名無しさん:2006/03/28(火) 06:58:48
浅野俊哉「スピノザ」、漏れは旭屋でゲット。amazonなら、

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903127036/qid=1143288208/sr=1-2/ref=sr_1_8_2/249-0674203-5566738

まだはしがきしか読んでないけど、期待できそな予感。

99 :考える名無しさん:2006/04/09(日) 07:23:08
↑んなもん、bk1ならすぐ買える。
http://www.bk1.co.jp/product/2660100


100 :考える名無しさん:2006/04/26(水) 08:41:37
エチカを本屋でチラ見したところ、数学の教科書っぽかったんですが、
国家論よりはるかに読み難いですか?


101 :考える名無しさん:2006/04/26(水) 08:51:47
むしろわかりやすい。
哲学の本なんてほとんど読んだことない理系の俺でも、すらすらと理解できた。
って、理系だからああいう感じの書き方を簡単に理解できたのかもしれんがw。

102 :考える名無しさん:2006/04/26(水) 09:23:49
ファインマンは理解できなかったってさw

103 :考える名無しさん:2006/04/26(水) 21:25:31
アインシュタインは、かなり熱烈なスピノザの愛読者。
シュレーディンガーは、スピノザに好意的だったけど、
途中からスピノザは過激すぎて付いて行けん宣言。

104 :考える名無しさん:2006/04/26(水) 22:49:52
スピノザがじつはスファラディでポルトガル語かスペイン語しか喋れなかったの知って読み返してみたら、昔とイメージがかなり違ってた。

105 :考える名無しさん:2006/04/26(水) 22:55:43
必死なのも理系だから( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \.

106 :考える名無しさん:2006/04/27(木) 03:28:14
>>105
学歴板でやってください。

107 :考える名無しさん:2006/04/28(金) 02:32:14
学歴板なのも理系だから ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

108 :考える名無しさん:2006/04/28(金) 20:15:45
上野先生の「スピノザの世界」って知性改善論やエチカを読んでからのほうが理解できるよね。


109 :考える名無しさん:2006/05/04(木) 17:17:41
エチカ読んでて、(当然だけど)自分と考えが違うところが出てきてもにょる。
みんな、どういう風に読んでるの?
スピノザってこういう考えの人なんだ、ふーん、って感じ?


110 :考える名無しさん:2006/05/05(金) 11:03:32
はぁ?

111 :考える名無しさん:2006/05/05(金) 14:35:55
>>109
疑問だったり考えの違うところを変更しながらひたすら内容をトレースして、
自分專用のエチカを作ってみるとかはどう?
めちゃくちゃ時間かかるけど

112 :考える名無しさん:2006/05/05(金) 23:07:46
汎神論哲学の最高峰はエチカでしょ。
スピノザを無神論という人もいるが彼は深く神を信じていたね。

113 :考える名無しさん:2006/05/06(土) 01:58:14
すごく当たり前のことだけど、『エチカ』の叙述形式は、
引用定理や公理にすぐ飛べるハイパーテキスト向きでしょう。
スピノザ協会のリンク集を見れば、ラテン語原書や英訳版の
ハイパーテキストをUPしているサイトが紹介されている。
日本語版は無いけど、『エチカ』を正確に理解したいと本当に思うのなら、
自分で作ればいいんじゃないかな。
もちろん、頁を戻るのが面倒じゃない人や、記憶力がいい人、
頭のいい人はその必要はないだろうから、人それぞれだけどね。

114 :考える名無しさん:2006/05/06(土) 09:34:36
>>113
同意だが、「定理○○より自明」とか追って戻ってばかりで一向に読み進まなそうだな。

115 :考える名無しさん:2006/05/06(土) 21:17:55
っえ、みんなは戻って定理を確かめてないの??

116 :考える名無しさん:2006/05/07(日) 01:18:55
幾何学的な叙述形式を、読み手へのサーヴィス以上のものに見るか、
って問題ね。定理っていっても、数学でいう定理とはモノがちがう
でしょ? 面白いのはスコリーに集中するしさ。

117 :考える名無しさん:2006/05/07(日) 03:36:06
<div id="prop1">
<h3>Propositio 1</h3>
<div class="prop">
<p>Substantia....</p>
</div>
<div class="demo">
<p>Patet ex Definitione <a href="#def3">3.</a>...</p>
</div>
...
</div>

っていう感じに作って、ロード時にhref="javascript:prev(def3)"っていう感じに置き換え、
Ajaxでhrefに入ってるidに相当する要素だけ拾って、ポップアップ風に表示っていうのが利用し易そう

まあ作るのにどれだけ時間かかるか知れないし、出来るかどうかも試してないし、やりたくもないけど

118 :考える名無しさん:2006/05/23(火) 16:48:46
小泉が今週の「週刊 読書人」にスピノザ関係本の書評を出しとったな

119 :考える名無しさん:2006/06/18(日) 20:14:55
今日の読売の読書欄にも書評のってたね、浅野俊哉『スピノザ』。

ちなみにこの人の奥さんは、いまNHKの朝ドラ「純情きらり」を書いている
脚本家の浅野妙子なんだそうな。

120 :考える名無しさん:2006/06/19(月) 09:52:47
永遠の相の下に見るというスピノザの思想は、一切を縁起の法則のもとにみるということと、同じですか?
それとも違う?

121 :考える名無しさん:2006/06/19(月) 15:13:35
>>119
読売の書評
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20060619bk07.htm
浅野俊哉「スピノザ 共同性のポリティクス」(洛北出版)


122 :考える名無しさん:2006/06/19(月) 20:07:29
実は同じ。>120
縁起は、一切の事物は固定的な実体をもたず、さまざまな原因(因)や条件(縁)が寄り集まって成立しているということ。
スピノザの場合、条件も原因(因)に入れちゃうので、一見、違うように見えるだけ。
様態レベルでは、一切の存在は、相互に依存しあって仮の姿として生成しているというスピノザの思想は、時間的・空間的相互依存性=縁起、縁起に依らない存在はない=空 という仏教思想の根本教理と重なる。

けれども、スピノザは、「実体」を立てますわな(笑)。
「それ自身において存在し、それ自身によって考えられるもの、すなわち、その概念を形成するにあたって他のものの概念を必要としないもの」という。
仏教はこんなものは容認しない。このような自立的存在は、いかなるものであれ一切認めない。
大日如来の存在やら遍在やらを言い出す密教系なら認めてしまうが。
中沢新一がスピノザ好きな理由は、そこにある。

123 :考える名無しさん:2006/06/20(火) 13:45:10
>>121
読売の書評は随分簡単だね

124 :考える名無しさん:2006/06/20(火) 19:38:13
スピノザ版で、縁起とか空とかっていわれてもな。

昔、空の哲学だったかを本屋に注文したときに、何日かたって、
「あ、ご注文の、そらのてつがくが入荷いたしました!」って、元気に電話かけてきた、
店員のねーちゃん、元気かな。

125 :考える名無しさん:2006/07/11(火) 16:51:28
上野修の「スピノザの世界」は素晴らしいね
単純に読みものとしてだけ見ても感動的でよかった

126 :考える名無しさん:2006/07/12(水) 00:02:13
>>125
詳しい人にはツッコミどころいっぱいらしいが、入門書として最高だと思う。
なによりスピノザを学びたいと思わせる構成だ。

127 :考える名無しさん:2006/07/12(水) 00:30:42
『スピノザの世界』は面白いよね
あれ読んでデカルト・スピノザ・ニーチェのラインをじっくり読みたくなった

ついでに、上野さんは7/29に『スピノザ―「無神論者」は宗教を肯定できるか』という入門書をもう一冊出すね


128 :考える名無しさん:2006/07/29(土) 12:12:30
>上野さんは7/29に『スピノザ―「無神論者」は宗教を肯定できるか』
>という入門書をもう一冊出すね
情報ありがとう。早速買いに行くよ。

この問題設定だと、一般的には「宗教・政治・哲学の分離共存」ってのが
スピノザの基本的立場だったと思うんだけど、上野さんなら面白い知見を
披瀝してくれるかもしれないね。
既存の宗教については、スピノザはある意味「二枚舌」で、『エチカ』なんか
では徹底的に否定的なんだけど、スピノザ的な無神論に耐えられる人は少数
だから、「信仰の報酬」を求めて「敬虔な生活」を人々がおくる限りにおいて
宗教も有益だっていう感じだったよね。

129 :考える名無しさん:2006/07/30(日) 22:43:49
上野さんの新刊買った。
『神学・政治論』にテーマを絞った本で、
入門本というより講談社新書の補完みたいな位置づけの本だった。

130 :考える名無しさん:2006/07/31(月) 21:31:50
スピノザって文化については論じたことないんですか?

