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山月記の和訳教えて!!!

1 :名無氏物語:2001/07/08(日) 18:58
だれか山月記の和訳が公開されてるサイトを知っていたら
教えてください。

2 :名無氏物語:2001/07/08(日) 20:06
葉鍵板へ帰れ!!
いや、うざいから帰ってくるな。

もし関係なかったらスマソ。

3 :名無氏物語:2001/07/08(日) 22:55
なんでも雑談・スレたてる程でもない事
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=kobun&key=973359136&ls=50
〜〜スレを立てるまでもない質問〜〜
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=kobun&key=986963221&ls=50

どっちみち無闇にスレたてないでね。

4 :名無氏物語:2001/07/11(水) 00:13
山月記の和訳??山月記はそもそも中島敦が書いた日本文ではないのか?
それをもう一度現代語訳せよ、というのか?

それとも人虎記の和訳のことか?

原文載せな!!訳してやるから。

5 :名無氏物語:2001/07/12(木) 22:11
青空文庫にいけばあるじゃん。

6 :名無氏物語:2001/07/13(金) 15:15
>5
青空文庫にあるのは中島敦が書いたやつで
和訳じゃないはず。

7 :飯沼の弟子:2001/07/13(金) 15:23
>>4
最近は『舞姫』なんかでもまともに読めない中高生が多いからねぇ…。
彼らにしてみれば「和訳」なのでは?(涙)

8 :名無氏物語:2001/07/13(金) 16:42
>7
漱石芥川もです。

9 :飯沼の弟子:2001/07/13(金) 20:06
>>8
近代文学ももはや中高生にとっては≪古典≫ですか…。
嘆かわしいかぎり。

10 :名無氏物語:2001/07/13(金) 20:09
>>7
あーそういう意味かもしれない(マジで)
妙に納得………でも信じたくない!

11 :飯沼の弟子:2001/07/13(金) 20:15
>>10
コトバは日々変化するとはいうけど、≪簡略化≫されるのはどうかと思うよね…。

12 :4の名無し:2001/07/15(日) 15:51
私ゃ多少の煽りと晒しageもこめて4を書いたんだがね・・・。
人虎記に関する反応も無いし・・・。
>>7>>8>>9>>10の発言の通り、>>1は中島敦を平易な現代語にしろ!!!って言ってるのね?
>>1系が読むことができるのはいつの時代の文学者からなのだ?
永井荷風も読めなきゃ谷崎もよめねーのか!!
谷崎訳源氏ももう一度現代語訳しなきゃならんのか!!!
当然、南方熊楠もよめねーのか・・・。
>>1は新聞読めるのか?

だから早く山月記でも人虎記でももってこいって!!
後者なら訓点も施してやるから!!!

13 :4の名無し :2001/07/15(日) 19:11
ココは反応がおそいのぉ〜・・・・。
はよもってこんかい!!!

14 :49:2001/07/16(月) 00:51
まだかよ!!
外で飲んでいい気分で帰ってきたのに!!!
スレ立てた>>1はどこいったんだよ!!!

15 :4の名無し:2001/07/16(月) 14:52
スレ立て逃げか?
自分の恥ずかしさにもうでてこれねえか?>>1

16 :トキ:2001/07/16(月) 15:47
訳って、「偶々キョウシツによってしゅるいとなる」
とか言うあそこらへんの話じゃないの。
ごめん、私は通りすがりの別板の住人。

17 :名無氏物語:2001/07/16(月) 19:02
1は山月記=漢文Or漢詩あるいは古文だと思いこんでいた、
とも考えられないか?(1の言うところの和訳は現代語訳)

18 :名無氏物語:2001/07/16(月) 19:10
>>17
名月記と間違えたとかは?

19 :名無氏物語:2001/07/17(火) 00:22
どーでもいいが、
「人虎記」→「人虎伝」だろ?

20 :4の名無し :2001/07/17(火) 01:04
あ!人虎伝だ!
スマソ逝ってきます

21 :名無氏物語:2001/07/17(火) 01:36
人虎伝・李徴くらい自分でアップしろ>酔っ払い

22 :4の名無し:2001/07/17(火) 15:56
>>21
なんで俺がやるんだよ!!!
めんどくせーんだよ!!

23 :名無氏物語:2001/07/17(火) 22:56
ここで>>1
を批判・晒しageしてる人の方がこっちとしてはよっぽど中傷するに値するよ。
明らかに山月記の中の漢文を和訳してほしいって言ってるように思われるが?
>>16さんしか分かってないし・・・。

24 :23:2001/07/17(火) 22:57
山月記なんて多少言葉は難しいものの教科書の脚注とか見れば意味くらい
楽に取れるってのに・・・。

25 :名無氏物語:2001/07/17(火) 23:25
これか?

偶因狂疾成殊類
災患相仍不可逃
今日爪牙誰敢敵
当時声跡共相高
我為異物蓬茅下
君已乗[車召]気勢豪
此夕渓山対名月
不成長嘯但成[口皐]

26 :23:2001/07/17(火) 23:35
>>25
そうそう、それ。

27 :4の名無し:2001/07/18(水) 00:43
たまたまきょうしつによりしゅるいとなる
さいかんあいよってのがるべからず
こんにちのそうがたれかあえててきせん
とうじのせいせきともにあいたかし
われはいぶつとなるほうぼうのもと
きみはすでにようにのりてきせいごうなり
このゆうべけいざんめいげつにたいして
ちょうしょうをなさずしてただこうをなす

28 :4の名無し:2001/07/18(水) 00:50
思いがけず狂気にみまわれてけだものとなってしまった
災難病気が重なって逃れる事が出来ない
今、私の爪牙にかなうものは一人としていない(反語意訳)
時にあたっては君も私も共に世の評判は高いが
私はけだものとなって叢の中におり
君は車に乗るほどの身分の高官で羽振りもよい
今宵、渓谷を照らす名月の下で逢いながら
私は詠うこともできずにただ咆哮するばかりである

29 :4の名無し:2001/07/18(水) 00:54
>>23
お前な、>>1ちゃんと読んだのか?
山月記の和訳ってかいてあるんだよ!!!
テキストとしての『山月記』だよ!!
その中の漢詩、和訳してくれって、言ってねーじゃねーか!!
煽るんならもうちょっと文意取れるようになってからにしな!!
>>27は判りやすいように全部平仮名書き下しにしといたからな!
>>28が和訳(wだから、ちゃんと先生に2ちゃんで教えてもらいました!!って言えよ!!

30 :23:2001/07/18(水) 01:15
>>29
そんなにひねくれた考え方しなくても普通だったら山月記の中の
漢文のことを聞いてるんだなって分かるよ。
しかも貴方、恩着せがましすぎだし・・・。
もうちょっと素直になったら?

31 :名無氏物語:2001/07/18(水) 01:44
>>23
いや、貴方の認識の方が少数派だと思う。
私も、山月記も読めないアホだとおもってる、>>1は。

32 :23:2001/07/18(水) 03:00
そうですか。
>>1の表現力が悪すぎた&自分が調子に乗りすぎたんですね。(汗)
すみません・・・。

33 :4の名無し:2001/07/18(水) 03:37
>>32
そうやってみんな大人になっていくのだ、ははは。
それと、『すんません』は『スマソ』だ、ははは。
その素直さ、2ちゃんでは珍しくて小気味いいぞ!!

