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【生死】日本陽明学 【超脱】

1 :日本@名無史さん:2006/03/13(月) 17:38:27
「心即理」「到良知」「知行合一」
明治維新の原動力といわれる陽明学、陽明学者についてのスレです。


2 :日本@名無史さん:2006/03/13(月) 19:41:34
まずは安岡正篤あたりからか?

3 :日本@名無史さん:2006/03/13(月) 19:57:53
大塩平八郎でしょ?

4 :日本@名無史さん:2006/03/14(火) 00:32:50
中江藤樹からでしょ?

5 :日本@名無史さん:2006/03/14(火) 00:46:16
日本の陽明学の祖、中江藤樹「近江聖人」と称される。

大野了佐という医者志望の少々要領の悪い少年を見事、医者に育て上げた
エピソードは有名かどうかはわからない。
「各自の得意とするところをよく知り、それぞれの能力、
  分際にふさわしくそれを使えば、用に立たない人間はいない」
これは名言だと思います。

6 :名無し募集中。。。:2006/03/14(火) 04:29:10
やっぱり中江藤樹でしょうね

7 :日本@名無史さん:2006/03/14(火) 17:27:47
熊沢蕃山は幼いころ山二つ超えた村から中江藤樹の講義を聞きにきていた。
熊沢蕃山は百姓の子であったため武士の講義する席上に入る事は本来許されなかったが
中江藤樹のはからいで廊下に上げてもらい講義を聞いていたという。

8 :日本@名無史さん:2006/03/14(火) 17:40:44
藤樹「私の話が聞きたいか」
蕃山「はい、雨の日も、風の日も、こうして、先生のお話を聞くのが、私の何よりのつとめだと思って参っております」
藤樹「そうか。お前の所は一体どこかね」
蕃山「2つ山越した向こうでございます」
藤樹「そうか。すると歩いてくると4時間くらいはかかるねえ」
蕃山「はい」
藤樹「どうだ、聞くところによると、年をとったおっ母さんとお前だけだということだけれども、うちの馬小屋があいているので、馬小屋に来て住んではどうか」
蕃山(号泣して)「ご親切なお気持ちは、よくわかります。けれども、私は、山2つ越えてここへ来るからこそ、辛抱甲斐があると思っております。
お宅にご厄介になっては、たいして疲れも感じないで、いながらにして、お話を聞くなんてことは、もったいないことでございます。
やっぱり、今までどおり、働いたあげくに、2つ山越えてここへまいり、お話を承る。これがもう一番、私の気持ちの中に、励みが出ますので、どうぞそうさせてください」


9 :日本@名無史さん:2006/03/14(火) 20:02:45
中江藤樹の教え
「貌」 「言」 「視」 「聴」 「思」

10 :日本@名無史さん:2006/03/15(水) 17:29:46
誰か日本の陽明学と中国の陽明学のちがいを教えてください。

11 :日本@名無史さん:2006/03/15(水) 19:13:45
それはね









分からん

12 :日本@名無史さん:2006/03/15(水) 19:17:19
無知だなww












考えた事もなかった('A`)

13 :日本@名無史さん:2006/03/16(木) 12:12:27
>>10
日本のフランス料理とフランスのフランス料理の違いを教えてください、
って言われて答えられるか?
そんな客観的な問題設定には意味がないとオモ

14 :日本@名無史さん:2006/03/25(土) 00:09:00
中国で生まれた陽明学だが日本の風土に合うなにかが有ったんだろうね。

15 :日本@名無史さん:2006/03/29(水) 23:02:19
「人はあらかじめ善悪の判断の中にあるのではなく、心の本体は無善無悪。
 その混沌からほとばしるものこそが真の善である。」   
王陽明


16 :日本@名無史さん:2006/03/30(木) 07:19:00
人気占い師細木数子の過去 島倉千代子50周年の陰で語られた
http://www.ultracyzo.com/newssource/0406/01.html
安岡正篤との関係
http://www.nazotoki.com/obatyan.html

17 :日本@名無史さん:2006/03/30(木) 07:42:47
9 :考える名無しさん :2006/03/29(水) 14:22:57
安岡正篤の著書と細木数子のTVじゃ月とスッポンで有ります。

18 :日本@名無史さん:2006/03/30(木) 12:20:44
陽明学と禅が似ていると言う人もいますよね。
どちらもひたすら己自身の内面に向かっていく(心の鍛錬の)イメージはありますね。

19 :日本@名無史さん:2006/03/30(木) 14:20:48
禅の背景があったから、陽明学が成立したんだと思いますが。

20 :日本@名無史さん:2006/03/30(木) 21:18:29
>>19
そうだね、王陽明自身が仏教にのめりこんだ時期があるもんね。
当然陽明学にも影響してるだろうね。
宮本武蔵をはじめとして日本の武芸者達も禅の影響をうけているし、
もともと日本に陽明学の浸透しやすい下地はあったのかも。

21 :日本@名無史さん:2006/03/30(木) 22:47:05
だから陽明酒ってあるのか

22 :日本@名無史さん:2006/03/31(金) 00:51:49
養命酒?

まあ武士道も唯心論的だし。
陽明学は中学校で是非教えるべきだと思う。

23 :日本@名無史さん:2006/03/31(金) 09:42:41
>>22
武士道なんだけど宮本武蔵と新渡戸稲造の武士道じゃ全然ちがうと思わない?
前者は戦いに勝つための実戦武士道で後者は身を修めるための道徳武士道。
自分の場合はそんな風に思う。
>陽明学は中学校で是非教えるべきだと思う
賛成

24 :日本@名無史さん:2006/03/31(金) 17:31:54
>>22
とらえ方でいろんな解釈の出来る学問だから今の学校じゃしっかりと教えられないと思うよ

25 :日本@名無史さん:2006/03/31(金) 17:46:43
24歳の頃、王陽明の言葉で衝撃を受けた俺。
まったく働く意欲も意味も見いだせず、
腰の据わらない生活だったが、いまは結婚し子供もいて、
仕事の充実度も比べるまでもなく満足している。
たった一編だが、自分には本当に大きな人生訓となった。
どんな言葉だったか、忘れたけど。

26 :日本@名無史さん:2006/03/31(金) 18:34:13
>>25
ウケタw

27 :日本@名無史さん:2006/03/31(金) 20:10:33
>>25
そんないい言葉なら思い出して教えてくれ

28 :日本@名無史さん:2006/03/32(土) 00:39:28
>>23まあ道徳規範、内心の清浄という見方からです。
>>24原文を教えるだけでも効果はあるんじゃないでしょうか。
  陽明学には心のモヤモヤを晴らすような言葉が多い。
   若く純粋な魂には感じるところがあるはず・・・と信じます。


29 :日本@名無史さん:2006/04/02(日) 05:35:18
山中の賊を破るは易し。心中の賊を破るは難し。

30 :24:2006/04/02(日) 11:51:53
>>28
原文を教えるだけのほうがかえって良いと思います。
教師によって陽明学の解釈は異なるでしょうし。
原文を読んで感銘を受けた学生は自分から進んでいろいろ学ぶでしょうし。