131 :考える名無しさん:2006/07/31(月) 21:32:21
文化つぅか芸術。
政治・宗教に関してはいろいろ述べてたみたいだけれど。


132 :考える名無しさん:2006/07/31(月) 22:14:22
>>129
『神学・政治論』にテーマを絞ったってことは
『精神の眼は論証そのもの』での議論を一般向けに平易にしたってことかな?
それだとあんまり買う必要なさそうだなあ

133 :考える名無しさん:2006/08/01(火) 01:17:25
逆に初心者や「ついでにスピノザも勉強したい」って人には便利かも。
買ってみよう。

134 :考える名無しさん:2006/08/02(水) 00:34:34
>>131
文化/芸術一般について、スピノザはほとんど論及してないね。
いわゆる「美学」的な考察は無いと言っていい。
単に「精神=身体」衛生上の利点を認めているだけで、言い換えれば、
他人を害せず、飽きる(依存的になる)ことのない限りで、文化/芸術的な
ものを楽しむことは賢者にふさわしい生活作法だ、という感じ。
(エチカ第四部定理45備考)
逆に、音楽神秘主義(階音は神もこれを喜ぶ)的な考え方に対しては、
これを一笑に付している。これは多分、人間の感覚にとって快い秩序が、
神=自然=実体にとっても同様であるとは考えられない、ということだと思う。

135 :考える名無しさん:2006/08/06(日) 16:52:43
http://d.hatena.ne.jp/charis/20060806

136 :考える名無しさん:2006/08/07(月) 02:19:09
上野さんのスピノザの世界、実体の定義が間違ってないかね。神即実体って感じで思いきって書かれてないような。
知性改善論読んでるけど、これ入門書なかったらワケワカメ。俺の頭が悪いのだろうけど。



137 :考える名無しさん:2006/08/07(月) 02:26:07
なにが?
スピノザにおいて実体は唯一神のみだよ。

138 :考える名無しさん:2006/08/16(水) 13:40:06
http://www.bk1.co.jp/product/2468185
これってどうよ。
一年前にでたスピノザ本だと思うけどまったく知らなかった。

139 :考える名無しさん:2006/08/16(水) 13:57:10
鷲田さんにスピノザ思想の異例さをお聞きしたのはもう20年も前のこ
とだ。鷲田さんさんはこうおっしゃった。「スピノザは、人間の幸福
はいかなる社会において可能かを徹底的に考え抜いた思想家だったが、
その時スピノザの頭にあったのは大衆である。幸福とはスピノザにとっ
ては、なによりも大衆の幸福でなければならなかったのだ」。スピノ
ザは、それゆえに希有な思考者(デンケン)と言われたのだと。

140 :考える名無しさん:2006/08/18(金) 17:32:53
ヴィゴツキー著《最後の手稿》
土井・神谷ほか訳「情動の理論―心身をめぐるデカルト、スピノザとの対話―」
定価3360円



141 :考える名無しさん:2006/08/19(土) 12:50:49
ハーツホーンも読まずに哲学を語る奴は痛いなぁ

142 :考える名無しさん:2006/08/25(金) 19:39:06
今いろいろ読んでるのですが、属性についていまいちピンとこないので
質問なのですが、結局最終的に人間が理解できる属性ってのは
思考の属性と延長の属性しかないってことなんですよね。

その限られた属性の中にも神の無限の知性、因果、法則(人間には完全には知りえないけど)がはねまわっていると。
んで最終的には延長の属性と思考の属性の一致を見るべし、もとは同じ神の実体なのだから。みたいな感じなのでしょうか。


それ自身でしか考えられないもの⇒属性

ほかに依存されるもの⇒様態 これって現物にあるものと解釈していいんですかね。

属性というのがまぎらわしいのですが 思考の次元と延長の次元って感じでとらえていいものやらいかんのやら
しかし結局 神即実体なわけで。それ自身でしか考えられないものってのが頭を悩ましますです。
・・・神の無限の属性・・・・。

ううむ、上で出てましたが、カントの悟性みたいに考えるといいのかなー。
力技で読んでるんですが、よくわかりません。誰か御教授をば。


143 :考える名無しさん:2006/08/25(金) 21:23:00
属性はそれ自身では考えることは出来ないよ。

144 :考える名無しさん:2006/08/25(金) 21:57:06
>>143
定理10

145 :考える名無しさん:2006/08/25(金) 22:19:05
属性がそれ自身によって考えられるのは実体の本質を表現している限りであって
属性それ自身の存在においては考えない、はず

146 :144:2006/08/25(金) 22:26:07
ああ、そういう意味か。

147 :考える名無しさん:2006/08/25(金) 22:26:22
属性って何?。本質あっての属性。?

色とか、肌触りとか、味覚、触感、情緒、弾力?。

>>142
チミのレスは、かなりー抽象的な悪寒がするなぁ。


148 :142:2006/08/25(金) 22:27:14
ドゥルーズ本を読んでたらなんとなし考え方が変わったのですが、まだもってよくわからん。

ひとまず神世界全部ありき(普通は理解不能というか元からあきらめろ人間)で
人間には一応身体(延長属性)と精神(思考属性)がある、と。
しかし このままではとうてい神の知性には近づけない。

そんなわけで

          延長属性  ‖ 思考属性 ‖ ここからまた別の属性として捉えてよいのかしらん????
       世界 = 身体 ⇒ 身体における観念 ⇒ 観念の観念 ⇒ 観念の観念の観念 ⇒∞
神の観念は結局はこっちに ‖イマギナチオ(表象) ‖ 無限知性   なんかウィトゲンシュタインの論理空間っぽいような

   ほいでこれ全部結局は神の実体なのですよ、ただ受動的に生きてたらイマギナチオで終わっちゃうよ
   頑張って能動的に無限知性で 世界の法則 神の観念を目指しなさい。そこには永遠の相が待ってますよってことかいなん。
それで結局勝手解釈で ドゥルーズ本読み進めてたけど、今度は抽象概念があーたらこーたらってワケワカメ。
ドゥルーズもすごいけど、いったいスピノザがなにをもってこんな体系創りあげれたんだか空寒い。
なんとなくウィトゲンシュタイン(こっちも勉強不足)に似てるような気がするのはイマギナチオで考えてるからだろう、いかんが。

           

149 :考える名無しさん:2006/08/26(土) 05:45:55
論理哲学論考ってタイトルは神学政治論をもじってつけられた。

150 :考える名無しさん:2006/09/01(金) 17:12:07
>>148
趣味で哲学書読んでて、
エチカ読んでツァラ読んで今論理哲学論考読みはじめたとこなんだけど、
スピノザもニーチェもウィトも、
世界への愛、肯定的(能動的感情)、死の超克(というより生のあり方の認識)、
という点で同じくらいみな純粋かつ近い方向性を持っていると想う。

ニーチェは説教臭い部分が多くて(でも自分ダメなのも自覚してるから好きだけど)入り込めなかったけど、
スピノザもウィトも読んでいるとその誠実さに涙が出てきそうになる。ってか出るよ。
俺はスピノザもウィトも信じ切れてないが、大好きだ。
ドゥルーズ本も大好きだよ。最高じゃないか。

言われてみれば論理空間=延長属性+思考属性と言えるかもね。
別の属性は人間には理解(語り)不可能=論理空間の外

本当に何であんな時代にスピノザはあんな考えができたんだろうね。
世の中よっぽどマジメに思い込みなく愛を持ってみてないと無理な気がする。
うわぁ面白い考えだなぁ。

でも148はわからんところをわからんっていってて素敵だね。
俺なんかわからんくても分かった気になってるよ、よく。今気がついた。はは
そして既出だが仏陀も前述三人にかなり近いと思うよ(仏教はまた別だと思う)


151 :考える名無しさん:2006/09/01(金) 17:15:48
ところで、スピノザニーチェウィト仏陀が仮に近いという俺の
ものすごく尊大勝手なる仮定がある程度近いとしたら、
その手の路線で物書いたり作ったりしてる人って誰がいるのか、
知っている人がいたら興味あるのでぜひ教えてほしい。


152 :考える名無しさん:2006/09/01(金) 17:36:03
スピノザの神即自然 ニーチェの運命愛 仏教の一切衆生悉有仏性
は、汎神論的な思想という点で共通するが・・・
ヴィトゲンシュタインは・・・