34 :23:2001/07/18(水) 04:24
>>33
分かりました。
何か4の名無しさん、いい人で良かった。^^

35 :4の名無し:2001/07/18(水) 12:15
今日は4時から一学期最終講義なのだ。
あ!教えてる方だぞ。
>>34
私ゃホントはめちゃ気さくな漢文講師じゃ。
当然、貴方は山月記読めるよね?読めるって言ってくれよな、ははは。
今後とも実懇にな!

36 :23:2001/07/18(水) 13:13
>>35
講義頑張ってくださいね。^^
山月記読めますよ〜。
これからもよろしく〜。

37 :4の名無し :2001/07/18(水) 22:04
今日はモバイルで連れのPCからでございます。
山月記おわっちゃったね・・・・コレからこのスレどうしよ・・・、ふふふ。

38 :名無氏物語:2001/07/19(木) 00:14
普通は1は人虎伝の訳文を探してるという意味に受取るだろ

>とうじのせいせきともにあいたかし

とうじせいせきともにあいたかしとす。

>時にあたっては君も私も共に世の評判は高いが

その時は二人は声望・行跡が互いに高いと認め合った

39 :4の名無し :2001/07/19(木) 01:28
>>38
サ変動詞くっつけるのは如何なもんだろ?勝又解釈(全集本)参照してもサ変動詞くっつけてないし。
無理がありますな。
ま、別の読みとしては
『時に当たりては声跡ともにあいたかし』
(その当時<若い頃>はお互い、評判、実績も高かった・・・)
これでいいんじゃない?
『当時』の凡例としては、春秋公羊伝哀公14年注疏参照。

人虎伝ならそのようにいいますわ。『人虎伝』が欲しいの?

早く原文載せなはれ!!

40 :名無氏物語:2001/07/19(木) 16:22
>>38
お前も普通じゃねーな(藁
>>38の読み、訳、不合格。逝ってよし!!!!!!

41 :名無氏物語:2001/07/19(木) 23:53
「当時」を深く考える奴はアホ。
「あいたかし」で「お互い、評判、実績も高かった」は無理。
漢文で形容詞に「相」なんて使わない。
「お互い高い」ってどういう意味よ。あほかよ。
「高」は動詞。

42 :4の名無し :2001/07/20(金) 00:42
>>41
煽ってくれてあんがとな(w
その当時はな、世間からの評判も二人とも高かったのに、片方は高官、片方は虎にナチャーテ・・・。
って意味もわからんのかヴォケ!!

43 :名無氏物語:2001/07/20(金) 04:12
>>42
ほんと漢文読む奴らって馬鹿ばっかし。
「二人とも」と「互いに」は違うだろ。「相」に「二人とも」なんて意味あるかよ馬鹿

44 :4の名無し:2001/07/20(金) 11:23
>>43
『相互』相互いに。連文の応用という事をしらんらしい(w
お互いに、貴方も私も、という意も取れないドキュソがよくもまぁ煽ってくれるもんだ(w

45 :名無氏物語:2001/07/20(金) 16:51
>連文の応用という事をしらんらしい(w

知らんな、何じゃそりゃ。平安文法か(笑

46 :4の名無し:2001/07/20(金) 17:12
>>45
ホントに知らんのか?(w
マジで?!(w

こんな奴相手にしてた自分が恥ずかしいわい(w

夏厨がふえてきたなぁ〜・・・・シミジミ

47 :名無氏物語:2001/07/20(金) 23:45
>>46
そんなもんを知識と思ってる奴を相手にしてた自分が恥かしい。
高は動詞。終わり。

48 :4の名無し:2001/07/21(土) 01:32
>>47
んじゃ、その知識で高校受験頑張ってください(w

49 :名無氏物語:2001/07/21(土) 04:05
なあんだ。48は大学受験の浪人か。

50 :名無氏物語:2001/07/21(土) 05:39
>35
実懇ではなくて昵懇です。

51 :4の名無し:2001/07/21(土) 10:31
あ!誤字指摘されてる・・・鬱ダ

52 :名無氏物語:2001/08/13(月) 12:08


53 :名無氏物語:2001/08/13(月) 23:17
あ!誤字指摘されてる・・・鬱ダ

54 :名無氏物語:2001/08/14(火) 01:54
age

55 :矢鴨珍:2001/08/15(水) 10:50
『山月記』の元になったのは、「人虎伝」もしくは「李徴」という話です。
本文に異同のある二つの系統があります。
一つは『太平廣記』にあるもの。これは新釈漢文大系の唐代伝奇で読めます。
もう一つは、『古今説海』にあるもの。こっちは国訳漢文大成の晋唐小説で読めます。
漢詩部分ですが、国訳を見ると「共に相高し」となっています。
流石は「めちゃ気さくな漢文講師」ですね。(w

>>1は、立て逃げ聞き逃げかよ。最近の若いモンは礼儀をしらんな。(藁
それとも、1=23だったのか?まぁ、どうでもいいが。

56 :名無氏物語:2001/08/16(木) 20:38
和訳太郎

57 :名無氏物語:01/12/23 13:09
「昵懇」っていい言葉だよなあ。実生活じゃ使えないけど。
せめてこの板では使おう。みんな昵懇になろうぜ!

A「どうか御昵懇に(笑)」
B「こちらこそどうか昵懇にお願いいたす(笑)」
AとB「ワッハッハッハ」

なんかBS三国志みたいになってしまうが。

58 :名無氏物語:01/12/24 02:02
>国訳を見ると「共に相高し」となっています。

誤訳。

59 :マルクス=アウレリウス:02/06/12 18:46
山月記いい話やん。
もっと語ろうよ

60 :名無氏物語:02/06/12 19:52
堕罪治は走れメロスを残し、中縞敦は山月記を残した。
治は真に変わらぬ友情を語ろうとしたのであろうか。
敦は、友情を儚きものとして記することを望んだのであろうか。
治は自らを裏切り、死を求め、誤って死んだ。
かつて李白は船上から川面に映る月を求め溺死したという。
しかし、敦は、死を恐れ、死と向かい合い、死からの遁走を図ったが、若くして倒れざるをえなかった。
敦は、虎にならんとして、その望みを果たせなかった男である。
栄養栄華とは欧文体の日本語の構築であり、虎とは漢文体の日本語の構築である。




61 :ひろっち:02/06/15 18:24
>>14
>>22
>>29
逝ってよし!


62 :リア工:02/06/15 20:58
山月記はいい話です。まじで。
ていうかあの話を読んで、尚且つ教科書の注釈を読んでも、漢詩の意味が取れない
って勿体無いよ。

1は李徴に食われる兎になってしまえばよい。

63 :名無し:02/06/16 02:59
俺も最初教科書で見たときは、山月記とは漢語調で何と読みにくい
文章なんだと思ったものだが、仕方なく国語の点数を上げるために
反復して読んでいる内に、こりゃあ面白いや!と、今度は逆にすっかり
中島敦にはまってしまったわけであります。

たぶん、こういう人意外に多いと思うけどな。
1も頑張って、そのままで読んでみたら?