31 :24:2006/04/02(日) 12:06:18
「しょうし」で韻をふんでしまったw

32 :日本@名無史さん:2006/04/03(月) 07:27:57
「もし自分の心に聞いて間違いだと思うなら、たとえ孔子の言葉でも、それを正しいこととはしない。」

                                            王陽明 


33 :日本@名無史さん:2006/04/05(水) 00:33:35
>>32
自分の日常で実践しようとすると難しい・・・

34 :日本@名無史さん:2006/04/08(土) 12:53:28
みなさん、今のプチ武士道ブームどう思います?
そもそも武士道は流行で広めていくような物だとは個人的には思いません。
新しい解釈で武士道を捉えた本などがベストセラーになっています。
新しい解釈をして出版するのは良いんですが原典を読まずに武士道を語る人が最近は多く感じます。

35 :日本@名無史さん:2006/04/08(土) 15:14:52
この陽明学は、江戸時代の日本にも伝えられ、幕末の倒幕運動の指導者である大塩平八郎や吉田松陰らが、
陽明学の心即理を理念にして行動した。しかし、彼らの心即理はは心の至誠を貫くことと解されており、
王陽明のそれとは異なるものだった。


とwikiにあったのですが、どのような違いがあるのでしょうか?

36 :日本@名無史さん:2006/04/08(土) 16:39:00
>>35
違いというと中国陽明学は民間に宣布活動が行われたり弟子達がそれぞれの学派を作るなどの流れがあった。
日本陽明学は個人の生死超脱の覚悟、自我の確立などの個人の内面で完結する思想などといわれています。

>彼らの心即理はは心の至誠を貫くことと解されており、王陽明のそれとは異なるものだった。
これは私見ですが心即理の解釈は心の至誠を発揮するというのは中国陽明学も大塩平八郎や吉田松陰も大差は無いと思います
ただ王陽明は国、村落の秩序、規約、共同意識を育てることに専念したのにたいして
大塩平八郎や吉田松陰は反体制の立場(王陽明とは対極の立場)で陽明学を活用したというところでの違いでしょうか

37 :日本@名無史さん:2006/04/08(土) 16:46:49
補足
>(王陽明とは対極の立場)
王陽明は匪賊討伐での軍功があるので対極の立場という言葉を使いました

38 :日本@名無史さん:2006/04/08(土) 20:52:37
>匪賊討伐

あれは凄いね。迅速で。

39 :日本@名無史さん:2006/04/08(土) 21:03:27
>>38
やはり陽明学の心の鍛錬が有事の時にも動じなくするんだろうか?

40 :日本@名無史さん:2006/04/08(土) 22:29:28
>>36
そうだったのですか。ありがとうございました。

41 :36 :2006/04/08(土) 22:39:00
>>40
どういたしまして。あくまでも私見です。

42 :日本@名無史さん:2006/04/10(月) 01:48:56
王陽明の言いたいことは実の所、楽しく行こうぜって事を言いたいんだよって思う。

43 :日本@名無史さん:2006/04/10(月) 12:35:38
ワンヤンミン?

44 :日本@名無史さん:2006/04/10(月) 14:03:40
>35大塩が倒幕の指導者? アホか!

45 :日本@名無史さん:2006/04/10(月) 14:23:17
>>44
たしかに倒幕運動としての反乱ではないですね。

46 :日本@名無史さん:2006/04/13(木) 18:58:50
司馬遼太郎は河井継之助を最高のサムライとして称えてるけど詳しい人いる?

47 :日本@名無史さん:2006/04/13(木) 23:22:20
「峠」かな。

48 :日本@名無史さん:2006/04/14(金) 03:46:27
司馬さんは西郷隆盛や大塩平八郎みたいなのは嫌ってそう。

49 :日本@名無史さん:2006/04/14(金) 03:53:27
>>48
司馬遼太郎はほとんど読んだことないんだよなぁ。

>西郷隆盛や大塩平八郎みたいなのは嫌ってそう
両者とも反体制にまわらざるをえなかった人だけどどういう所が嫌いそうなの?

50 :日本@名無史さん:2006/04/14(金) 04:13:54
行動はまったく挫折し、自らはもとより付き従った味方も悲惨な結末を迎え、
暴動、戦争で無辜の民が理不尽な損害を受けたというところ。
近代合理主義の立場からみれば、まったく意味がなくマイナスの存在ですらあったこと。

51 :日本@名無史さん:2006/04/14(金) 04:29:59
>>50
返事ありがとう。でも河井継之助も50の内容にあてはまる所が多く感じる。

52 :日本@名無史さん:2006/04/14(金) 04:46:50
河井の活躍がまだ薩長官軍対幕府の戦いの途上だったからじゃない?
司馬さん新撰組のことは嫌ってないみたいだし。

53 :日本@名無史さん:2006/04/14(金) 11:16:15
司馬遼って世の中とずれた人間をかなり好んで書いてるけど。

54 :日本@名無史さん:2006/04/14(金) 15:00:52
司馬遼太郎は作品の中で陽明学について触れたことはあるの?
「この国のかたち」の1か2で朱子学について書いてた記憶はあるんだけど。

55 :日本@名無史さん:2006/04/15(土) 00:41:46
「人は天地の心にあたり、天地万物はもともと自己と一体のものである」
                                  王陽明

56 :日本@名無史さん:2006/04/26(水) 05:18:08
>>54
ないんじゃないかなあ。
>>50のいうような理由で陽明学を嫌っていると思われ。

司馬が人気作家になったのは、基本的に戦後民主主義、戦後平和主義的な
価値観に背かないから。

57 :日本@名無史さん:2006/04/27(木) 04:41:15
>>53
確かにそういう部分はあるみたいだけど、それはずれた方向が「先進的」であったり「合理的」であったりした場合かと。
河井の例なら、幕府軍にもこんなに合理的で近代的な名将がいた! という感じか。

58 :日本@名無史さん:2006/04/27(木) 05:52:12
ワレ狂カ愚カ知ラズ、一路ツイニ奔騰スルノミ

歩兵第三連隊 野中四郎大尉

59 :日本@名無史さん:2006/04/29(土) 17:23:46
人気占い師細木数子の過去 島倉千代子50周年の陰で語られた
http://www.ultracyzo.com/newssource/0406/01.html
安岡正篤との関係
http://www.nazotoki.com/obatyan.html

60 :日本@名無史さん:2006/05/02(火) 13:31:07
売名のために細木側がからんだってことかな。

61 :日本@名無史さん:2006/05/14(日) 01:47:45
陽明先生は、出仕してすぐに宦官の専横を批判し速攻で流刑されるという
功利的には馬鹿としか言いようがない人。
でも俺は大尊敬する。


62 :日本@名無史さん:2006/05/14(日) 11:06:10
陽明学を学ぶには何を読めばいいでしょうか?