153 :考える名無しさん:2006/09/01(金) 19:13:47
ライプニッツとスピノザを比較したら、スピノザのが仏教的というのはまぁわかる

154 :150-151:2006/09/02(土) 04:27:32
>>152 >>153
レスありがとう。
少しスレ違いな内容で申し訳ないけれど、論理哲学論考から引用します。
中公世界の名著訳なのでよくないかもしれないし、
間省略しまくっているから怒られそうだけど、
でもどんなもんかは分かると思う。最後の数ページです。

6、362
記述されうるものは、生起しうるものである。そして、
因果法則によって排除されるべきものは、記述され
えぬものである。

6、4311
ところで、死は生の出来事ではない。人は死を体験
することはできない。もしも、永遠とは限りない時間
持続ではなしに無時間性のことである、と考えるなら、
現在のうちに生きている人は、永遠に生きていること
になる。
われらの生に終わりはない。われらの視野に限りは
ないのと同じように。
(4312も面白いのだが長いので省略)

6、432
世界は現にどのようなものであるか。このことは、よ
り高きものにとっては完全にどうでもいいことである。
紙は、世界のなかでは、みずからを啓示したまわない。

そして出てくるよ。


155 :150-151:2006/09/02(土) 04:28:29
6、45
永遠の相の下で世界を直感することは、世界を――
境界づけられた――全体として全体として直感する
ことである。
世界を境界づけられた全体として感ずること、この感じ
こそ、神秘的なるものである。

キターーーー
そしてこのように結語へと続く。

6、552
もとよりことばには出せぬこともある。それはみずから
を示す。それがすなわち、神秘的なるものである。

7
語りえぬことについては、沈黙しなくてはならない。


書きながら涙がちょっと出てきた。
やっぱいいよウィト。


156 :150-151:2006/09/02(土) 04:30:04
神変換間違いすまん。
全体としてx2も間違いです。
興奮しすぎた。


157 :150-151:2006/09/02(土) 04:34:46
俺にとっちゃ論理哲学なり思考や言語の限界なんか
ほんとーにかなりどうでもいいんだけど、
そして俺の果てしない誤読なのかもしれないけれど、
それでも俺はこうしてウィトを読むと、
単なる証明屋だと思っていたスピノザに
敬愛の念を抱いた瞬間と同じような気持ちになるんだ。

そして果てしない誤読だったら本当にごめんなさい。


158 :150-151:2006/09/02(土) 04:39:44
おおおってか6、45の註にこんなことが書いてあった!

以下引用

スピノザの合理主義的または理性主義的な神秘主義と、
ウィトゲンシュタインの論理主義的神秘主義(ひょっとし
たら神秘主義的論理主義)との異同は、改めて追求され
るべき、興味ある問題である。

ほらほらほら!!!
ってか俺、神秘主義好きだったんだね。
言われてみればそうかもしれない・・・。
はじめて知ったさ。


159 :150-151:2006/09/02(土) 04:42:40
てゆーかウィトすげぇ!!!
ちょっとスピノザからしばらく浮気してきます。
何度もスレ汚してすみませんでした。
また来ると思うけど、ではしばらく。



160 :考える名無しさん:2006/09/02(土) 07:19:29
チラシの裏

161 :考える名無しさん:2006/09/02(土) 17:05:40
お疲れ様でした
いてらです

162 :考える名無しさん:2006/09/07(木) 02:45:58
上で出ているウィトの6-431 6-432なんてまさしくスピノザの第3認識ですね。
『神の永遠の相の下に』確か野矢さんの『論哲を読む』にも言及があった気がする。
スピノザの属性のところで考え疲れたのでボサっとベルクソンやら宗教の本流し読みしたあとに
何気に買った岩波新書の『西洋哲学歴史』(熊野さん)と
上のながれで最近バサバサ出てるNHK出版のウィトゲンシュタイン本(入不仁さん)の本に
スピノザっぽいながれを発見したので書きとめておきます。

西洋哲学史はまだアウグスティヌスまでしか読んでないのですが、
第八章の 生と死の技法 にストア学派とスピノザひいてはカント、ニーチェまでの
影が落ちているという言及がありました、はっきりいって感動しました。
どうにもここいらはヘーゲル学派に印象がよかないようですが・・・(詳しいことはよくわかりませんが)
しかしこんなん読んでたらそこいらへんやらアウグスティヌスやらまで外せなくなって底なしな感がしてオソロシカー。
頭がおいつかないのでノンビリ読みすすめてますがかなり面白い本です、早く下巻出ないのかしらん。




163 :考える名無しさん:2006/09/07(木) 03:16:13
ほいでウィト本ですが、これはスピノザの単語は出てきませんが
入りから仏教の話に入ってます、こんな切り口のウィト本は読んだたことありません。
テーマ的にはウィトゲンシュタインの@独我論⇒A言語ゲーム⇒B私的言語って流れになっているのですが、

第二章以降はウィトゲンシュタインの真骨頂ってところなのですが
第一章はかなりスピノザな感がします、感ですいません、なんと言ってよいのやら
ゆるい独我論はスピノザの第@認識
いわゆる実在論(独我論、世界の論理)がスピノザの第A認識
その徹底が第B認識へって解釈は無理がありますねスイマセン。
しかし仏教的法(ダルマっていうのかしら、世界の法則)にウィトを近づけてるのってこの本くらいではないでしょうか。
スピノザと繋がるかは先走りすぎかと思いますが、ウィト⇔仏教的認識⇔スピノザって流れの一冊にでもなればと思いました。
上に出てましたが論理哲学論考ってタイトルは神学政治論をもじってるのって本当らしいですね。
ネットでしか調べてませんし、ムーアの進めでとは書いてましたが、しかしウィトゲンシュタインはスピノザは間違いなく読んでたのではないのでしょうか。
そこらへんどうなんだろ。
しかしこんな薄っぺらな本読むのにかなり時間かかる自分が情けない、しかしこのシリーズって私みたいな素人人間には向いてるかしらん。
これ見るといろんな人がいろんなもん無差別に出してるような印象が・・・哲学者の人って誰の本でも書けるのかしらん、脳みその造りが違いますな。
しかしま、こんな本を学者さんが研究の間ぬって書いて出版してるってのは本当にありがたい話だと思いますです。はい。



164 :考える名無しさん:2006/09/07(木) 22:21:08
岩波新書「西洋哲学史〜近代から現代へ」
9/20 に発売です。

165 :150-151:2006/09/09(土) 03:45:07
こんばんわ。下北半島まで青春18切符を使って行ってきたよ。
帰り道、ひたすら野矢茂樹『論理哲学論考を読む』を読んできた。
この読み方が正しければ、多少は理解できたと思われる。

そして自分の復習も兼ねてまとめ。
しかし圧倒的な読書スピードの遅さには、毎度だが凹む。
エチカなんか1日1時間て決めて読んで結構かかった気がする。
そういえば熊本まで青春18で行った数年前に、
生まれて初めて読んだまともな哲学者の著書が知性改善論だったなぁ・・・。
考えると、俺の考え方にも結構な変化があった。ま、若さだよね。

さて、それでは以下。超すっ飛ばしててごめん。
ウィトには怒られるだろうが、まぁここでは「感覚」が伝わればいい。
経験って言葉を多用したが、単純化するためにこれに詰め込んだ。


166 :150-151:2006/09/09(土) 03:45:40
0<私>は<私の経験>だけから成る
 (「<私の経験ではない>ものから成る私」はあり得ない)

1<私の経験の限界>は<私の語りうること>と一致する
 (語りうることとは、経験から構成可能なもののみ)

2<私の語りうること>は<私の世界の限界>である
 (一応なんとなく補足しておくと・・・
 2−1私の語りうることは私の経験から導出されるものだけである
 2−2−1真となる語りが現実の世界、即ち現実の世界である
 2−2−2可能な語りが論理空間、即ち私の語りうる世界である
 2−3私の世界ではない世界を私は経験不可能である
    (私の経験ではないものから成る私があり得ないように)

3<私の世界の限界>は<世界の限界>である
 3−1私の世界ではない世界を私が経験不可能であれば、世界は唯一つ、
    私の世界だけ。ならば「私」の世界と限定することは無意味となる
 3−1−1世界が唯一つならば、世界はあるようにあり、起こるように起こっている
 3−2人は死を体験しない。
 3−2−1死とは経験主体の消滅であり、
      経験主体の消滅を、経験主体が経験することはない
      言い換えれば、消滅した世界を世界は経験しない
      これは、あえて語るならば、世界の限界の外側での出来事である

4世界はあるようにあり、起こるように起こる
 4−1人はあるようにあることを感じることができるが、語ることはできない
 4−2あるようにある世界を感じることには幸福も不幸も善も悪も価値もない
 4−3幸福や不幸や善や悪や価値を生み出すのは生きる意志である
 4−4生きる意志が幸福かどうかを決定する

5無駄に語るな。その代わり意志を持て。そして幸福に生きよ!