64 :名無氏物語:02/09/23 17:41
人虎伝は漢文の初学者には読みやすくていいんじゃないの。


65 :山崎渉:03/01/11 09:44
(^^)

66 :名無氏物語:03/03/25 01:29
中島敦なら、
俺ア「李陵」や「弟子」がいいがなあ。
無論、「山月記」も悪くはないよ。
でも、そこまで言うなら「名人伝」も挙げたくなるな。

67 :名無氏物語:03/03/25 18:41
「弟子」!いいねえ。
俺は「わが西遊記」も(・∀・)イイ!と思いますた。


68 :名無氏物語:03/03/25 21:10
ちょっと関係ないけど、
名人伝のいわんとしている事はなんですか?
どなたか解説していただけないでしょうか…

69 :mog:03/03/25 21:50
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70 :名無氏物語:03/03/26 23:50
俺は「名人伝」。内容も表現も好きだ。
ただ書き出しは「山月記」がいいね。

71 :名無氏物語:03/03/26 23:58
>>68
悟り、無為自然、老荘思想。
道を極めた者はその道そのものを超越(≒忘却)してしまう。
その道に長けているというレベルでは真の名人ではない。
真の名人とは、その道そのものを超えてしまう、もうそんな道なんて
要らなくなってしまう、そんな道のことなんて忘れてしまう、
そこまで行ってこそ真の名人。いやもう名人というレベルをも超えているかも。

72 :66:03/03/27 17:42
「『名人伝』と『山月記』の対比」
http://nihonasia.main.teikyo-u.ac.jp/seminar/011120/nakajima.html
少し浅いかな…、でも問題の整理には役立つ。
>>68で礼儀をもって問われたので知らん顔もできず、
あれこれ調べている内に>>71氏が答えてくれた。
コレで終わってもよいのだが、
俺の調べた「回答の見取り図」も書くよ。

73 :名無氏物語:03/03/27 18:21
「名人伝」の最後の段階まで行ったらただのボケ老人という気も(笑)。

74 :66:03/03/27 18:31
>>68
狼疾ロウシツとは「指一本惜しいばっかりに、肩や背まで
失うのに気がつかぬ、それを狼疾の人と言う」と孟子にある
言葉である。指一本とは中島の自我であり、その自我に
こだわる文学的状態である。肩や背とは生活体としての中島
の全存在であり、また彼がまさにそこに自分の外にある
と目する文学、悟空的自由と三蔵的広大さを持つ文学である。
狼疾は作家を脅かし、かつ、きたえる。狼疾なき作家は、
新しきものを創造できないのである。中島はついに自己の狼疾を
いやす方法を発見しなかった(武田泰淳「中島敦の狼疾について」)。
しかし、『名人伝』の最後の「ああ、夫子が…」以後は、
中島の狼疾をいやす方向を暗示している。おそらく、中島は
この時「自己の狼疾をいやす方法を発見」したのだ。中島は病床で
『名人伝』執筆の後、その年の暮れに死去した。
まことに、惜しまれる「夭折」であった。

75 :66:03/03/27 19:10
>>68
禅に「十牛図」と言うものがある。悟りに至る道程の10段階を
「牛を捕らえる」事にたとえたものだ。
「名人」というものは、「十牛図」の第7段階「亡牛存人」ぐらい
までの事を言うらしい。「名人」は、我々の普通の生活では
「その片鱗を体感」するまでに30年ぐらいは必要だろう。
だから、若すぎると理解できないかも知れない。
俺は、
「名人伝」を「十牛図」で理解してはどうか?
で、「中島敦の狼疾」をキーワードとして読み解くのはどうか?
結構、ツボを得た「中島敦論」になるんじゃないか?
>>68はなかなかいい疑問だ。
と思った。
一週間ほど考え続ければ自分も納得する結論を出せるかな?
とは思うが、ただの中島敦愛好者の俺にそこまでの時間がない。
昵懇のみなさん、
↓に資料を示すから、
「興味と時間」のある人はちょいとイジッチャくれまいか?


76 :66:03/03/27 19:30
「十牛図」について
http://www.st.rim.or.jp/~success/usi_ye.html
の「牛を尋ねる話」と「義経と自己実現」
http://www.onayami.com/tetsugaku/buddhism/ushi/index.htm
http://homepage3.nifty.com/sanbo-zen/cow.html
「得牛」で検索すると、十牛図についていろいろでて来る。
新解釈もある。
「狼疾について―中島敦論」
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/9321/nakazima.html

こんなんで、二日つかってまった。
しばらく来られんわな(W

77 :66:03/03/27 23:02
『名人伝』の紀昌とは、中島敦その人である。
『名人伝』は、こう終わっている。
「紀昌が弓を忘れ果てた」との噂が広まった。
「その後当分の間、邯鄲の都では、画家は絵筆を隠し、
楽人はシツの絃を断ち、工匠は規矩を手にするのを
恥じたということである。」
「噂が広まった」まで現実に起きたとして、「工匠達が恥じた」
のは現実に起きそうにもない。これは中島の心象風景であろう。
彼は、「十牛図で言えば」「牛を忘れるべき」と思い至ったので
あろう。「亡牛存人」に達したのだ。だから、「工匠達が恥じた」
と書いたのであろう。
中島は「返本還源」に達したのではなかろうか。中島の死は、
平明冷静だったものと想像できる。彼としては、納得して
没したものと考えられる。惜しむらくは、「入テン垂手」となって
われら昵懇の士にあまたの作品を残してくれなかった事である。

な〜んて、俺が悟り終わった風な事を言うのも問題なんだが(笑)。

78 :71:03/03/28 01:02
>66
私のは単なる個人的読書感想文の域を出ないので、大変勉強になりました。
自分の意見が当たらずとも遠からずであったこともわかってホッとしています。
また不勉強なもので、私はずーっと中島は志半ばで逝ったと思っていて
その点のみ、どうにも心の中にわだかまりとゆうか何とゆうか
そんな感じを持っていたのですが、74のお説を読みまして、多少安心とゆうか
まあ所詮読者の身勝手な思いこみですが、そうゆう感じを持ちました。
最近、晩年彼が南方から送った家族への書簡を読みましたが
その時抱いた感想とも齟齬無く、これで安心して寝れます。
ご示教感謝。

79 :名無氏物語:03/03/29 09:13
「李陵」が最高だろう。
漢節を曲げなかった蘇武に感動する。

北朝鮮拉致被害者にだぶらせるのは、俺だけか?

80 :66:03/03/29 22:37
蓮池薫は「蘇武」ではない。
彼は、むしろ「還って来た李陵」であろう。

「現代の蘇武」は、小野田寛郎である。

81 :68:03/03/29 23:49
名人伝について質問してこんなに答えてくれるとは思いませんでした!
正直流されるかも…と思ってました。感動。
学校の教科書で山月記を知って以来、名人伝、弟子、悟浄出世、悟浄歎異なんかを読みました。
中島敦が好きになったんですが、今一はっきりしない部分もあったんで聞いてみて少しすっきりしました。
外へのリンクはまだ全部は読んでいませんがこれから見てみます。
皆さん有り難う。

82 :山崎渉:03/04/17 09:18
(^^)

83 :名無氏物語:03/04/18 00:40
誰か、続きない?