やはり王陽明の原文ですか?日本式に受け入れられたものか?


63 :日本@名無史さん:2006/05/14(日) 11:44:29
大塩先生かな

64 :日本@名無史さん:2006/05/14(日) 13:18:41
>>62
個人的には「伝習録」だと思います。日本語訳も何冊かでているので入手しやすいですし。
「伝習録」は王陽明が著したのではなく門人の徐愛ら弟子によってまとめられたものです。
大塩平八郎、吉田松陰なども「伝習録」を学びそこからそれぞれの解釈をしたんだと思います。

王陽明本人は自分の考えが後世に間違って伝えるのを恐れあまり教えを文字のするのには慎重だったようです。

65 :ゴメンナサイ訂正します:2006/05/14(日) 13:21:36
>王陽明本人は自分の考えが後世に間違って伝えるのを恐れあまり教えを文字のするのには慎重だったようです。

王陽明本人は自分の考えが後世に間違って伝わるのを恐れて、教えを文字のするのには慎重だったようです。

66 :62:2006/05/14(日) 21:55:51
>>64
ありがとうございます。
「伝習録」ですか。分かりました。
ついでに、日本式に陽明学を咀嚼した書を読むとしたら、どれがいいですか?

儒教を日本人式の「儒学」とした、伊藤仁斎のような人は陽明学の場合は
誰に当たるのでしょうかね。



67 :日本@名無史さん:2006/05/14(日) 22:37:13
>>61
王陽明は何回も讒言や罠で窮地に立たされてるね。
仕事が出来るうえに下の者にも慕われて上の者でも間違いだと思えば平気で意見する。
そりゃ出世、名声しか頭にない奴には嫉妬されまくったんだろう。
でも窮地に立たされても必ず協力者が出てくるのはやはり人徳であり
現代で言うカリスマだったんだろうな。

68 :日本@名無史さん:2006/05/14(日) 23:00:05
病弱だから下手すると最初の流刑で死んでたかもしれないけどね。

69 :64:2006/05/15(月) 00:42:20
>>66
松永尺五、木下順庵、朱舜水、中江藤樹、熊沢蕃山、三輪執斎、山田方谷
春日潜庵、河井継之助、大塩平八郎、吉田松陰、西郷隆盛など思いつきますが
日本人式の陽明学としたとなると申し訳ないですが私じゃわからないですね。

>日本式に陽明学を咀嚼した書を読むとしたら、どれがいいですか?

これはもう、陽明学を志した日本人の中で貴方が共感する人物の著した物から読むのが一番じゃないでしょうか。

70 :日本@名無史さん:2006/05/15(月) 03:29:00
ある人が目を病み、すっかり落ち込んでいた。
王陽明「なんと君は、目を大切にするあまり、自分の心を傷つけている。」

71 :日本@名無史さん:2006/05/15(月) 04:05:07
新渡戸稲造や内村鑑三も、キリスト教徒になる前は熱心な陽明学徒だったらしい。

72 :日本@名無史さん:2006/05/15(月) 04:22:33
>>71
キリスト教徒になった後にも新渡戸稲造は「武士道」のなかで王陽明を称えてるよ。

軍閥、右翼に脅されながらも日米戦争回避を唱えた新渡戸先生の精神力はさすがだと思うよ。

73 :日本@名無史さん:2006/05/15(月) 11:50:20
新渡戸さんが死んだのは1933年では?
内村さんは内村さんで日露戦争すら不支持だったし。

74 :日本@名無史さん:2006/05/15(月) 12:20:55
1933/03/28   日本、国際連盟脱退  新渡戸稲造「なんといっても日本を国際社会の孤児にさせてはならない」と訴える。
1933/10/16 新渡戸稲造死去。享年72歳。

75 :日本@名無史さん:2006/05/15(月) 12:22:12
1933/03/28   日本、国際連盟脱退  新渡戸稲造「なんといっても日本を国際社会の孤児にさせてはならない」と訴える。
1933/10/16   新渡戸稲造死去。享年72歳。

76 :南京大虐殺の首謀者:2006/05/15(月) 12:29:56

南京城攻略の折、降伏した中国兵数千人を城壁の傍らに立たせておき銃剣にて全員を刺殺した時の司令官は
昭和天皇の叔父で天皇に顔がそっくりの朝香の宮と言う奴だ。
南京大虐殺は天皇家の命令で行われたことは明らかだね。
そうやって在日である天皇家は、日本の名誉を著しく傷付けるような指導を日本国民に対してして来た訳だ。
そんな天皇制にしがみ付いている奴はバカか狂人かのどっちかだね。

あるリベラルな知識人が二十年ほど前に、先の戦争は国民にも責任があると言ったことをヒントに、
天皇には責任が無いみたいなズレたことを言い出した右翼がいるが、
国民主権国家となってから、その天皇制を廃棄しないでいたことは今度は本当に国民の責任である。


http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/data/nangjin/index.htm


77 :日本@名無史さん:2006/05/15(月) 12:44:30
>>76
スレ違い
人に伝えたい事が有るのなら最低限のルールと礼儀を守ってください。
ここは陽明学、陽明学者についてのスレです。

78 :日本@名無史さん:2006/05/15(月) 16:38:58
1933年の段階では日米戦争など発生しようもない。
第一、アメリカは国際連盟に加盟してないではないか。

79 :日本@名無史さん:2006/05/15(月) 17:55:44
>日米戦争回避を唱えた新渡戸先生の精神力はさすが

って満州事変で悪化した日米関係を修復するって言って、アメリカで
満州事変正当論を講演行脚しただけじゃん

80 :日本@名無史さん:2006/05/15(月) 18:07:25
>>79
たしかにそういう見方も出来るね。

81 :日本@名無史さん:2006/05/15(月) 18:13:44
どっちにしても精神力が有ることには変わらないと思うが

82 :日本@名無史さん:2006/05/15(月) 18:32:08
そもそも満州事変以前に、アメリカの意向で日英同盟が破棄されてるんであって。
この時から孤立してはならんと訴えてるなら分かるが。

83 :日本@名無史さん:2006/05/15(月) 19:06:02
>>82
新渡戸はもとから国際派であって日本が世界から孤立するなというのは
満州事変以前からの新渡戸の考えだというのは新渡戸に興味のある者なら誰でも知ってること。
欧米に日本を理解してもらうために
「武士道」を海外向けに書いたことなどから世界の一員としての日本をずっと訴えていた人だとわかるだろ。
まぁ歴史は一つの見方で見れないのも確かだとは思う。

84 :日本@名無史さん:2006/05/15(月) 19:18:33
そうだよね。じゃあ新渡戸は日英同盟破棄にも反対してたの?

85 :日本@名無史さん:2006/05/15(月) 19:27:13
>>84
それは知らないです。
質問はいいが、単発で質問されても君の真意がわからない。
君は新渡戸稲造をどう評価してるの?