167 :150-151:2006/09/09(土) 03:46:20
けっこー頑張ったつもりなんだけど、
自分でももはや何を書いているのか分からなくなる。数字の順にも特に意味は無い。
こういうのを書く人間って頭おかしいくらい天才だと今あらためて思った。
それでも理解できたっつー人は、どう間違ってるのかをつっこんでもらえたら幸い。

それで結論。

野矢の本を読んでから論考を読み直したわけではないが、
今のところ、スピノザとウィトが目指していた方向性は同じだと思われる。
端的に言えばこれらは「幸福」を目指した哲学。
俺は学の定義とかは全く分からないが、幸福を目指した哲学と言うのは、
もはや幸せとは何かの学、即ち倫理学であって、
それはエチカならばタイトル通り、議論するまでも無いことだし、
論理哲学論考でも上を見てもらえればウィトが目指した地点は明らかではないだろうか。
(たぶん明らかではないと思うが、俺には明らかだ)

ただ注意しなくちゃいけないと思うのは、
>>143が無理と言ったように、
そこまでの過程も近いという解釈には俺は同意しかねる、
というのが野矢の本を読んでみての感想。
目的が同じだから、当然接する態度や結論は非常に似通っていることはあり得る。
だが手持ちの武器が二人とも違う。
時代が違うから当然といえばそうなんだろうけれど、
それは哲学において決定的な事柄なんじゃないだろうか。

例えば永遠の相の下になんて言葉も、
結論として同じことを述べているとは言え、
引っ張ってくる場所が相当異なっているように思えるんだが、どうなんだろう。


168 :150-151:2006/09/09(土) 03:47:28
俺としてはやっぱりウィト好きだ、と思った。
そして後期の著作である『探求』や遺稿に関する本を読みたいとも思った。
たぶん、スピノザを好きになる人はウィトのことも、
興味深いかどうかはともかくとして、人として好きになるんじゃないかな。
ただしそれが何かの役に立つかどうかとなると、それは別なような気がする。

ウィトもスピノザくらいは読んでいたんだと思う。
だって、いくらなんでも読んでるでしょ、それくらいさ。
でも彼の方法において使える部分はあまりないんじゃないだろうか。
ほら、元気出せよ、ってくらいの応援を感じ取ることはあるにせよ。

ところで神秘主義って何だ。
語れずに感じ取ること、それが神秘主義なのかな。
つまり哲学の武器である「語り」を放棄しているから、という理由か?
それなら不完全な人間が全てを語りつくすことはできない、
という俺の基本的な主張は哲学と真っ向から対立するんだろうか。
語りの末に語ることができないという結論に至るのはアリではないのか。
それは語りを否定しているわけではないし、
そこまで行き着くだけでも十分に語りの意味があると思うんだが。

何でそれが神秘主義って片付けられるんだ?
そもそも語れてもてめーだけで理解してる多くの哲学は神秘主義と何が違うんだ。
哲学とは実感に訴えないと意味が無いとどこかの哲学者が言っていた。
論理的には正しくても、それが心に何も引き起こさないなら無駄だと。
神秘主義のほうがよっぽど実感に訴えるというのは、俺がそういう傾向を持っているからか。
でもスピノザを見にくるような奴なんて、みんなそんな気もするがどうか。


169 :150-151:2006/09/09(土) 03:48:06
ずーーーーっと気になってたんだけど、
哲学板(の特にこういう哲学者限定スレ)にくるような人って
大半がみんな哲学科関係の人なのか?
ログ読んでいても、
俺の書き込みなんかしない方がいい気が果てしなくするんだが、
まぁでもどうせ進まないし許してもらえると思って書くが。

俺の疑問が正しいとして、そういう人々は皆やっぱ幸福とは、死とは何か?
とか朝から晩まで考えてるのかね?いっぱいいるのかね?
俺もそういうところに行きたいわ。楽しいのかな。やっぱり苦しいのかな。

でも思うんだけど、
哲学の細かな議論していても、最終的には何を信じるか否かだよね。
そうすると細かな言葉尻とか追ってるのが虚しく見えるんだが・・・。
実際のところどう思ってるのかよくわからん。
まぁそういう細かなところまで追って初めて感じれるところが大きいのか。

しかしもう寝る。
スレ違いの、しかも駄文ですまなかった。ではまた。


170 :考える名無しさん:2006/09/09(土) 23:17:52
>>166
自分の考えをまとめられたメモとしてはとてもわかりやすいものだと思いますし
その書かれている内容にも納得しやすかったです、簡潔な言葉でよかった

171 :考える名無しさん:2006/09/09(土) 23:18:52
>>169
こういうのを名文って思う漏れはやっぱ非常識だべ

172 :考える名無しさん:2006/09/16(土) 02:30:43
ジルソンの『神と哲学』に出てくる次のフレーズ。「スピノザの宗教は、哲
学だけによって人間の救済に到るにはどうすればよいかという問に対する、
形而上学的に百パーセント純粋な解答である。」


173 :考える名無しさん:2006/09/16(土) 02:33:29
講談社の『本』5月号に上野さんが「スピノザから見える不思議な光景」
という短い文章を書いている。

 スピノザは「地球に落ちてきた男」を思わせる(とても地球人とは思
えんよ)。 スピノザは神を非擬人化すると同時に人間を非擬人化してい
る。スピノザの哲学は (「人間」的なものの籠絡からの)静かなデタッ
チメントの哲学だ。すなわち、われわれの身体が物質宇宙の一部分である
ように、われわれの思考も無限な思考宇宙 の一部分である。われわれに
思考があるのにわれわれがその部分である自然に思考がないとするのは不
自然である。われわれの中で事物自身が事物自身について肯定したり否定
したりするようになったとき、われわれの精神は「自動機械」となって、
自分のいる場所(自然)がずっと「神」であったとわかる。カメラが引い
ていくと、帰還した地球の故郷が実は惑星ソラリスの変様部分であるのが
判明するあのタルコ フスキー監督の「惑星ソラリス」のラストシーンを
思い出す。


174 :考える名無しさん:2006/09/17(日) 00:32:35
>>173
うわーいいねー。
上野さんってほんとにスピノザ好きなのね。
もっと本出してほしいですな。

175 :考える名無しさん:2006/09/18(月) 21:49:30
>ところで、スピノザニーチェウィト仏陀が仮に近いという俺の
>ものすごく尊大勝手なる仮定がある程度近いとしたら、

スピノザニーチェウィトまではよかったけど、仏陀で台無しです。


176 :考える名無しさん:2006/09/18(月) 22:24:51
なんか全然スピノザチックでないよ。w


177 :考える名無しさん:2006/09/18(月) 22:31:59
>>176
これもまた完全なる神の本性から必然に出てくる事象なのだ。

178 :考える名無しさん:2006/09/19(火) 03:14:32
釈尊の解釈したダルマ(法、この世の法則?世界の法則というべきかな)の採り方を
スピノザが捉えた無限知性と捉えるなら、あながち世界に対する考え方はまー似てなくもないような。
ただ、結局は釈迦はそのダルマ(因果ともいえるか)から開放されようとしたわけで、
逆に、スピノザはその法則に神の存在を認めてそちらに身を委ねようとしたところが完全に方向逆向きではあると思う。
かたや現世からの離脱、かたや現世の絶対肯定、世界に対する捉え方は似ているのではないでしょか。


179 :考える名無しさん:2006/09/19(火) 11:33:08
ちょwwww
この流れは俺の知ってるスピノザとは異空間にあるようだwww

180 :考える名無しさん:2006/09/19(火) 11:41:51
茶化すつもりはないが、ヴィトゲンシュタインは神を信じていたと言われてる。
スピノザは信じていない。そこに大きな違いがあるし、それは彼らの哲学の違いにも
繋がっているように読める。

まあ、なんだ、頑張れ。

181 :考える名無しさん:2006/09/20(水) 08:05:50
スピノザが信じていないのは、人格を持った神だろ?
神は信じていただろう。

182 :考える名無しさん:2006/09/20(水) 21:40:40
スピノザの神は残酷だな


183 :考える名無しさん:2006/09/21(木) 20:12:09
残酷じゃないよ

184 :考える名無しさん:2006/09/22(金) 04:21:49
そこに残酷さを読み取るのが浅はかだ、というのではないか。
まあ、残酷じゃないと言っても無意味な気もするが。