84 :bloom:03/04/18 01:11
http://www2.leverage.jp/start/

85 :佐々木健介:03/04/18 01:17
     ______
    /_      |
    /. \ ̄ ̄ ̄ ̄|
  /  /  ― ― |
  |  /    -  - |
  ||| (5      > |
 | | |     ┏━┓|   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | |     ┃─┃|  < こんなサイトを見つけた
|| | | |  \ ┃  ┃/    \  正直、スマンカッタ
| || | |    ̄         \_________
http://freeweb2.kakiko.com/mona/

86 :山崎渉:03/04/20 04:32
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

87 :豪州在住:03/05/04 15:27
山月記の話って、少しおかしくありませんか?
通常中国の詩人は官僚としての籍を維持したまま詩人としての活動をしています。
反対に科挙に及第していない人物が詩人として成功するのはかなり難しかったようです。
李徴は既に科挙の合格し官僚としての人生を全うしていたわけですから
普通なら行政官としての業務と平行して詩人としての生活を送るものと考えあれます。

ちなみに李白は科挙と全く無関係の人生を送っていたようですが
なぜ斯くも広範は詩人としての活動ができたのか不思議です。

88 :t-akiyama:03/05/18 16:41
携帯ゲーム機"プレイステーションポータブル(PSP)

 このPSPは、新規格UMD(ユニバーサルメディアディスク)というディスクを利用しており、そのサイズは直径6cmととても小さい(CDの半分程度)。 容量は1.8GBとなっている。
画面は4.5インチのTFT液晶で、480px x 272px(16:9)。MPEG4の再生やポリゴンも表示可能。外部端子として、USB2.0とメモリースティックコネクタが用意されているという。

この際、スク・エニもGBAからPSPに乗り換えたらどうでしょう。スク・エニの場合、PSPの方が実力を出しやすいような気がするんですが。
任天堂が携帯ゲーム機で圧倒的なシェアをもってるなら、スク・エニがそれを崩してみるのもおもしろいですし。かつて、PS人気の引き金となったFF7のように。

89 :山崎渉:03/05/28 15:19
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

90 :名無氏物語:03/06/09 20:00
中島敦。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/973778889/l50


91 :名無氏物語:03/07/14 22:35
age

92 :名無氏物語:03/07/15 00:26
>>7
20の理系の大学生です。
すいません。意味は何となく分かった程度です。
半古典に見えました。
高校の時もっと勉強していれば良かった


93 :山崎 渉:03/07/15 12:26

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

94 :名無氏物語:03/08/02 12:58
あげ

95 :_:03/08/02 13:10
http://homepage.mac.com/hiroyuki44/

96 :名無氏物語:03/08/02 17:26
うちの娘が高2なので6月に「山月記」を授業で習っていた。現代語訳
してくれと言うのでしてやったよ。親バカでお恥ずかしいしだい。

97 :名無氏物語:03/08/02 18:37
俺はたのきん世代(藁)だが、確かに山月記は最初は取っつきにくかった。
20年前高校生だったが、いまの高校生と何らかわらんよ。

しかし、不思議なことに山月記を何度か読んでいる内にだんだん面白くなって
くる。そして終いには山月記ファンになってしまうのだ。
けっこう、この罠にはまった高校生も多いものと思う。そして中島が使うあの
魑魅魍魎とした難解なる熟語にも、何とも言えない魅力を感じたものだ。学問
の奥深さとは、こういうところから出てくるものなのだろう。

また是にコラボレートして、世界史(中国史)の授業や漢文の授業がます
ます好きになっていった俺は、やはり昔から立派な人間になる素質があった
のだと思う。現在古典・漢文を馬鹿にしている青少年諸君は、誠に不幸だ。
ここには、自分が成功者になるための方法或いは教訓が盛りだくさんなのだから。
この宝の山を馬鹿にしている人間は、いつまで経っても三流の雇われ人にしか
なれないだろう。ちなみに、私はある筋では少しは名の知れた青年実業家である。
お前らも、はやくこの人間的な差に気づくべきだろう。一生貧乏で、感情に支配
された狭い世界で生きるというのなら、古典など勉強せずに、日々の快楽を楽しん
でオナニーでもしてればいいだろう。じゃあ、今日の授業はここまで。

98 :とも:03/08/02 22:35
おすすめだよ〜♪
http://angely.h.fc2.com/page008.html
総合サイトでお気に入りを探そう♪
http://angely.h.fc2.com/index.html

99 :名無氏物語:03/08/02 22:39
99

100 :名無氏物語:03/08/02 22:39
100げっと

101 :名無氏物語:03/08/02 22:48
難しい語彙が使って有れば学問の臭いがするってのは消防。

102 :ひまわり:03/08/02 23:44
http://life.fam.cx/a010/




103 :名無氏物語:03/08/02 23:59
難しい語彙を一度潛り抜けてみると実は大したこと書いてないってのが
中島敦の実際かも…

104 :名無氏物語:03/08/03 13:43
いや〜たまたま予防注射忘れてインフルエンザにかかっちっまってさ、
変身しちゃった。\(\o-)ヘン〜(-o/)ゝシンッ!! \(`王´)/トラ!!
体がだるいし、メンドイし逃げ遅れたわい。o(i-io) (oi-i)o
おかげさまでここら辺ですっかりナンバー1になったわ。 フフフ・・・ ( ~-~)_∩」   筋肉ぅ〜

  トゥー・ビー・コンティニュー                                      かも

105 :名無氏物語:03/09/28 20:27
あげ

106 :20 ◆mYWJ3oiGK6 :03/10/02 11:04
>>94
ワロタ

はなし変わるけど、携帯ゲーム機"プレイステーションポータブル(PSP)

 久夛良木氏は,“PSPはゲーム業界が待ち望んだ究極の携帯機”として説明。「ここまでやるかと言われるスペックを投入した」という。
 発表によれば「PSP」は,曲面描画エンジン機能を有し,3Dグラフィックでゲームが楽しめる。
7.1chによるサラウンド,E3での発表以来,クリエイターたちにリクエストが高かった無線LANも搭載(802.11)。
MPEG-4(ACV)による美しい動画も楽しめるという。これによりゲーム以外の映画などでのニーズも期待する。
 外部端子で将来,GPSやデジタルチューナーにも接続したいとする。
また,久夛良木氏は,繰り返し「コピープロテクトがしっかりしていること」と力説。会場に集まった開発者たちにアピールしていた。
 さらに,ボタン設定なども明らかにされ,PS同様「○△□×」ボタン,R1・L1,アナログスティックが採用される。

この際、スク・エニもGBAからPSPに乗り換えたらどうでしょう。スク・エニの場合、PSPの方が実力を出しやすいような気がするんですが。
任天堂が携帯ゲーム機で圧倒的なシェアをもってるなら、スク・エニがそれを崩してみるのもおもしろいですし。かつて、PS人気の引き金となったFF7のように。

突然こんなこと書いてスマソ‥
GBAと比べてみてどうですかね?(シェア以外で)

107 :名無氏物語:03/11/21 19:11
>>96
「山月記」を現代語訳してくれとは、

嘆かわしいと言うべきであろうか…

祖父に教わった素読の苦痛が懐かしい

なんつって

108 :名無氏物語:03/11/21 22:28
煩悩

109 :名無氏物語:03/11/21 22:29
東急

110 :名無氏物語:03/11/21 22:29
警察

111 :名無氏物語:03/11/21 22:29
111ゲット!