86 :日本@名無史さん:2006/05/16(火) 09:47:18
学校で古典漢籍を素読、というのも良いんじゃないかと思うのだが



87 :日本@名無史さん:2006/05/16(火) 10:50:06
>>86
なんで?

88 :日本@名無史さん:2006/05/16(火) 12:21:11
単発質問の人は、なんで自分の考えは言わないの?

89 :日本@名無史さん:2006/05/16(火) 13:56:38
単発だから

90 :日本@名無史さん:2006/05/16(火) 14:18:10
なら答える必要も無しだな

91 :日本@名無史さん:2006/05/16(火) 14:42:53
夏目漱石 則天去私
「不自然は自然には勝てないのである。技巧は天に負けるのである。策略として最も効力あるものが到底実行できないものだとすると、
つまり策略は役に立たないといふ事になる。自然に任せて置くがいいといふ方針が最上だといふ事に帰着する。」

92 :日本@名無史さん:2006/05/16(火) 19:50:20
>>90
誰に答えるつもりだったのですか

93 :日本@名無史さん:2006/05/17(水) 08:04:40
>>92
何のために聞いているんですか

94 :日本@名無史さん:2006/05/17(水) 15:07:26
心中の賊を破るためであります。

95 :日本@名無史さん:2006/05/17(水) 19:52:25
どうすれば破れるのでしょうか。

96 :日本@名無史さん:2006/05/18(木) 14:22:35
しかし今の人はギャグ貧乏なんですかな
こんな定番のネタに受けるとは。
楽な時代ですなぁ

97 :日本@名無史さん:2006/05/18(木) 14:54:36
まずは原文知らないと〜と思い、本屋に行ってみたけど、伝習禄の原文が載っている本はあまりなかった。
図書館に行くか
ネットで買うか



98 :日本@名無史さん:2006/05/18(木) 23:37:25
「大学に、上の人を見ていて好ましくないと思ったことは、
下の者に行わないとあるが、上の人を見て好ましくないと思うのは良知であり、
下の者に行わないのは、他ならぬその良知が発揮されたということだ。」   王陽明

99 :日本@名無史さん:2006/05/19(金) 01:07:13
中国で滅んで日本で復活したのは、なんとなくだが分かる気がする。



100 :日本@名無史さん:2006/05/19(金) 15:15:12
陽明学を日本流に言うと

口動かしている暇があったら手を動かせ
動きながら考えろ
バカやろー


101 :日本@名無史さん:2006/05/19(金) 17:31:35
例えば、恋人を大事にするという行為は、恋人を大事にするという行為が
良いことであるとする良知の判断が基礎であって、それが実行されたとき、
恋人を大事にするという行為が実現し成就する・・・というのが「知行合一」の説。
陽明学の考えだと、「わかっちゃいるけどやめられない」てのは実はわかってないと解釈する。
自分の心で本当に正しいと思うことは行動に現れるし、正しくないと思うことは行動に移さないとする。

102 :日本@名無史さん:2006/05/19(金) 20:27:40
>>101
>自分の心で本当に正しいと思うことは行動に現れるし、正しくないと思うことは行動に移さないとする。

あくまでも欲望がない純粋な心での判断が条件でしょ。心が欲望にとらわれていると正しい判断は出来ないよ。
心を鏡だとすると、綺麗な鏡は正しく対象を映すが、曇った鏡は対象も曇って映してしまう。

103 :日本@名無史さん:2006/05/19(金) 21:54:26
>陽明学の考えだと、「わかっちゃいるけどやめられない」てのは実はわかってないと解釈する。

ニートの身としてはグサッとくるね。

104 :日本@名無史さん:2006/05/20(土) 01:33:35
考えてみればニートというのは、俗世間を離れ詩を読んで生きることを
聖人の姿とした中華の国の発想なのか。

翻って陽明学というのは、創始者(王陽明)がすでに匪賊鎮定に走り回っていた武人である。
常に世間にまみれて働きながら、思想を深めることを目指す動中の工夫。
理屈っぽい話が嫌いで能書きを並べてるだけじゃ駄目だ、と言うのが好きな日本人好み。
ついでにニートとは相容れない。



105 :日本@名無史さん:2006/05/20(土) 02:26:07
>>104
王陽明は伝習録見るかぎりじゃ人と会話するのは好きそうに見えるぞ。
そもそも友人、弟子たちとの会話録みたいなものだし。

106 :日本@名無史さん:2006/05/20(土) 03:19:12
人と談合し古の聖賢の書を読む事こそ義を立てるに必要な事である

と山本常朝は教えています。

107 :日本@名無史さん:2006/05/20(土) 03:33:14
会話することと働くことは矛盾しないのでは?

武人として忙しいのに学問を実践していたことに意味がある。
ある夜学問について弟子と談じていても、翌朝弟子が挨拶に行くとすでに陽明は進軍した後だった。


108 :日本@名無史さん:2006/05/21(日) 01:34:06
会話をする時も働く時も心がけ次第で学ぶべきことはたくさんあるしね。


109 :日本@名無史さん:2006/05/21(日) 01:48:52
「友に対するに、相手に学ぶようにつきあえば成長が得られるが、
 相手の上に立とうとするのは悪いことになるだけだ。」   王陽明

110 :日本@名無史さん:2006/05/21(日) 21:13:07
陽明学が分かるなんてすごいぞ。
陽明学が分かったという人、
陽明学で心安らかになったという人、
教えてくれ。
漏れの心は五里夢中。
教えてくれ。

111 :日本@名無史さん:2006/05/21(日) 21:56:01
>>110
王陽明の残した言葉には感動したり勇気づけられたりもするが、
他人に陽明学を教えるとかは俺みたいな半人前には無理な話です。
ご期待には俺では答えられそうもありません、ごめん。

112 :111:2006/05/21(日) 22:00:52
>>110
まず読みやすい書籍などから読んでみては?


113 :日本@名無史さん:2006/05/21(日) 22:22:55
図書館で岩波の伝習禄を借りたけれども、断片的に読める程度。

原文だけだとそれはそれで難しいものだ・・。


114 :111:2006/05/21(日) 22:35:19
伝習録の原文だけで読むとは尊敬する。
俺はもちろん翻訳つきを読みました。

115 :日本@名無史さん:2006/05/21(日) 22:39:20
いや、もう断念しそうです・・。

荷が重過ぎました。

116 :111:2006/05/21(日) 22:39:43
今でも買える翻訳版は中央公論新社と岩波文庫の2種類だと思う。

117 :111:2006/05/21(日) 22:40:55
>>115
おつかれさまです、漢文は現代人には大変ですよね。

118 :日本@名無史さん:2006/05/21(日) 23:31:26
中央公論新社の翻訳本は良かった。

119 :日本@名無史さん:2006/05/23(火) 20:03:13
今の日本に陽明学派っているのだろうか?