185 :桜子:2006/09/23(土) 23:57:32
182
残酷どころか愛に満ちてるよ。

過保護、偽善は一切しないが

186 :考える名無しさん:2006/09/24(日) 01:06:18
神を愛するものは自らが神に愛されることを望んではならない

187 :考える名無しさん:2006/09/26(火) 14:44:59
代西欧社会哲学の精髄―ヘーゲル、マルクスからスピノザへ (単行本)
鷲田 小弥太 (著)
¥ 5,250
503ページ
出版社: 彩流社 (2006/09)
マルクス的に解釈された西欧社会哲学との訣別と、スピノザ論によるその批判
をのりこえ、マルクス主義から反マルクス主義への展開=天界を自ら開示し、
思想と理論のバージョン・アップのあり方を示す。鷲田社会哲学を集成。





188 :考える名無しさん:2006/09/26(火) 14:57:04
www

189 :考える名無しさん:2006/09/28(木) 08:04:09
ライプニッツが割りと残酷な神という感じがするけれど

190 :150-151:2006/09/28(木) 10:02:43
自分で創り上げた神を
本当に信じていたのか否か。
それをスピノザに問うてみたい。

それこそ生涯を賭けてあそこまで到達して、
最後に、
高貴なものは稀であると共に困難である、

とか格好いいいいこと言って、

だって実は俺も到達できてないもん、

とか言われたら俺は気が狂う。
そこんとこはっきりさせてほしい。


191 :考える名無しさん:2006/09/28(木) 10:49:22
ただの倫理学なんだからそれでいいんじゃね。宗教じゃあるまいし。

192 :考える名無しさん:2006/09/28(木) 12:41:29
187は要注意だ。漏れは、5000円以上ムダにした。

だって、過去の論文(しかも自分の衆論まで!)を集めて、スピノザについては、
最初の1だけ。しかも、それはすでに持っている『スピノザの方へ』という昔
出た鷲田の本の再録だぜ!

193 :考える名無しさん:2006/09/28(木) 12:53:17
鷲田なんかの本買うからw

194 :考える名無しさん:2006/09/28(木) 13:30:50
さすが小弥太!
壮大な釣り!


195 :考える名無しさん:2006/09/28(木) 15:52:23
通報しますた。

196 :考える名無しさん:2006/09/30(土) 02:22:19
小弥太の本は図書館で読んでネタにしろ。

197 :考える名無しさん:2006/09/30(土) 18:44:12
やってくれたな、また小彌太

198 :考える名無しさん:2006/10/01(日) 10:44:03
ああやって、こうやった(小彌太)

199 :考える名無しさん:2006/10/03(火) 01:07:50
>>192
ご愁傷さまです
でも著者名見た時点で気づけと思うがなwwwww

200 :考える名無しさん:2006/10/03(火) 09:23:37
>198
(購入者)「誰だ、こんなことをしたのは!」

(著者。ぬけぬけと。)「ワシだ。こうやった」




・・・逝ってきます。



201 :考える名無しさん:2006/10/05(木) 04:39:26
教師「スピノザの『エチカ』の本質は何か、今度こそ熟考してみたまえ」
生徒「…叡智か」
教師「ようやくわかったようだね」

    ──ツゴリョーロフ『ロシア小咄集』(岩波書店)より

202 :考える名無しさん:2006/10/08(日) 12:29:57
ひさしぶりに書き込みを。
わしだのことは、論ずるまでもないこと。
釈尊とスピノザの関係について一言。
スピノザ好きは、彼の言ったことがすでに
仏教に先取りされていたと言われるよりは、そうで
ないと言われる方がうれしい。仏教好きは、西洋にも
似たものがあると言われるよりそうでないと言われるほうが
うれしい。どちらにも、公平たれと言っておく。
それにしても熊野の哲学史、読んだけれど、スピノザに冷淡だね。
上巻のおわりに、プロティノスと同様偏愛の対象になりやすいと
言ってるけれど、エティクス学科を出た人は偏愛していないらしい。
ま、プロの哲学やさんは、ドゥルーズは別だけれど、おしなべて
スピノザはライプニッツに劣ると思っているようだね。プロであり
ドゥルージアンでない熊野がスピノザを熱く語るはずはない…

203 :考える名無しさん:2006/10/08(日) 18:39:21
そりゃ、レヴィナスに入れ込んでいる人がスピノザを好きなはずはないわな。
レヴィナスの仮想敵はスピノザだもんな。


204 :考える名無しさん:2006/10/09(月) 11:58:13
スピノザはかなり実践的だよ。
営業の実践プログラムでもよくスピノザは引用されてるし。

205 :考える名無しさん:2006/10/09(月) 12:32:37
>>204
詳しく…

206 :考える名無しさん:2006/10/09(月) 12:49:12
感情に関する定理を実践的に応用することはできるな。

207 :考える名無しさん:2006/10/09(月) 16:49:59
暇なことあると碌なことしないな

208 :202:2006/10/13(金) 16:24:02
to 204
オオワダバクの兄さんに似ていたような気もする会田正人
によれば「全体性と無限」はスピノザ批判の書ではあるけれども
レヴィナスのスピノザに対する態度はそう簡単なものでもない
ということのよう。でも、熊の氏の態度はレヴィナスに入れ込んでるからと
いうよりも俺はプロだから、ってところから来ているのではないか?


209 :考える名無しさん:2006/10/14(土) 01:33:59
[332] 宇根康裕(うねやすひろ)君とのやりとりの文を載せます。私の「ヨーロッパの近代と、近代思想について」論です。
投稿者:副島隆彦 投稿日:2006/09/02(Sat) 07:35:50
http://snsi-j.jp/boards/sample1/89.html
1776年に創設した、神学者(宗教学者)のアダム・ヴァイスハウプトは、「カントに反対して、ジョン・
ロックの思想に賛成した神学者である」と説明されている。この一行の重さを分かる人は、ヨーロッパ近代
というものの重みが分かります。それが分からない人が、何を言っても無効です。 

ですから、日本人として、はじめて、私は、ついに、カントを読み解いた(読解した)のだろうと、思います。
どんな日本人を相手にしても、全て私が説明し尽くすでしょう。
ですから、理性と合理のユダヤ思想に、新教徒(プロテスタント)思想が、敗北したので、そのことを指して、
マックス・ヴェーバーが、『プロテスタンティズムの倫理と近代資本主義の精神』(1904年)を書いて、
このことを説明したのです。

それで、キリストの愛の思想を裏切って棄てた、ヨーロッパの「理性と合理」の知識人たちは、もはや、「愛」
は問題ではなく、「倫理」と「道徳」(すなわち、社会秩序、支配の正統性、体制の擁護)こそは大事だと、
思考(思想)の駒を進めたのです。

このとき、ヨーロッパ知識人たちは、「真理の探究と信仰(宗教)の研究」を諦(あきら)めて、ユダヤ思想
の本態である理性(リーズン)と合理(ラチオ)に総敗北したものだから、それで、お茶を濁すかのように、
「倫理と道徳」(これをカントは実践理性と呼んだ)の研究の方に逃れ出ていったのです。

ですから、スピノザは、「倫理学(エチカ)」を書き、カントは、倫理学の本である、『実践理性批判』を書
いたのです。 こういう大きなことが、ようやく私に分かるようになりました。私は、自分の人生の40年間
をかけて(15歳の頃から岩波文庫の青帯をずっと読んでいました)、この日本語と言う東アジアの一雑種
言語で、この大きな読解に成功しつつあります。


210 :考える名無しさん:2006/10/14(土) 09:26:32
(・∀・)デムパ!! そえしま キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

211 :考える名無しさん:2006/10/15(日) 07:09:33
>202 208
熊野の哲学史、スピノザだけにとりわけ冷淡だとは思わなかったな。
ただ読んでて面白くない。心を打つものがない。
各方面への配慮が多すぎて、自分が出てない。
灯台の助教授が業績のために作ったものだわな。調べて書いたことばっかだし。
ああいうのは、定年近い大家が、おもんぱかりなくおおらかに書くべき。
別にプロ意識とかそんなたいそうなもんじゃない。

もっとも岩波というのが、灯台卒研究者の業績作り同窓会誌発行所だからな。

>208
合田のレヴィナス理解は甘いね。確かに普通に考えられているよりは、
レヴィナスとスピノザは交差するところがあって水と油でもないのだが、
最終的に絶対に相容れないし、レヴィナスがコナトゥスの一面的な理解に
基づいてスピノザを執拗に攻撃し続けてきたのは疑えない事実。