112 :66:04/01/21 05:00
>>87
「詩を趣味としてたしなむ」のは健全な在りようです。
しかし、それでは凡作しかできないでしょうな。

芸術(詩)至上主義で自己を追い詰めるスリルが、
作品(小説)を生むのでしょう。

113 :名無氏物語:04/02/06 13:53
空から鳥1万羽が落ちて死ぬ 中国で
ttp://www.asahi.com/international/update/0206/007.html


不射の射とは流石中国

114 :名無氏物語:04/03/23 02:48
鳥インフルエンザのことかい?

115 :名無氏物語:04/03/28 12:52
自分に才能がないことが分かるのが怖い。
でも自分に才能があるかもしれないという気持ちを捨て切れない。
リアルだよね・・・・
凄くよく分かる。
俺も十代の頃そういう気持ちになったことあるよ。
だから授業で習った時はよく分からないながらすぐにハマった。
俺の場合は結局、何の努力もしないまま自分に見切り付けちゃったけど。

116 :名無氏物語:04/03/30 01:55
俺は中島敦にしても幸田露伴の文語体作品にしても
それほど苦にはならないけど、泉鏡花だけはかなわん・・・
細かい注釈を付けたものか現代語訳が欲しい。

117 :名無氏物語:04/03/30 05:04
ヒューマンアカデミーに通っている宮内亜弥さん、かわいい

118 :名無氏物語:04/03/30 22:09
日本文学の和訳???

119 :名無氏物語:04/03/31 10:55
消防署

120 :名無氏物語:04/03/31 10:56
二度目の還暦

121 :名無氏物語:04/05/16 17:04
教科書に取り入れられたせいか、
中島敦は「山月記」がやたらと取り上げられる。
「臆病な自尊心」が、引きこもり予備軍に理解されて
しきりに云々される。

俺はこうした中島理解には、不満だ。

122 :名無氏物語:04/05/16 20:50
エンターテイメントに理解云々がそもそもおかしい。
もっと贅沢に読んでいいと思うのだが。

123 :名無氏物語:04/05/17 09:07
今だ!セクースしながら123ゲットォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      
        ∧∧
       (゚Д゚ )           (´´
アアン !  ∧∧⊂  ヽ/       (´⌒(´
   ⊂(>o<*⌒ `つ つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
      し' ̄ ̄   (´⌒(´⌒;;
            ズザーーーーーッ

  ドッコイショ・・・・・・・・・
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄     (´´;;
     ∧∧∧∧        (´;;
  〃 (>_<*)Д-)
 〃 ⊂(。(。 つと| グィッ
   〃  > y ) /〜))
      .し'し' U


何見てんだゴルァ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄
  パ  ∧∧ ∧∧  パ
  ン (n。n*)゚Д゚)  ン
     (.ノ(し⊂ニノ ))
ミナイデェ > y ) /≡〜
     .し'し' U


124 :名無氏物語:04/05/31 01:38
『山月記』は、「詩人になりそこねて
虎になった哀れな男の物語」である。
その原因に芸術家の運命の悲しさ、
或いは芸術家の狂気の哀れさを見るものと解される。

>>122の如き、デイレッタントの餌食にされるのは
痛ましいことである。こういう手合いは、
「躯を全うし妻子を保つの臣」と言われても
腹も立てないであろう。

125 :名無氏物語:04/05/31 02:22
>>124
君がほしかったであろうツッコミを。

どっちが、ディレッタントやねん。

126 :名無氏物語:04/06/22 22:15
このスレおもんね〜。
結局山月記の訳載せれるやついねーんじゃん

127 :名無氏物語:04/07/31 16:12
200位のスレッドにカキコ!

128 :名無氏物語:04/08/03 03:59
あげ

129 :こんなとこかな:04/08/12 08:25
「山月記の和訳おしえて」っていうのは、ナンセンス。
もともと日本語で書かれているわけだし・・・。

130 :名無氏物語:04/08/12 11:34
「やまのつきのふみ」と訓んだらどうかな

131 :こんなとこかな:04/08/16 08:51
山月記は高等学校の教科書などでは冒頭のロウセイに
あまりたいした注もつけてないけど、
ロウセイがキーワードなのよね。

132 :名無氏物語:04/12/10 01:36:58 ID:FVbzSKfe
ロウセイっちゅうねん?

133 :名無氏物語:04/12/10 02:35:38 ID:IFJ85/HG


134 :名無氏物語:2005/03/31(木) 15:34:14 ID:Xih0mrip
あげ

135 :名無氏物語:2005/04/16(土) 23:29:23 ID:ZrudgK6o
中島敦作品は「牛人」が一番好きだな。
「李陵」で、ソブが李陵に対応した時の、李陵の目を通してのソブの心理の描写がめちゃくちゃ好きだ。

136 :名無氏物語:2005/04/24(日) 16:06:04 ID:bswNijox
どなたか人虎伝を全文現代語訳してくれる方いませんか??

137 :名無氏物語:2005/05/18(水) 18:10:16 ID:YupZYMa0
どうしてもいい答が見つからないのでお聞きします。

山月記で李徴が発狂して走り出す場面ありますよね。
あそこで「誰かの声に呼ばれた」みたいな記述がありますが、「誰か」って誰なんでしょう?
現代文の宿題です。よろしくお願いします。


138 :名無氏物語:2005/05/18(水) 21:26:04 ID:+GjMJXcI
人間性を忘れたもう一人の自分、かなぁー


139 :名無氏物語:2005/06/01(水) 08:19:42 ID:nSNtymaP
        まもなくここは 乂1000取り合戦場乂 となります。

      \∧_ヘ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < 1000取り合戦、いくぞゴルァ!!       ,,、,、,,,
    /三√ ゚Д゚) /   \____________  ,,、,、,,,
     /三/| ゚U゚|\      ,,、,、,,,                       ,,、,、,,,
 ,,、,、,,, U (:::::::::::)  ,,、,、,,,         \オーーーーーーーッ!!/
      //三/|三|\     ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ∪  ∪       (    )    (     )   (    )    )
 ,,、,、,,,       ,,、,、,,,  ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ,,、,、,,,       (    )    (    )    (    )    (    )


140 :名無氏物語:2005/06/01(水) 08:19:54 ID:nSNtymaP
        まもなくここは 乂1000取り合戦場乂 となります。

      \∧_ヘ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < 1000取り合戦、いくぞゴルァ!!       ,,、,、,,,
    /三√ ゚Д゚) /   \____________  ,,、,、,,,
     /三/| ゚U゚|\      ,,、,、,,,                       ,,、,、,,,
 ,,、,、,,, U (:::::::::::)  ,,、,、,,,         \オーーーーーーーッ!!/
      //三/|三|\     ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ∪  ∪       (    )    (     )   (    )    )
 ,,、,、,,,       ,,、,、,,,  ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ,,、,、,,,       (    )    (    )    (    )    (    )


141 :名無氏物語:2005/06/02(木) 04:20:27 ID:vxOnGiUd
>>137
>「誰か」って誰なんでしょう?