120 :日本@名無史さん:2006/05/25(木) 00:05:39
「善念が起きた時には、それを察知してその善念を充実させ、悪念が起きた時には、それを察知して防ぎとめる。
 この、知り、充実させ、また防ぎとめるのは、志による。つまり天の聡明による。そしてそれは聖人が十全に具有しているのだが、
 学ぶ者はそれを保持すべく努めなければならない。」      王陽明

121 :日本@名無史さん:2006/05/26(金) 01:23:08
「悔いるよりも、今日直ちに決意して、仕事を始め技術をためすべきである。
何も着手に年齢の早い晩いは問題にならない。」

吉田松陰の言葉なんだけど身にしみるわ


122 :日本@名無史さん:2006/05/26(金) 07:35:41
吉田松陰が28歳で死んだといっても驚かないが
大石内蔵助が死んだのが44歳というのはショックだ。

123 :日本@名無史さん:2006/05/26(金) 10:37:48
なんでショック?

124 :日本@名無史さん:2006/05/27(土) 00:48:44
松蔭先生は孟子の講義をしてくれたそうだ。
それが「講孟余話」という本にまとめられているそうだ・・・・・・・・・

125 :日本@名無史さん:2006/05/27(土) 00:52:27
松陰は孟子や王陽明の思想から学んで革命に走ったのか?
松陰は革命に走るため思想を学んだのか?
どうなんだろ?

126 :日本@名無史さん:2006/05/28(日) 12:38:18
タチバナ教養文庫の吉田公平「伝習録」を読み始めた。
下巻の翻訳と読み下し、原文、吉田氏の解説が収録されたもの。
陳九川の記録(一章)を紐解いたばかりだが、解説付きの翻訳文でも非常に手強い。
大学の格物致知に関する問答から始まっているが、大学の素読経験があり、
常識程度に朱熹の格物説を理解している人ならツルツルと頭に入るのだと思うが、
残念ながら私は一章一節を読み進めるだけで多大な努力を要し、理解度も
非常に怪しい。
論語の学而編から素読を初め、通り一遍でも四書の朱子学的理解を得た上で
「伝習録」に挑戦した幕末の武士がのめり込んだ対象なので、アンチテーゼの
対象たる朱子学を理解せず手を染めるには無理がある。
学問を始めるのに年齢は関係ないというが、手順を踏んで良知に致る道は遠すぎる。

今のところ苦労しても吉田版「伝習録」を読み進めたいと思いますが、皆さんは
どのようにして陽明学に親しんだのでしょう。
長文スマソ

127 :日本@名無史さん:2006/05/28(日) 13:39:01
>>111 >>112
有難う御座います。
陽明学の本は少し持っていますが高い所から書かれてる気がして、凡才は
それがどうしたのの壁に突き当たってしまうのです。
でも、思い直して陽明学の本を買う積りで本屋に行きました。手にしたのは
岡田武彦先生の陽明学つれづれ草でした。これも壁かと思われ、買わずに
帰りかけ、Uターンして買って帰りました。
これが面白く、陽明学を学ぶことのヒントが得られました。


128 :日本@名無史さん:2006/05/28(日) 22:00:27
>>126>>127
自分の場合は、ある書き物(現代人の作品)の影響で陽明学に興味を持ちました。
それまでまったく陽明学どころか論語、大学などの知識も無かったのですが、
その作品の影響でどうしても陽明学を知りたくなり、
始めは林田明大の陽明学の解説書を読みました。
林田氏の本は陽明学の代表的なテーゼを現代人に当てはめて解説する様なスタイルの本で、
初心者にはとてもわかりやすかったです。ただ、あくまで陽明学を現代において活用するという解釈なので、
深く学びたい方には向いていないと思いました。
その後、安岡正篤の文庫本を読み、現在は「伝習録」の翻訳を読んでいるところです。
吉田公平、岡田武彦両氏の著書はどうでしょうか?

129 :日本@名無史さん:2006/05/29(月) 00:21:10
>>126
>学問を始めるのに年齢は関係ないというが、手順を踏んで良知に致る道は遠すぎる。

「良知というのは生まれつき人間が持つもので、それが発揮されないのは心が欲望で曇っているから。」
と王陽明も言ってますし、難しく考えずに自分で功夫していくのが大事なんじゃないでしょうか。
陽明学は書物を読んで頭で理解するだけの学問では無いと思います。


130 :日本@名無史さん:2006/05/30(火) 21:33:54
「陽明学は本来唯心論であって、心の霊妙透徹なる、能く万物を該ね宇宙を羅することを説いているのだから、
 自然に根柢において我が日本の神道に一致するところがある。」    
                                           有馬政祐

131 :日本@名無史さん:2006/05/31(水) 12:02:48
伝習録を漢文で読もうとされている方に一言。
朝の挨拶は、
日本「お早う」、中国「飯食ったか」、米国「良い朝」
だそうです。意味に違いはないと思います。文化が違うだけだと漏れは思う。
陽明の「格物到知」と朱子の「格物到知」の解釈は陽明学の入門ではない
かと漏れは思うが、日本語ででも難しいのに漢文で理解するのは難しそう。
日本と中国は文化が異なる。このことを理解するのは別の学問と思う。

陽明学をなぜ勉強するのか考えて見られることを漏れは勧める。

心を豊かに、心を穏やかに、日々暮らそうと思うなら仏教だと思うのだが。

>>128
漏れは熟読主義で本の読み比べはしておりませんが、
岡田武彦著「陽明学つれづれ草」は如何でしょうか。
日本人が陽明を学ぶ段階で出会う疑問や、陽明の研究に一生を捧げた先生の
境地が如何なるものか、まとめられています。



132 :128:2006/05/31(水) 18:21:15
>>131
御返事有難うございます。
今は「伝習録」を読んでいるので、陽明学に関するその他の本は読む余裕はありませんが、
岡田武彦の「陽明学つれづれ草」も、いつかは読みたいと思いました。
最近は孔子、孟子、王陽明に影響を受けた中江藤樹、吉田松陰の著書にも興味が沸いています。

133 :初学者 126:2006/05/31(水) 19:40:45
>>128 >>129 >>131 ご指導ありがとう御座います。
それから >>126 先輩、同じような方がいらっしゃるのを心強く思います。

安岡正篤氏は最近になって「人生と陽明学」という講演録を斜め読みしました。
これは始祖王陽明を初め、我が国の陽明学者の紹介や陽明学者たる安岡氏の
時事解説(ただし 1970 前後の)などが採録されたもので、帝京大学の阿部学長
のような口調の講話が10回分ほど入っていたでしょうか。
いろいろなエピソードがちりばめられて興味深く読めますが、瞬間を燃焼するとか
自己の例を俯瞰するとか、一般的に言われる陽明学がどのような考え方に基づいて
いるかについてはピンときませんでした(恐らく、そのあたりをクリアにするには
格物致知も避けて通れないと思います)。