レヴィナスっ子=生まれてきてごめんなさい。私がここにいるだけで、
常に・すでに他者からの審問に晒されているのです。
私は一生その十字架から逃れられず、永遠に完済できない負債を背負って
生きていくしかないのです。

スピノザっ子=生まれてきたからには、元気に力いっぱい生きるよ。楽しいことも
たくさんやって、人の喜ぶこともたくさんできるような人になりたいな。自分が
喜びに満たされることで、他の人たちも幸せになっていくし、他の人たちを幸せに
するようなことをすることで、自分も喜びであふれてくるんだもの。


212 :考える名無しさん:2006/10/15(日) 23:49:12
スピノザに惹かれるも実体概念やらなんやらかんやらがいまいちパッとつかめなくて、
もやもやしてて熊野の哲学史も読むもよくわかんなくて、デカルトで止まる。
こりゃもうしらん哲学なんてもんは俺にはわからんとか思ってたら、たまたま図書館でとってみたうさんくさい(すいません)
平凡社新書の八木雄二ってスコラ哲学の研究者の本読んだら一気に実体概念やらがパラパラ頭入ってきて
あわてて、本屋いって全部(新書三冊だけど)買って今精読中だけど、この人なにもん??
はじめて神学と哲学のつながりをひしひし感じてるのだけど、こりゃいったい。
なんかよくわかんね?神即実体?って実体って概念に疑問もつかたにオススメです。

213 :考える名無しさん:2006/10/17(火) 20:32:39
フロイデンタールのスピノザの伝記やっと見つけた。
460ページもある。

214 :考える名無しさん:2006/10/28(土) 14:42:14
スピノザとエピクロスの思想の近似関係を誰か説明しろ

215 :考える名無しさん:2006/10/29(日) 09:38:36
>>214
自分で調べろ

216 :考える名無しさん:2006/10/29(日) 18:00:52
>>214
俺の勉強のためにも今まとめてる少し待ってくれ。
おそらくストアと絡むはずだけど。デカルトが位置づけしにくい。

217 :214:2006/10/29(日) 20:19:54
いっとくけど別に大学のレポートとかじゃないよ。
俺は趣味で哲学やってるだけだから、細かな資料なんか示さなくてもいい。
単なる好奇心。

218 :考える名無しさん:2006/11/05(日) 06:20:58
スピノザは理性をどのように捉えているのですか?


219 :考える名無しさん:2006/11/05(日) 11:21:54
最高の能力

220 :考える名無しさん:2006/11/05(日) 17:01:00
自由意志と理性の明確な違いがわからん
逝ってくる

221 :220:2006/11/05(日) 17:03:15
理性もその原因が不明じゃね??


222 :考える名無しさん:2006/11/06(月) 01:01:50
少なくともスピノザにおいては全く違うだろ。
スピノザは自由意志という発想が人間を理性から遠ざける悪しきものであり、
神に内在する様態を理性によって正しく理解することで、憎しみや嫉妬におちいらずに
神への愛に目覚めるということになっている。


223 :考える名無しさん:2006/11/06(月) 01:28:52
>>222
サンクス。
レスの意味は、理論としては理解できるのよ。
でも、理性に従った行為だと思ってたことが、自由意志である場合がほとんどじゃね??
「理性」ってどこから出てくるの?


224 :考える名無しさん:2006/11/06(月) 05:05:55
その当たりの根源的な問題は、ドイツ観念論が問うてる。
とくにシェリングは、スピノザ的な体系を壊すことなく自由は擁立できると
いう主旨の議論をやってる。
自由意志とはちょっと違うけどな。
たとえばヒュームは理性なんて恣意的なもの(習慣)に過ぎないという主旨の哲学やってるけど、
スピノザあたりの時代の哲学者は理性に絶対の能力を付与して考えている。
今の時代の人間からしたら超能力みたいなもんだと思えばいい。
だって真の観念は神に内在してるから、真の観念を持ってるものはそれだけで
自分の観念が真であることを知るっていうんだぜ、ほとんど魔術の世界だ。

とはいえ、スピノザの定義する理性は簡単に打ち崩せるもんじゃない。
例えばユークリッド平面上で三角形の内角の和が180°であるという理性の声を
否定することはどう考えても出来ない。
175°の可能性や190°の可能性について論ずることがそもそも出来ない。
このことに何らかの絶対性を見るのはたやすいし、簡単に否定は出来ない。

225 :考える名無しさん:2006/11/07(火) 01:48:19
めんどくさければ一種の仮定だと考えればいいんじゃない?
延々懷疑論に陥ってるよりその方が建設的だし

226 :考える名無しさん:2006/11/07(火) 21:11:54
このスレを読んでたら、スピノザに興味を覚えて
「スピノザの世界」を読み始めているのですが、入門書なのに躓いています。

66ページの「巨大な思考のあるものが部分的にだけわれわれの精神を構成しているとき、
われわれは必然性の感じを失って非十全な観念を感じている。」って箇所なのですが、
巨大な思考はそれ自身で充足していて、真理の本体のようなものだというのに、
それが、部分的にだけ精神を構成するようなことが起こるのはなぜなのでしょうか?

巨大な思考の表象として、十全な観念だけではなく、非十全な観念が想定される時点で
その巨大な思考は真理である必然性を失っているように思うのですが・・・

間抜けな質問で申し訳ありませんが、どなたか教えて下さい。






227 :考える名無しさん:2006/11/07(火) 21:31:50
>>226
盲人と象の寓話を思い出してみよう。

228 :226:2006/11/07(火) 23:36:07
>>227
なるほど
像が巨大な思考で、盲目の人が非十全な観念ですね。

像は像として間違いなく存在しているのにも関わらず
盲目の人はそれを像だと認識する事は出来ない。
目の見える人には疑いようもなく像なのに。

あっそうか!
「光が光自身と闇とをあらわすように、真理は真理自身と虚偽との規範である」ですね!
巨大な思考が真理の固まりであれば、それが真理と虚偽の規範となる。
だから、巨大な思考の存在によって「われわれが真偽をちゃんと区別して感じる」ことを説明出来るのですね。
…読み直すときっちり書いてありますねorz

ありがとうございました。
じっくり読み進めて行きたいと思います。


229 :考える名無しさん:2006/11/10(金) 20:13:43
to 211
遅まきながら、レス・サンクス。
レヴィナスは太宰治だと。
スピノザは、しかしいわゆる生命力にあふれたというタイプの
人ではないでしょ? 「破門の哲学」を書いた人は、スピノザの死に様
(誰にも見取られず死んでいった)がいかにも彼らしいと言っていた。
彼のいう喜びは、ほとんど死の平静みたいなものだと思うのだけれど、
あなたの、そしてみんなの意見が聞きたいな。

230 :考える名無しさん:2006/11/10(金) 22:23:29
立て看板 設置させてください、<(_"_)>ペコリ

『  ☆彡 目も見えず、耳も聞こえぬお人が、桜の木に抱きついている。
桜を、見たい、聞きたい、と言う。
さて、どうやって桜を見せようか?

☆彡 坐禅と見性 四十六章 公案見性
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/psy/1161444933/
而二不二(ににふに)、不二而二(ふににに)、
二ではない(不二、ふに)、一の如し(一如、いちにょ)、それは、ほとけさま(さとり)のことです、どうですか、参禅していきませんか?
問う。
『 この場に坐したままで、30メートル先のローソクの炎を吹き消せ。 』
答える。     ・・・と。

☆彡沢木興道老師のなぞなぞ?