>>138の解釈がやはり一番無難で実際に合ってると思うが、
諸星大二郎を読んだ後だと、「タオ」に呼ばれたとでも解釈したくなる……。

142 :名無氏物語:2005/07/12(火) 22:15:17 ID:fgFfnj08


143 :名無氏物語:2005/09/26(月) 02:11:14 ID:xfiTWaXe
たまにあげよう

144 :名無氏物語:2005/10/09(日) 14:14:03 ID:SXDloiXf
中島敦の山月記に感動した後、
国訳何とかの小説を読んだら
主人公が自分を振った女の家に放火して一家皆殺しにしていて驚いた記憶が。

145 :名無氏物語:2005/12/22(木) 23:00:27 ID:jZRvwKbb
たまにあげ

146 :人虎伝:2006/02/02(木) 19:43:12 ID:Rvwbak8E
人虎伝全部訳して〜

147 :名無氏物語:2006/02/02(木) 22:41:41 ID:qiF/uY13
角川だったと思うけど、中島敦の文庫に人虎伝と李綾伝が付録として
ついていた。新潮社文庫を買ってすごい地団駄踏んだ俺が懐かしい。

148 :名無氏物語:2006/04/07(金) 01:57:39 ID:Lkoq66hh
う〜む…、このスレご存命でしたか。

149 :名無氏物語:2006/04/14(金) 22:22:49 ID:1utbPVfD
今日、高校の現国で山月記やった
普通に読めた。おもしろかったw
図書室に中島敦の全集あったかなぁ
あったら借りてみようかな

>>137
頭の中で誰かに命令されて逆らえない…みたいな精神病があるよ

150 :名無氏物語:2006/06/06(火) 02:09:28 ID:myb6rt11
どっこいしょ。

151 :名無氏物語:2006/06/06(火) 20:57:52 ID:lQWIrkl0
スレチかもしれんが、明日、山月記のテストだから
出そうなポイント教えてくれ。
この話しは深すぎて俺には読みとけないよ。

152 :名無氏物語:2006/06/09(金) 20:35:34 ID:jwoeIY0O
人と付き合うことを避けていたのは羞恥心からくるものだった、
なんて書いてあるから、実はコイツは人見知りなのかと思ったじゃないか。
全然違ったけど。俗物と付き合うなんて恥ずかしい、って意味だったのね・・・
だから尊大な羞恥心なのか。

153 :名無氏物語:2006/06/10(土) 01:33:07 ID:gJOGUf+V
いいね、散華つき

154 :名無氏物語:2006/06/10(土) 22:32:02 ID:8tq0zItB
山月記の主人公とその友人て誰ですか?

155 :名無氏物語:2006/06/11(日) 18:01:05 ID:t7QTpGmJ
主人公は李徴、友人は袁慘

156 :名無氏物語:2006/06/25(日) 12:30:07 ID:TY4CifTR
『歯牙にもかけない』 と『語るに忍びない』の意味を教えてください

157 :名無氏物語:2006/06/25(日) 13:30:39 ID:Dr/VTXVm
歯牙にもかけない:問題にしない、無視する
忍びない:我慢できない、耐えられない

尊大な羞恥心ってどう解釈するの?恥ずかしい心を人に見せまいとしてわざと尊大に振る舞うってこと?

158 :名無氏物語:2006/06/25(日) 15:02:34 ID:NvD+vx8m
三月記懐かしい!!高2の時に習ったなぁ〜☆彡

159 :名無氏物語:2006/06/26(月) 21:03:06 ID:y44NWjgY
>>>>GJ

160 :名無氏物語:2006/06/26(月) 21:04:10 ID:y44NWjgY
>>28

161 :名無氏物語:2006/07/06(木) 16:49:12 ID:HAmvqLh4
三月記 おもしろくもなんともない

162 :名無氏物語:2006/08/23(水) 19:04:30 ID:mMEAe4xw
現代国語に教材として載っているからと言って、
「サンゲツキ」は持ち上げられすぎ。

163 :名無氏物語:2006/09/24(日) 22:29:23 ID:a7sa9xOr
山月記の感想文を400字かくことになった。ムリだ

164 :名無氏物語:2006/09/25(月) 08:59:16 ID:UEsW/t66
>>157
俺は
「自分は偉い、才能がある」と思うが故に、ちょっとした過ちや失敗でも自尊心が傷つき、羞恥心に苛まれた。
って意味に解釈したぞ。

165 ::2006/09/25(月) 18:59:26 ID:Vdizo3b0
吾輩は虎になる
名前はまだ無い

166 :名無氏物語:2006/10/06(金) 00:19:28 ID:0m5x59/f
昔(と言っても戦後)は、酔っぱらいを「虎」と言ったものだ。
だから、「虎になる」事自体、難しいことではない。

167 :名無氏物語:2006/10/07(土) 01:59:18 ID:5uYSnjH2
山月記なつかしいな…

高校生のとき「臆病な自尊心と、尊大な羞恥心〜」のくだりで、
ぼろぼろ涙を流しながら読んだ覚えがある。

俺って李徴みたいな人間だよな、って。
今、読んでもそこまで感情移入できないけど。

168 :平下流:2006/10/15(日) 00:33:42 ID:deU7I4Jo
>>87
「隴(ろう)西の李徴は・・・賤吏に甘んずるを潔しとしなかつた。」
「下吏となつて長く膝を俗惡な大官の前に屈するよりは、詩家としての名を死後百年に遺さうとしたのである。」

169 :名無氏物語:2006/10/24(火) 00:30:29 ID:QtbFME81
中学生の頃、山月記を読んでやたら苦悩してたが、トーマス・マンのトニオ・クレーゲルで救われた記憶がある。

170 :名無氏物語:2006/11/05(日) 19:21:45 ID:L5u9qhfq
?(´・ω・`)   

171 :名無氏物語:2006/11/10(金) 20:16:41 ID:XR+VVLv3
隴西の李徴学博く才穎(するど)かりき。天宝の末の年、若くして虎の榜に名を連ねて
つぎて江南尉に補せられたるも、性(さが)みさお強く自ら恃むぞげに厚く、賤き吏(つかさ)に甘くするを潔しとせずたり。
いくほどなく官(つかさ)を退ける後は、故き山、カクリャクに居臥し、人と交を絶ちて、直く詩作に耽けりたり。
下の吏となりて俗悪なる大官(おおきつかさ)の前に長く膝を屈むるよりは、詩家(うたびと)たる名を死にし後百年に遺さむとせり。
されども、文の名はたやすく揚らず、生活は日を逐いて苦しくなる。
李徴はようよう焦りに駆られ来たり。この頃からその容貌(かんばせ)も峭しくなり、
肉落ち骨秀で、眼の光のみ徒らにきらめきて、曾て進士に登れるときの頬豊かなる美しき少年(わらわべ)の面影ぞいづこに求めむもなき。
幾年か後、貧しきにえ堪えず、妻と子の衣と食のために遂に節を屈(ま)げて、再び東へ赴き、田舎の吏を賜るになれり。
また、これは己の詩の業に半ば望の絶てるもあり。
同輩(ともがら)は既に遥か高き位に進み、かつて彼の鈍き輩と歯にもかけざる人の下命を拝すべきにぞ、
往ける年の俊き才李徴の自ら尊ぶ心の如何に傷きたるかは、思い浮かび易し。
怏々と楽しまず、狂い逆らえる性ぞいよいよ抑えがたくなれり。
一年の後、公用で旅に出、汝水のほとりに宿れる時に遂に狂いぬ。
ある夜の半ばににわかに顔色変わり寝床より起きあがるに、何ぞゆえ知れぬことを叫ぶまま跳びおりて闇の中へ駆け出でぬ。
彼ぞ二度と帰り来ずたり。近き山の野を捜せども、何の兆しぞなき。後に李徴のいかなるを知る人ぞ、誰もなかりき。