陽明学は実用の学と言われますが、私は他の目的の手段としてこの学問に触れたい
のではありません。結果的にこれからの生き方に影響するかもしれませんが、
しいて言えば陽明学がどんなものなのか知りたいという興味があるからです。
心の持ち方や判断力を養うために古人が寄る辺とした教えが知りたいのですが、
私自身が宗教として盲信する対象を求めているのではありません。

近江の高島にある藤樹記念館が発行した「中江藤樹入門」なる小冊子も藤樹や
蕃山の人となり、人生を紹介したもので、彼らが心奪われた陽明学について
詳しく触れたものではありませんでしたので、納得するには伝習録にふれておかねば
なるまいと思いました。

陽明学は博覧強記を誇る学ではなく他の目的のための道具として使うのが正しい
接し方のような気もしますが、とりあえず興味本位で近づいてみます。

134 :128:2006/05/31(水) 21:59:17
>>133
とんでもないです。自分は人に指導できるような者じゃないです。
王陽明自身も、
「権威の言う事だからと言っても、自分自身の心で納得しなければ
 それを正しい事と鵜呑みにしてはいけない。」
と言っているんだし、126さんのやり方で陽明学と接すれば良いと思います。
お互い、陽明学から学べるものがたくさんあると良いですね。

135 :日本@名無史さん:2006/06/01(木) 12:15:14
今こそ我々は、生命尊重以上の価値の所在を、諸君の眼に見せてやる。天皇陛下、万歳!

三島由紀夫


136 :日本@名無史さん:2006/06/01(木) 12:50:10
>>135
三島由紀夫は「伝習録」は読んでなかったのは彼の論文を見ればわかる。
井上哲次郎の「日本陽明学派之哲学」だけ読み自らの思い入れを加えたのが三島由紀夫の思想。
三島由紀夫は作家として素晴らしいが、陽明学の理解度は低かったんじゃないかと思う。

137 :日本@名無史さん:2006/06/02(金) 12:06:44
徳川幕府の家康の代から数代にわたり幕府の学問をリードした「林羅山」と
云う学者がいる。彼の学問の基礎は「朱子学」である。しかし、家康に気に
入れられたいため一部を改ざんしたと云われる。
すなわち、「朱子学」のお殿様が無能なら家臣がとって代わるべしを、お殿
様が無能でも家臣は立派に仕えよとした。
このことにより徳川300年が続き、今の日本人のDNAになっているのでは
なかろうか。
しかし、かえって幕末の日本に陽明学を引き入れたと考えられるかもしれ
ない。

このスレを続けたいので漏れは無理している。モトムハンロン。

138 :日本@名無史さん:2006/06/02(金) 15:45:15
そんなこったから軍閥の興亡による19世紀末から20世紀半ばまでの半植民地なカオス状態を招いたわけだが。

139 :日本@名無史さん:2006/06/02(金) 19:20:21
>>137
朱子学と易姓革命でググるとそのあたりの解説がぞろぞろでてきた。
朱熹は正統性にこだわったが、易姓革命を認めなければいかなる政権も正統とは
いえなくなるし、易姓革命を認めれば現在の政権を転覆することも可となる。
林家のいい加減な朱子学はもちろん、易姓革命説には本家の朱熹ですら
曖昧な態度をとっていたようだ。

140 :日本@名無史さん:2006/06/02(金) 22:10:11
陽明学の日本への流伝は徳川家康の時代に始まる。
安岡正篤によると、当時の儒宗である藤原惺窩とその門人、林羅山は陽明学を排斥したと言われるが、
藤原惺窩は陽明学には理解を示していた。
ただ門人の林羅山は陽明学には反対したと書いている。

世間では朱子学のアンチテーゼの陽明学という印象がある。たしかに間違いでは無いけど。
ただ王陽明自身は朱子のことを偉大な人物として評価してるんだよね。
「私(王陽明)が時に朱子と違うことを言うのは学問の仕方によっては、
 始めの一歩が後に千里の違いになるので、違いをはっきりさせざるをえないのだ。
 ただ私の心は朱子の心と食い違ったという事が今までに一度も無い。」
とあります。


141 :日本@名無史さん:2006/06/03(土) 05:53:22
>>137
>>このことにより徳川300年が続き、今の日本人のDNAになっているのではなかろうか。

300年も続いた体制だから、江戸文化が現代の日本人に与えている影響は大きいと思う。
でも、幕末に良きにせよ悪しきにせよ明治維新をやってのけた事柄を考えると、日本人には自らの体制を改めるDNAも十分あるのでは?
個人的な意見だと、黒船以降、日本人のトラウマはアメリカ合衆国だと思う。


142 :日本@名無史さん:2006/06/04(日) 16:49:26
>>126 たいして親しんでませんが、以前、丸山真男を批判する必要に迫られて読んだのですが、
以下の二つが便利だったと記憶します。

武内義雄『中国思想史』岩波全書、1957
 名著です。これを通読しとくと便利。索引に述語が載ってないのが残念。
佐藤仁 訳『朱子学の基本用語』研文出版、1996
 朱子の弟子、陳淳の著、朱子学術語字典のような『北渓字義』の明解な現代語訳です。
 原文が載ってないのが残念。

基本的に朱子学にしても陽明学にしても華厳が基本思想になってると思います。

そういう意味で岩波文庫の
『太極図説』と『禅源諸詮集都序』、こちらは蛇足かも

143 :日本@名無史さん:2006/06/05(月) 07:22:27
「善念が起きた時には、それを察知してその善念を充実させ、悪念が起きた時には、それを察知して防ぎとめる。
知り、充実させ、また防ぎとめるのは志による。つまり天の聡明による。
そしてそれは聖人が十全に具有しているのだが、学ぶ者はそれを保持すべく努めねばならない。」
                                               王陽明

144 :日本@名無史さん:2006/06/05(月) 10:28:41
>>143

陽明学は性善説だと聞いた事がありますが、なんか違いますね。

145 :日本@名無史さん:2006/06/05(月) 10:37:11
>>144
よく読んでみては?

146 :145:2006/06/05(月) 10:40:09
訂正
よく読んでみてわ?

147 :日本@名無史さん:2006/06/05(月) 21:24:00
>>144
見当違いかもしれませんが、今読んでいる吉田公平氏訳注の伝習録に
「人がもし、この良知の本質を理解していれば、どれほど多くの邪念や間違った考えでも、
 ここにひとたび覚醒すると、きれいさっぱりと氷解してしまう。これこそが『一粒の
 霊丹を、鉄にふりかけて金に変化させた』ということだ」
とあります。
人間は本来完全であるが、現実には邪思枉念を結果することがある。
それでも、本来は完全なので邪思枉念=悪とは無縁なのだということに覚醒すれば、良知は
自らの力で悪を排除し、完全性を発現する。

現実の人間は欲望に駆られ無為放縦になりがちですが、本来の姿は善であり、これを
取り戻すには努力が必要という意味ではないでしょうか。


148 :日本@名無史さん:2006/06/06(火) 01:26:47
王陽明先生の晩年の境地

「人はあらかじめ善悪の判断の中にあるのではなく、心の本体は無善無悪。
 その混沌からほとばしるものこそが真の善である。」

149 :日本@名無史さん:2006/06/06(火) 06:28:40
欲望に駆られたり無為放縦になったりするものがなぜ善なんですか?