アメリカに 「我が妻は我が父の母なり、我が父は我が子なり、我が妹は我が孫なり」 という言葉があったそうな。

☆彡碧巌録(へきがんろく)第45則 趙州布衫(じょうしゅうふさん)

【本則】
禅僧「万法は一に帰す。では、一はどこに帰しますか」

趙州「私は若い頃、青州に住み、一領の布衫(実務着、サラリーマンなら背広と言うことかと)を作った。  その重さは7斤(4.2kg)もあった」

また、あるひと(ジャック、ラカン) 曰く(いわく)
「世界をキリストが支えている。キリストを聖クリストファーが支えている。では、その聖クリストファーを支えているのは何?」という謎々と同じかと。

‥‥……━★ 友好スレ

精神世界で癒される第16章仙界の癒し大混浴場(バトルなし)
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/healing/1162179911/

231 :考える名無しさん:2006/11/11(土) 06:19:39
>>229
『スピノザの生涯と精神』(学樹書院)に収録されている、
ファン・ローンの覚え書きなんかを読むと、わりと快活な印象ですね。
個人的には、面倒見が良くて、親切で、穏やかで明朗、というイメージです。
まあ、こういったことは、個人個人で違っていていいと思いますが。

232 :229:2006/11/11(土) 21:24:15
みんなサンクス。
to 231 もしよかったら何か一つ例を教えてください。
こちらの印象では、スピノザがたとえば陰湿でないウンコ話で
盛り上がれる人だったのかといえば、そうではない…
ガハハハって笑える人だったのだろうか…
やはり悲劇的精神の持ち主だったように思える。だから好き、
ってことなんですけれどもね。

233 :考える名無しさん:2006/11/12(日) 01:15:21
時代が時代で、やるべきを終えたら、
日向でぽかぽかしながら花の蕾が開くのを眺めたりしたかも・・・

蜘蛛バトルの逸話は何だったっけか・・・

234 :229:2006/11/13(月) 22:59:04
ひまな時には二匹の蜘蛛を戦わせて眺めるのを
好んだというヤツですね。悪口ではないのだけれど、やはり変人…。
「生涯と精神」、高いけど買うことにしました。

235 :考える名無しさん:2006/11/16(木) 18:42:41
スピノザってどこらへんが合理論なんですか?
すんません。ここしか適当な場所がないっぽかったんで…。

236 :幾何学的方法に基づく筋肉マン ◆dOzhRKGv0A :2006/11/16(木) 19:04:39
      ____        
    /      \      
   /         ヽ    
   |  ^   ^     |  
   | .>ノ(、_, )ヽ、    /
   | ! -=ニ=-  ′ 6 l   
.   ヽ  `ニニ´    ,-′   訴えるよカラヤン
     ヽ (((((( /ヽ    
     / |/\/ l ^ヽ   
     | |      |  | 

237 :考える名無しさん:2006/11/16(木) 22:39:57
>>235
まず最初に定義を置いて、そこからの演繹で
どんどん話を進めていくところ

238 :考える名無しさん:2006/11/16(木) 23:20:14
ま、経験論と合理論という二項対立は脱なんとかされるべき
であってね。スピノザのアプローチは経験論的だと
言ったジルさんもいるわけだし。

239 :235:2006/11/17(金) 02:58:22
彼の汎神論も合理論が導き出した物なのですか?
どうも汎神論からは合理論者と位置付けられている理由がよく分からなくて。

240 :考える名無しさん:2006/11/17(金) 19:34:44
汎神論が合理論から出たわけではないのではないのかな。
スピノザはおそらくデカルトの不備(目の前に見えてんのは幻なのかよ)
をなんとかしたくて汎神論って考え方を持ちだしたというか、そういう汎神論的考え方が元からあったのでなかろうか。
合理論ってのはその名前出すと経験論だって合理的ではあるわけで。さてわけがわからなくなってきた。
思うにイスラム経由のアリストテレス解釈(神の力?(形相?)は無機物にまでやどるってやつ)
が連綿とつながってスピノザまできてるのではないのかしらん。
しかしそれを本気でやってしまうと行き着く先は経験論までいってしまうし。

しかたない見えないもんは見えないもんだそれは神がやってんだ人間さまのあずかりしらね。
って力技で体系作りあげてるところが合理的っちゃ合理的か。
いやしかしエチカはいいね、これ読んでるとちょっと宗教的気分になるのは俺だけか。

スピノザのイメージは結構ノンビリ静かなイメージが俺にはあるなー。
エピクロス的というか、ストア的というか、しかし頭はいろいろとしっかり考えてるみたいな。
無口であんまり喋らないけど人の良さが伝わってくるみたいな。
そうでもないと誰も援助してくれないだろうし。
しかし貴族出身でもないから間違いなくお金に困りそうなもんだけどなんかあまり困ってるイメージがないのが不思議。


241 :考える名無しさん:2006/11/18(土) 00:08:48
保護者だったヤンデウィットって確か当時の最高位の権力者の一人だよ
それから、ハイデルベルク大学から招聘来るくらいだし、
思想で大影響与えられるくらいだし、今の日本でいう「芸能人」くらいの影響力とか、
支援を持ってたんじゃない?
知らんけどね

242 :229:2006/11/18(土) 20:40:19
ま、スピノザがつましい生活をしていたことは確からしいにせよ、
貧しかったとは思えない。超好況期の社会にいたことの恩恵を
こうむっていることは否定できない…
汎神論はいわゆる合理論から出てこないだろうね。

243 :235:2006/11/19(日) 02:19:10
>>237>>238>>240>>242
ありがとうございます。
汎神論に関しては、また別物と位置付けて良さそうですね。

244 :考える名無しさん:2006/11/26(日) 23:56:35
>フロイデンタールのスピノザの伝記やっと見つけた。
>460ページもある。
どういう性格のものですか? 学樹書院の高い本にあるコレルス
たちのと比べてどうですか?

245 :考える名無しさん:2006/11/27(月) 05:43:22
フロイデンタール(1839-1907)哲学史家ツェラーの門下。その研究生活のほと
んどをスピノザに傾注。代表作「スピノザの生涯の歴史」(邦訳なし)という資
料集。これは4つの部に分かれている。
第一部ルカス、コルトホルト、ベイル、コレルス、モニクホフ、によるスピノザ
の伝記が集められれいる。
第2部スピノザの家族とスピノザ自身についての役所の公式記録集。
第三部スピノザとその著作についての個人の意見や批判の記録。
第四部以上の伝記、文書、記録などに対するフロイデンタールの注解。
「これが今日においてもスピノザの生涯を知る上で不可欠の第一級のものとみ
なされているのである。フロイデンタールの学問的業績のうちで不朽のものと
みなされる所以である。」(工藤喜作)
「スピノザの生涯」はこれをもとにフロイデンタールが書き下ろして1904に出版。
1927年にゲプハルトが当時の新しい研究成果を註として付加して更訂する。これ
を第二版として、「スピノザの生涯」と「スピノザの生涯の歴史」を合わした
「スピノザの生涯と教説」を出版する。
工藤喜作の手により翻訳されたのはゲプハルトの更訂を経た第二版である
「スピノザの生涯」のみ。479ページ
出版社: 晢書房 (1982/02) ASIN: B000J7LW24


246 :考える名無しさん:2006/11/27(月) 12:07:06
>>245
とっくの昔に買えなくなってるね。
古本屋でもずっと探しているが見かけたことないし。

ちくま学芸、講談社学術、平凡社ライブラリー
どこでもいいから文庫版か廉価版で復刊して欲しいよ。


247 :考える名無しさん:2006/11/27(月) 21:34:53
みんなサンクス。
伝記的な事実は、まあ、知らないよりは知ってた方が
いいんでしょうね。

248 :考える名無しさん:2006/11/28(火) 00:40:39
ドゥルーズはスピノザのエチカでの議論よりも、スピノザがエチカや神学・政治論などで
前提としている考えを読み解こうとしてるように思える。

スピノザの著書そのものはそんなに難解でもないし、むしろ現代の論理学からすると
簡単に誤りを見出せると思うし、俺もいくつか「それはどうよ」って思うところはある。
でもそういった論理全体を貫くスピノザの考えに、ドゥルーズをして「読むたびに背中を突らぬかれる
一陣の風のよう」と言わせるものがあるんだと思う。
単純にエチカを理解してもスピノザは理解できない。

249 :考える名無しさん:2006/11/28(火) 23:48:51
↑ そうそう。付け加えさせてもらうと、Dは「前提としている考え」
の中でも特にグランド・セオリーでないところに注目するわけね。
ところでDのスピノザ講義のCDは、持っていますか?

250 :考える名無しさん:2006/12/01(金) 22:58:02
本日発売の『談』でスピノザの情動論が展開

http://www.dan21.com/

251 :考える名無しさん:2006/12/04(月) 23:17:23
vive asano!!

252 :考える名無しさん:2006/12/05(火) 01:29:48
スピノザとベルクソンでいじってくれよ頭ええ人よ。
スピノザってアホの子なのかしらん。


253 :考える名無しさん:2006/12/05(火) 02:10:43
ラッセルかキサマは

254 :考える名無しさん:2006/12/05(火) 15:30:31
http://hougaku.kanto-gakuin.ac.jp/modules/news/article.php?storyid=29
七日に小田原で浅野さんの話が聞けるみたい。でも小田原遠いな。

255 :考える名無しさん:2006/12/06(水) 17:05:05
ベルクソン自身がスピノザについては、あちこちでいっぱい喋っているじゃん。
読んでつなげられない?
あと、ハートのドゥルーズ本だったら結びつきがある程度わかるよ。

256 :考える名無しさん:2006/12/06(水) 18:47:37
>>255
講義本にのってるん?