172 :名無氏物語:2006/11/10(金) 20:19:17 ID:XR+VVLv3
翌くる年に監察御史陳郡の袁サンという人、勅命を賜りて嶺の南に遣わされる途に商於の地に宿れり。
次の朝いまだ暗きに発たむとするに、駅吏のいわく、これより先の道に人ぞ食う虎の出るゆえ、
旅人白(あかる)き昼ならねば、通るまじ。今いまだ朝の早きに、少しく待たれたるべしと。
されども袁、供人の多きに恃み駅吏の言葉ぞ斥けて発ちぬ。
残れる月の光にたよりつつ林の中の草の地を通り行ける時、果して一匹の猛き虎叢より躍り出でつ。
虎あやうく袁に躍りかかるめれど、たちまち身を翻し、元の叢に隠れたり。
叢より人の声に「あやうきところなり」と幾たび呟くなり。袁その声に聞き憶えし。驚けるもにわかに思いておらべり。
「その声ぞ我が友の李徴子なるや?」袁、李徴と同じき年に進士に登りて、友の少なき李徴に最も親しかりき。
和やかなる袁のけわいの、峭しき李徴と当たらざりきゆえか。
 しばらく叢よりぞ言葉無かりき。しのび泣きと思える微かな声の時々洩るるのみなり。
ややもして低き声の答えたり。「げに我こそ隴西の李徴なれ」と。
 袁は恐れを忘れ馬を下りて叢に近づき久しきを述べたり。なぜ叢より出て来ずやと問えり。李徴の声ぞ答えて言う。
我今や異なるたぐいの身となれる。いかに友に浅ましき姿ぞ現すべきか。また現れば、必ずや君に恐れ厭う心ぞ起くべき。
されども今図らずに友に遇い得て恥ずる心をも忘るるにかなし。
いかに少しかるべくも醜き姿を厭わず、曾て君の友李徴なりける我と語らわまおし。

173 :名無氏物語:2006/11/10(金) 20:59:58 ID:XR+VVLv3
後に思うに怪しかれど袁げに直く思い入れ、毫も怪むぞなき。
下に命じ行列の進むを停ましめて、叢の傍に立たずみ、見えぬ声と語れり。
都の噂、旧き友の行方、袁が今の位、李徴がのりと。若き時に親しかりける隔てのなき様に語りて、
袁、李徴のいかに今の身に至れるを訊ねたり。草の中の声はかく言えり。
 
今より一年など前、我旅に出で汝水のほとりに泊れる夜のこと、一つ睡りてふと眼覚むると戸の外に誰か我が名を呼べる。
声に応え外に出で見るに、声闇より頻りに我を招く。覚えずして、声を追いて走りぬ。
うつつ無く駆け行くに、何時しか途は山の林に入り、また知らぬ間に我左右の手で土を攫み走れり。
何ぞ身体に力が充ち満ちたるごとく軽々と岩と石と跳び越えゆけり。
気付けば手の先肱の辺に毛の生えたるごとし。少しく明かりて、谷川に臨み姿を映し見れば、既に虎となれり。
我初めぞ眼を信ぜずたり。次に、これぞ夢にたがいなかるべきと思えり。
夢のうちにこれぞ夢なると知る夢を見けるゆえなり。いかにも夢ならぬと悟るべき時、
我茫然と懼れたり。げに、いかなる事も起り得るなりかと思いて、深く懼れたり。
されどもなぜかのごとき事になれるや。え知らず。げに何事もえ知らず。
ゆえも知らずに与えつけらるるを静かに受取りてゆえも知らずに生きぬるこそ生きものさだめなり。
我すぐに死ぬるを思えり。されどもその時眼の前を兎の一匹走り過ぐめるに、我がうちなる人は忽ち姿消えぬ。
再び内なる人が目覚むる時、我が口ぞ血に塗れ、あたりにぞ毛の散れる。
これぞ虎たる始めの事なり。もって今にまでいかなる事ぞなし続けしや、え語らぬ。
ただ一日の中に必ず幾時にぞ、人の心が還り来たる。さる時には昔に同じく、
人の言葉の用いられて、重なる思いに堪え得て、、経書の章句を誦んぜらる。
その人の心に、虎たる己の虐き行いのあとを見、己のさだめを思い返す時こそ、最もかなしく、恐しく、憤ろしかれ。
されどその人に帰る幾時も、日を経つついよいよ短くなる。今まではなぜ虎などなれるやと怪しみたれども、
ふと気付けば、我はなぜ前に、人なれるやと思えり。これぞ恐しきなる。
今少し経てば、我が中の人の心は、獣たる慣れに全く埋れて消えなむ。あたかも、古き宮の礎のがいよいよ土と砂と埋るるがごとくに

174 :名無氏物語:2006/11/10(金) 21:02:25 ID:XR+VVLv3
されば果てに我己の昔ぞ忘れ、一匹の虎と狂いまわり、今日がごとく途に君に会へども友と認めずに裂き喰らい何の悔も思うまじ。
げに、獣と人と、もとは何か他のものなりけらむ。初めそれを憶えてたれどもいよいよ忘れ、
初めより今の形なると思い込めるならむや? 否、さるはいかなるともよし。
己の中の人の心全く消えねば、おそらく、さるこそ我しあわせならむ。されども己の中の人さるを、最も恐しく思いける。
ああ、全く、いかに、恐しく、哀しく、切なく思いけるや! 己が人たる思いの失うことを。
この心誰にも知れず。誰にも知れず。己と同じ身の上に成れる人ならずば。
ところに、さあり、己の全く人たらずなりぬる前に、一つ頼みおかまほしきことぞある。




175 :名無氏物語:2006/11/10(金) 21:20:30 ID:XR+VVLv3
袁の一行、息をのみて、叢の中の声の語る怪しさに聞入れり。声続け言えり。
 他ならず、我元は詩人たる名を成さむと思えり。さるに業未だ成らずこのさだめに至れり。
曾て作りし詩数百篇、もとより、いままだ世に行われたらず。遺れる稿のありかもすでにえ知らずなりたらむ。
ところに、そのうちに、今も尚唱えらるるものぞ数十ある。これ我が為にのこし伝えまおきなり。
何も、これより一つたる家をなすならず。作れるぞ巧きか拙きか知らず、とにもかくにも、
富を捨て心を狂わせ命もて執着せるものを一部とも後の代に伝えずば、死ねどもえ死ぬまじ。
 
袁下に命じ、筆執りて叢の中の声に随い書きとらせたり。
李徴の声ぞ叢より朗々と響けり。長く短く凡そ三十篇、けわい高く雅びに、おもむき出で離れたり、
一つ読めば作れる人才の凡ならざると思えるもののみなり。
されども袁嘆きつつ漠然といづこにや欠くるところあらむかと。
 