150 :日本@名無史さん:2006/06/06(火) 07:05:16
>>149
あなたが欲望に駆られたり無為放縦になったりするものが悪だと思うならそれで良いと思うよ。

151 :日本@名無史さん:2006/06/06(火) 07:42:40
感服しました。

152 :日本@名無史さん:2006/06/06(火) 08:06:48
>>149>>150>>151
どんな会話やねんw

153 :日本@名無史さん:2006/06/09(金) 16:07:22
「天は人もわれも同一に愛す、故(ゆえ)に我を愛する心をもって人を愛せよ。」
                                西郷隆盛

154 :日本@名無史さん:2006/06/12(月) 18:05:30
私の願いは人々の心の田の荒廃を開拓して、天から授かった善の種を育ててまたまきひろめることにある。
心の荒廃を一人がひらけば、土地の荒廃が何万町あろうと恐れるものではない。      二宮尊徳(金次郎)

155 :日本@名無史さん:2006/06/12(月) 18:12:33
そういや二宮金次郎の銅像は学校に建っているのに、学校じゃ陽明学についてはあまり教えないね。

156 :日本@名無史さん:2006/06/12(月) 21:45:22
日本人で道とか学問について考えたことのある人は
儒学を通じて王陽明以前から陽明学的なものを発見し育ててきたように思う。
中江藤樹も陽明学に出会う以前から独自の陽明学的な精神を体得していた。

157 :日本@名無史さん:2006/06/13(火) 17:32:07
>>156
中江藤樹は陽明学と出会って、自らの経験と陽明学の精神が共鳴したんだろう。
陽明学を学びつつ、しかも後に内村鑑三からも「代表的日本人」として称えられた中江藤樹は偉大だ。
中江藤樹は陽明学を体得しながらも尚、日本的な聖人であった点が素晴らしい。

158 :日本@名無史さん:2006/06/16(金) 09:05:33


目に見えぬ
神の心に叶うこそ
人の心の誠なりけり

(明治天皇御製)



159 :日本@名無史さん:2006/06/16(金) 12:53:11
個人的な意見だけど、戦国時代が終わり江戸時代という治世が始まり、
武士たちも知識としての学問が重視されるようになった。
治世がうまく機能している時には、行動的な精神よりも、有能な指導者に忠義を尽くすことが重要となる。
しかし治世も長く続くと、どうしても権力者や政府の機能の腐敗が始まってしまう。
そこで幕末に陽明学が戦国武士道の精神と結びついて維新の原動力になった一面もあるんじゃないかな。

160 :日本@名無史さん:2006/06/16(金) 13:17:11
幕府内部でもそういう動きがあったんだよね。
維新というと薩長が幕府を倒したみたいな図式だけで語られるけど、
佐藤一斎なんか昌平黌で事実上陽明学を普及させていたわけで、
そこから佐久間象山、吉田松陰とつながるし。

161 :日本@名無史さん:2006/06/16(金) 13:35:20
江戸時代から幕末の陽明学者の偉かったところは武士階級のみならず農村の若者達にも学問の門を開いたところ。
そこから、熊沢蕃山のような人物が輩出されたしね。

162 :日本@名無史さん:2006/06/16(金) 13:42:51
二宮尊徳も貧農だったよな

163 :日本@名無史さん:2006/06/16(金) 22:46:21
陽明学は朱子学が危険思想扱いした孟子を重視しますが、易姓革命説との関連は
どうなっていたのでしょうか。
少なくとも明治維新には陽明学のもとになった孟子の考え方が影響しているのでは
ないかと思うのですが。


164 :日本@名無史さん:2006/06/17(土) 00:21:03
山本七平か何かが書いていたと思うが、
易姓革命の必要ない日本の特色について吉田松陰が考察して
なぜ必要ないかというと日本の場合は天子が愚昧なら倒すのではなく諌める思想があると。
つまり天子の愚昧や不正を戒めるために従者が自ら死ぬという諫死の思想があるという。
これからすると西郷隆盛の死の行軍の意味もわかるのではないだろうか。

165 :日本@名無史さん:2006/06/17(土) 00:33:23
>>163
陽明学は物事に理があるのではなく、心に理があるとするから、
易姓革命という思想が是か非か?とは考えないんじゃないかな。

166 :日本@名無史さん:2006/06/17(土) 00:56:41
>>164
>これからすると西郷隆盛の死の行軍の意味もわかるのではないだろうか。

 あなたの言いたいことが解らない、説明をお願いします。





167 :日本@名無史さん:2006/06/17(土) 10:21:32
>>164
民衆の心に届くかどうかが問題であって、諫死すれば良いという問題ではない。
生きるべきときは生き、死ぬべきときは死ぬ。
安易に他人の死を語る奴ほど信用出来ない。

168 :日本@名無史さん:2006/06/17(土) 17:29:43
オマエモナー

169 :日本@名無史さん:2006/06/17(土) 18:14:37
諫死すればよいとは誰もいっていないんだが。
諫死とは死ぬべきときに死ぬという思想だ。
もちろん安易な死を諫死とはいわない。
まずそれを理解してからものをいうべきだろう。

170 :167:2006/06/18(日) 11:00:11
>>168>>169
感服しました。

171 :日本@名無史さん:2006/06/29(木) 21:38:54
陽明学はくソ

172 :日本@名無史さん:2006/06/30(金) 10:54:30
>>171
「陽明学はくソ」とはお見事です。返す言葉がありません。
陽明学の文言を理解し実際に生かすのは難儀で不可能なような気がします。
「陽明学は実行の学問」と云う人が多いようですが証明してくれた人は
いません。陽明学をかじったので自分のすることは陽明学の理に沿って
いると思い込んでいるのではないでしょうか。
「陽明学はくソ」とは人間が生きていくのに役に立たないの意でしょう。
漏れは賛意しませんが、大きな課題だと思います。
仏教に「人間は5尺の糞袋」とかの話があります。その糞袋から出たのが
陽明学とすると、結構辛いです。


173 :日本@名無史さん:2006/07/01(土) 17:51:07
「伝習録」は明徳出版社がいいと思う。

174 :日本@名無史さん:2006/07/02(日) 15:08:32
いつからネタスレになったんだよ、コントじゃねーかw

175 :日本@名無史さん:2006/07/03(月) 03:26:07
「私の場合、工夫の最も重要な点はただ日に減らすことを求めるにあり、
日に増やすのを求めることにあるのではない。
一ぶでも人欲が減らせたら、それはその一ぶだけ天理を回復できたということで、
なんと軽快なさっぱりとした、そしてなんと簡単なことではあるまいか。」     王陽明