257 :考える名無しさん:2006/12/06(水) 19:55:57
載ってるよ

258 :考える名無しさん:2006/12/09(土) 16:43:54
スピノザの神は、氷で出来た神だとベルクソンは言ってたよ。

259 :考える名無しさん:2006/12/09(土) 22:43:25
それは批判のつもりでなの?

260 :考える名無しさん:2006/12/12(火) 08:02:33
微妙
ベルクソンは、スピノザほど、思想の内容と叙述の形式の齟齬が著しい思想家もいないと言っていた気が。

261 :考える名無しさん:2006/12/12(火) 14:06:25
スピノザは力業でエチカをまとめたってことかな。
目的概念のなさはベルクソンに似てると思うけどどうなんだろ。
『創造的進化』と相性はすごくいいと思うのだけど。
時間概念についてはスピノザは薄いよね。まーエチカの倫理的な観点から見ればどうでもいい話なんだけどね。

262 :考える名無しさん:2006/12/16(土) 16:45:38
■12月のワイド版文庫
スピノザ エチカ―― 倫理学(全2冊)
畠中尚志 訳

これは、欲しい。
文庫だと小さいので書き込みしづらかったから。
ただせっかくワイド版つくるなら、一冊にまとめて
もらいたかった。

263 :考える名無しさん:2006/12/16(土) 20:07:02
永遠で無限なる神が直接無限様態を
産出するのは理解できましたが
なぜ間接無限様態が現れるのかイマイチ理解できません。

産出するのは直接無限様態だけで十分じゃないですか?
無限な神が有限な個体にも変状するというのはどうも納得出来ません。



264 :263:2006/12/16(土) 20:54:46
すみません
>>263の下2行は下記に修正です。。


様態は直接無限様態だけで十分じゃないですか?
仮に間接無限様態を認めるにもしても
無限な神が有限な個体にも変状するというのはどうも納得出来ません

265 :考える名無しさん:2006/12/17(日) 01:16:29
>>262
それは自分もほしいな。あとやはり一冊にまとめてほしいよね。
すこし値がはってもいいからさ。現物がみたい

266 :考える名無しさん:2006/12/17(日) 05:53:35
「エチカ」をワイド版で出すよりも「神学・政治論」を復刊してほしいな。
「神学・政治論」だけ持ってないので。

267 :考える名無しさん:2006/12/17(日) 07:48:26
>無限な神が有限な個体にも変状するというのはどうも納得出来ません。

スピノザは「有限な」個物とは言っていない。

>なぜ間接無限様態が現れるのかイマイチ理解できません。

間接「無限」様態と自分で言ってるじゃん。

268 :考える名無しさん:2006/12/17(日) 10:18:46
直接無限様態と間接無限様態は前に俺も悩んだ記憶がある。
なんだったかなー。割とシンプルな理由で納得できたと思うから、
少し考えればわかると思う。

269 :考える名無しさん:2006/12/17(日) 11:44:01
エチカの羅和対訳って需要あるかね。

270 :考える名無しさん:2006/12/17(日) 12:23:59
>>266
>「神学・政治論」を復刊してほしい

最近岩波文庫で復刊されてなかった?

271 :考える名無しさん:2006/12/17(日) 12:37:50
されたよ

272 :考える名無しさん:2006/12/17(日) 12:48:14
神=自然=世界=「私の外部」ではなく「私も含めた”この世界全て”」

273 :考える名無しさん:2006/12/19(火) 02:19:13
第7号 (2006) ISBN4-906502-96-02 本体定価2,200円 発売
--------------------------------------------------------------------------------

【巻頭言】

二つの神の違い . . . . . . 工藤 喜作

【論文】

コナトゥス概念の原理的諸相 . . . . . . 河井 徳治
18世紀末ドイツにおけるスピノザ復興 ――ヤコービとヘルダーのスピノザ「改」釈. . . . . . 佐山 圭司
スピノザのマイモニデス批判 ――中世ユダヤのメタファー解釈との関わりで. . . . . . 手島 勲矢
【インタヴュー】

スピノザ哲学への原理的アプローチ――河井 徳治氏に聞く . . . . . . 聞き手:桜井 直文、途中参加:手島 勲矢
【書評】

上野 修著『スピノザの世界』. . . . . . 宗像 惠


274 :263:2006/12/19(火) 12:10:27
>>267
定理28の証明においてスピノザは
神の永遠かつ無限なる様態的変状と
有限なる様態的変状を対比して説明しています。


それに間接無限様態と有限な個物は違います。
神→直接無限様態→間接無限様態→有限な個物



275 :考える名無しさん:2006/12/19(火) 18:23:40
個物は「神のある属性が有限で限られた存在を持つ様態的変様に様態化した
限りの神あるいは神の属性」(第1部定理28証明)

だから個物は神の変様なの。

それが「有限」と言われるのは、いかなる個物も、実体および
他の様態なしには存在し得ないという意味であって、
「限界を持って区切られた孤立した存在(外部なき存在)」
という通常の意味ではない。

だから、ここでの無限と有限は対立しないの。

276 :考える名無しさん:2006/12/20(水) 01:56:41
↑ 誤:(外部なき存在)
  正:(内部/外部という区切りを持った存在)

277 :考える名無しさん:2006/12/28(木) 04:38:02
エティカ

スピノザ著/工藤喜作編訳
中央公論新社
1月10日
税込価格:1,890円
ISBN:4121600943

エティカ(倫理学)と題されているが、スピノザの汎神論的体系が織り込まれた代表作。幾何学の形式に従って神と人間の本性を語る。



278 :考える名無しさん:2006/12/28(木) 04:49:36
スピノザ=科学教=原始仏教

279 :考える名無しさん:2006/12/28(木) 21:09:42
読みかえそうと思った矢先だ、訳がよくなってるといいけど。
買いか買わざるべきか。
岩波も別にそんな悪訳ではないのよね、文単位が基本短いから。


280 :考える名無しさん:2006/12/28(木) 21:14:12
>>278
ベルクソニアン??
道徳と宗教との二源泉ってかなりエティカ意識してる気がする。
そういや中公クラシックは中に要約文の紙が挟まってるわな、欲しか。

281 :考える名無しさん:2007/01/09(火) 21:40:27
>>277
本屋で見たけど、この本、旧訳のまんまじゃネ?

282 :考える名無しさん:2007/01/12(金) 06:46:45
『談』76号「情動回路」の浅野さんの話読んだが、面白いね。
スピノザ入門としてはうってつけじゃないかな。

283 :考える名無しさん:2007/01/14(日) 06:47:44
上野訳エチカ読みたしです。

284 :考える名無しさん:2007/01/14(日) 09:36:41
別に誰訳でもいいわな、正確で語句の統一がとれているなら
今度、っていってもいつだかわからんが、作品社から出る日本初の「スピノザ全集」は、
工藤が自分の訳を全面改訳して『エチカ』を担当するときいたことがある

285 :考える名無しさん:2007/01/15(月) 00:28:23
工藤訳は好かんなぁ。。。

286 :考える名無しさん:2007/01/16(火) 23:30:09
『スピ ノザ 神学・政治論 全2冊 上』 畠中 尚志 訳
〔予定定価 735円(本体 700円 + 税5%)〕 2007年2月21日 重版再開(1944年6月1日発行)



287 :考える名無しさん:2007/01/16(火) 23:56:07

『スピ ノザ 神学・政治論 全2冊 下』 畠中 尚志 訳
〔予定定価 798円(本体 760円 + 税5%)〕 2007年2月21日 重版再開(1944年6月1日発行)




288 :考える名無しさん:2007/01/24(水) 02:25:38
>>282
『談』No.76 情動回路
http://www.amazon.co.jp/%E8%AB%87%E2%80%95Speak-talk-think-No-76-%E3%81%9F%E3%81%B0%E3%81%93%E7%B7%8F%E5%90%88%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC/dp/4924349100/sr=1-1/qid=1169560006/ref=sr_1_1/503-4734255-9885530?ie=UTF8&s=books

289 :考える名無しさん:2007/01/25(木) 19:32:07
http://blog.m.livedoor.jp/sexandmoney/index.cgi

290 :考える名無しさん:2007/02/06(火) 14:56:54
>>288
http://www.bk1.co.jp/product/2749189

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