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ヤマタノオロチ

721 :天之御名無主:2005/07/09(土) 17:00:05
>>720
豊前と加賀の白山信仰(白信仰)

 英彦山を始め豊前の修験の山々には、必ず白山神が祭られている。これはどうしたことか。
白山信仰は元来、満州のツングースのもので、そこには「白山部」という部族もあった。
白(パク)信仰である。花郎が聖山として登る、朝鮮の金剛山の頂は「白峯」で、そこは死と
再生が行なわれる常世・冥界との出入口だった。神仏習合で「白山権現」と呼ばれる豊前の
「白山・小白山」信仰は、古朝鮮の始祖・檀君の降臨神話につながる中国や朝鮮の「太白山
・小白山」信仰である。

 富士山・立山とともに「日本三霊山」とされる加賀白山でも同じで、「白山・小白山」信仰である。
これは日本海を介した山岳修験信仰であることに注意したい。加賀白山の開山は秦澄(たいちょう)
であるが、姓字のとおり彼も「秦氏」なのだ。その父は越前国の渡し守で、そこの敦賀港には
もちろん秦氏が居住してした。『元亨釈書』にはご丁寧にも、秦澄の母は「白玉」が体に入る夢を見て
、身籠もったとある。彼の出自を明示する、朝鮮の卵生神話である。

 実は、加賀と豊前の白山信仰に一つだけ違いがある。豊前には白山に付随してある天童信仰が
、加賀にはないのである。朝鮮に最も近い対馬の白山には、天童信仰が付随している。繰り返しに
なるが、英彦山の「ヒコ」は「彦」であり「日子」である。つまり英彦山とは「アル山」なのである。一方、
加賀・白山姫社は白山姫を祭るが、これは「アル」のもう片方の母神に他ならない。

 なお、白山は原型では、聖なる金属の山、すなわち鉱山でもある。鉱山神や鍛冶神が棲む山で
ある。豊前ではそれは英彦山ではなく、香春岳ではあるが。秦氏の故地・加羅や新羅は鉄の産地
であった。例えば、青森・秋田両県にまたがる白神山地は鉱物が豊かな地である。そして白山は
アジール(世俗法が無効になる宗教聖地)であった。空海が寺院建立の適地を求めて、高野山周辺
を巡った意味は秘教的だ。傍らには水銀豊かな丹生川が流れる。鉱物は金属や薬となる、神仏との
回路を開く物質であった。密教の護摩も何だか鍛冶に似ている。
http://www.eonet.ne.jp/~mansonge/mjf/mjf-51.html

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