旧き詩を吐き終えたる李徴の声ぞ、にわかにけわいを変え、自ら嘲るがごとくに言える。
 羞しきなれども今も、さるあさましき身に成り果てたる今も、
我己の詩集ぞ長安風流人士の机に置かれたる様を、夢に見るぞある。
岩の穴の中に横たわりて見る夢にぞ、笑うべし。え詩人に成らず虎に成れる悲しき人を。(袁昔の李徴の嘲ける癖を思出し聞けり。)

さるなり。笑いぐさに今の思いぞ直ぐに詩に述ぶめりか。この虎の中に、いまだ曾てある李徴の生けるあかしに。
 袁はまた下に命じ書きとらせたり。その詩に曰く。

   偶因狂疾成殊類 災患相仍不可逃
   今日爪牙誰敢敵 当時声跡共相高
   我為異物蓬茅下 君巳乗気勢豪
   此夕渓山対明月 不成長嘯但成

176 :名無氏物語:2006/11/10(金) 22:01:39 ID:XR+VVLv3
先の刻みにぞいかにさる定めになれるを知らぬと言いき。されども思いには思い当るぞ全くなきならず。
人たしり時、我は人との交を避くるに努めたり。人我を倨れるなり、大きなりと言えり。
げに、それこそ恥ずる心に近きものなるを知らず。げに曾て郷の怪しき才と言われたる我に驕り無かりしとぞ言うまじ。
されどもそれはな恐るる驕りというべきものなりけり。

我詩に名を成さむと思いつつ、師に就き、友に交りて磨くことぞなかりき。我また俗なる物の間に並ぶも潔しとせずたり。
ともに我が恐るる驕りと、驕る恐れのゆえなり。
己の珠に非ぬを惧るるがゆえに、敢て磨かむとせず、また己の珠なるべきを半ば信ずるが故に、碌々と瓦に並ぶことも得ざりき。
我はいよいよ世に離れ、人に遠ざかり、憤りと憎みとに益々己の内なる恐るる驕りを飼い太らするになれり。
人は誰も猛き獣を使へども、その猛き獣たるぞ、各が性なりという。我はこの驕る恐れぞ猛獣なりき。虎なりしなり。
これぞ己ぞ損ない、妻子ぞ苦しめ、友ぞ傷つけ、果てに、我が姿ぞかくのごとく、内の心にふさわしいきものに変えぬるなる。
今思えば、全く、己にある僅かなる才を費やしぬることなり。
人の生くるは何事をも為さぬには余りに長けれども、何事かを為すには余りに短しなど口先のみ警句を遊ばせつつ、
まさに才の足らぬを現さむやと思う卑しき恐れと、努むるを厭う怠けとこど我が凡てあるものなりき。


177 :名無氏物語:2006/11/10(金) 22:05:44 ID:XR+VVLv3
我より遥かに乏しき才なれども、心一つに磨けるゆえに、堂々たる詩家となりたる人こそ幾らもあるなれ。
虎と成り果てた今、我ついに気付けり。それを思えば、今も胸を灼かるるがごとき悔いを思う。
我すでにえ人と生くるをなさじ。今、我が頭に、いかに優れる詩をなせども、いかに表すべきか。
増して我が頭は日毎に虎へ近づき行く。いかにすべきや。我が費えたる時は? 堪えざるべし。
我さる時に、向える山の頂の巖に上り、空しき谷へ吼ゆ。この胸灼くる悲しみを誰かに訴わまおしきなり。
昨夕も、あこに月へ咆えたり。誰この苦しみの知らむかと。されども獣ども我が声を聞きて、ただ、懼れ、ひれ伏すのみなり。
山も樹も月も露も、一匹の虎の怒り狂いて、猛けるとのみ思えり。天に躍り地に伏して嘆けども、
誰一人我が心を知るは無し。あたかも、人たりし頃、我が傷み易き心を誰も知らざりけるがごとく。
わが毛皮の濡れたるは、夜露のゆえのみならず。

178 :名無氏物語:2006/11/10(金) 22:55:56 ID:XR+VVLv3
ようようあたりの暗さが薄らぎ来たり。木の間を伝いて、いづこからか、暁き角哀しげに響き始めたり。
 別れを告ぐべし。酔うべき時が、(虎に還るべき時が)近づきたるゆえに、と、李徴の声ぞ言える。
されども別るる前にもう一つ頼みがある。我が妻と子なり。いまだカクリャクにあり。
もとより、我が定めは知るゆえなし。君南より帰れば、我既に死ねりと告げむか。
決して今日のことぞ表さざらまおし。大がましき願いなれども、孤りに弱(おさ)なきを悲しみ、
今後とも道に飢え凍ゆるなく計らえば、我が幸いにして、これに過ぎたるは莫し。
 言い終えて叢より哭ける声ぞ聞える。袁また涙をうかべ、欣び李徴の意に副わまおしき旨を答えたり。
されども李徴の声ぞ忽ち先の刻みの嘲けるけわいに返りて言えり。
 まことに、先ず、この事を先に頼むべきなり、我の人ならば。飢え凍えむとする妻と子よりも、
我がの乏しき詩業を気にするだから、さる獣に身を堕すのだ。
言い加えるに、袁の嶺の南から帰る道に決してここを通らざるまおし、その時に我の酔いて友を認めず襲いかからむゆえになり。
今別れてから、前の百歩の所にある、あの丘に上れば、こちらを顧みまおし。今の姿を再び目に掛けむ。勇ましく誇るならず。
我が醜き姿を示して、以て、再びここを過ぎて我に会わむとする心を君に起こさせぬゆえなり。
 袁叢に、懇ろに別れの言葉を述べ、馬に上れり。叢より、また、堪え得ざるがごとき泣き悲しむの声ぞ洩れたる。
袁も幾度叢を顧みつつ、涙に発てり。
 一行丘の上につける時、言われたるに顧みて、先の林の間の草地を眺めたり。
たちまち、一匹の虎草の茂みより道に躍り出づるめり。
虎、既に白く光を失える月を仰ぎて、二声三声吼えたるがごとく見えて、また元の叢に躍り入り、再びその姿を見るぞなかりき。

179 :名無氏物語:2006/11/11(土) 02:44:50 ID:WgZF3AnO
GJ!

180 :名無氏物語:2006/11/11(土) 02:57:46 ID:WgZF3AnO
ちょっと変なところもあるけど、全体的には良いと思う。
というか読みづらいね。いや、訳者のせいじゃなくて。雅文のせい。
それだけ敦の漢文風の文体が無駄なく雄弁なのを物語っているな。

181 :名無氏物語:2006/11/21(火) 15:47:29 ID:7W9Kxruv
?(´・ω・`)   

182 :名無氏物語:2007/01/15(月) 15:59:22 ID:lwrwWHm4
(o^∇^o)ノ                                    

183 :名無氏物語:2007/01/26(金) 23:08:14 ID:6RWjbk8w
山月記と隆虎伝では妻への頼み事をする順番が違うんですがどうしてですか?

184 :名無氏物語:2007/01/26(金) 23:19:05 ID:6RWjbk8w
隆虎伝ではなく人虎伝でした

185 :名無氏物語:2007/01/27(土) 06:21:27 ID:Z00jqDoT


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