176 :日本@名無史さん:2006/07/05(水) 05:36:49
あの蒋介石も陽明学徒

177 :日本@名無史さん:2006/07/05(水) 15:12:26
蒋介石が曾国藩に私淑していたのは有名だが、
王学を修めていたというのは初耳だ。
昭和の碩学・安岡正篤氏との親交は知ってるが。

178 :日本@名無史さん:2006/07/07(金) 00:23:17
蒋介石も陽明学のシンパではあったらしい。
林田明大氏の真説陽明学入門より。

のちに台湾政府を打ち立てた蒋介石は、日本留学中に陽明学を知り、
「一小国の日本が、かくも強大になり得たのは、陽明の哲学がもたらした
結果であると悟った」
と後に述べている。
(中略)
台湾政府にとって、王陽明は農民一揆つまり共産主義者討伐の先駆者である、
ということで高く評価されてきたのである。

また、安岡正篤氏の紹介中
安岡は、戦犯容疑者のリストに載せられていた。戦前、何度か中国へ出かけて
いた安岡は、蒋介石の側近の何應欽や張群たちとは以前から交流があった。
とくに、安岡を良く知る中華民国情報長官の王大槇が蒋介石に連絡してはずして
もらったという。中国国民政府の蒋介石主席は、王陽明を敬慕していたのである。

日本陽明学は農民一揆に加担するものを輩出したのに、台湾は対照的か。
しかし、当時の国民党政府に主席なんて肩書きはあったのだろうか。

179 :日本@名無史さん:2006/07/07(金) 04:41:23
「君子は、理に合うか否かと考え、行動する。小人は、利に成るか否かと考えて、行動する。」
                                    吉田松陰


180 :日本@名無史さん:2006/07/07(金) 06:10:40
「生活の目的は人類全体の生活を向上させるためであり、生命の意義は宇宙が継承する生命を創造することである。」
                                                    蒋介石

181 :日本@名無史さん:2006/07/10(月) 12:35:45
幕末に幕府側にも倒幕派側にも陽明学徒がいたというのは、あの時代の空気に陽明学はよほど馴染んでいたのだろう。

182 :日本@名無史さん:2006/07/12(水) 08:58:26
孟子は性善説。陽明はその分派とも解釈できるから性善説。
荀子は性悪説。
性善説と性悪説を表現の違いと考えると野狐になる。
違いを言葉で説明しようとすると陽明、荀子の考えと完全に離れる。
東洋の学問は言葉で理論的に考えると行き詰る。

183 :日本@名無史さん:2006/07/12(水) 09:06:06
>>182
同意、神道と仏教も根源のところは言葉では言い表せれないのだろうと思う。
日本人の価値観の根底にあるだろう神道、仏教、儒教どれもそうだね。

184 :日本@名無史さん:2006/07/12(水) 12:33:44
「心の本体は人心に宿る天神なり、この光明、人の意念にわたらず、自然に是非を照らす、これを良知と言う。」 三輪執斎

185 :日本@名無史さん:2006/07/22(土) 15:47:30
保守

186 :日本@名無史さん:2006/07/22(土) 20:30:01
王陽明と舜と堯の違いはなんだ。
陽明学をなんとか云ってる者はなんか云え。
考えている者はなんか云え。


187 :日本@名無史さん:2006/07/24(月) 01:21:45
金に例えるなら、個人の器量の大きさの違いは量であって、純粋な心は量の違いはあっても質は同じ。
王陽明はなによりも質が大事と言っている。
もちろん王陽明は舜と堯は聖人として称えている。
それと同時に人間としての器量は違えども、どんな人でも聖人の心を生まれながらに持っていると言っている。

188 :日本@名無史さん:2006/07/24(月) 06:29:02
>>186
それは人にものを聞く態度じゃないぞ
ここは学問板なんだから煽りとかはいらないと思う。
それか陽明学に恨みでもあるのか?

189 :日本@名無史さん:2006/08/04(金) 22:29:06
自分の心で正しくないと感じたことはしない、という姿勢が大事なのかも。

190 :日本@名無史さん:2006/08/05(土) 04:21:44
「死して不朽の見込みあらば いつでも死ぬべし、生きて大業の見込みあらば いつでも生くべし」 吉田松陰

191 :日本@名無史さん:2006/08/07(月) 14:33:33
「天下になくては成らぬ人になるか、有ってはならぬ人となれ、沈香もたけ屁もこけ。牛羊となって人の血や肉に化してしまうか、豺狼となって人間の血や肉をくらいつくすかどちらかとなれ。」 河井継之助

192 :日本@名無史さん:2006/08/08(火) 09:30:02
>>188
あえて、煽って諸兄の本当の考えを引き出したい。
例えば、「格物到知」の解釈は朱子のキワメルと陽明のタダスのいずれが
如何様に優れ、劣るのでありましょうや。

193 :日本@名無史さん:2006/08/11(金) 15:51:13
記念あげ
欲望が心にきざしたら、それを取り除くのみ

194 :日本@名無史さん:2006/08/12(土) 15:26:45
「なせば成る、なさねば成らぬ何事も。成らぬは人のなさけなりけり。」  上杉鷹山

195 :日本@名無史さん:2006/08/13(日) 20:03:01
陽明は支那、朝鮮の人々には相当辛いもんではなかろうか。
(偽 曰 安岡正篤)

196 :日本@名無史さん:2006/08/14(月) 19:32:25
>>194
ひょっとしたら仰るとおりかもと思っております。
情けはひとの為ならずとも言いますし、鷹山さんの人徳って
ナンだったのでしょうね。

197 :日本@名無史さん:2006/08/14(月) 19:37:41
>>196
訂正です
「なせば成る、なさねば成らぬ何事も。成らぬは人の為さぬなりけり。」 上杉鷹山

198 :日本@名無史さん:2006/08/14(月) 19:44:34
>>194は間違いです。
>>197が正解です。

199 :日本@名無史さん:2006/08/24(木) 00:53:21
欲望の曇りが一切ない己の心こそが天理

200 :日本@名無史さん:2006/08/25(金) 23:36:52
講談社選書メチエ新刊の「近代日本の陽明学」ってどう?

201 :日本@名無史さん:2006/08/26(土) 01:53:05
>>200
新刊すぎて読んだ人はなかなか出てこないんじゃない?
どんなタッチで書かれてる本なの?

202 :日本@名無史さん:2006/08/28(月) 20:26:32
「今の時代に人間は、急な仕事じゃない時にも、食事の時でさえ、いつも心が落ち着くことがない。
これは、その人の心が、忙しいことに慣れてしまっているからで、だから、そのように拡散してしまうのだ。」王陽明

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/29(火) 05:25:41
上杉鷹山や吉田松陰は禁欲・欲絶によって思想の純粋培養を成した。
彼らの人生は辛抱我慢の連続であり、俗人である我らには、ちときびしい。

204 :日本@名無史さん:2006/08/29(火) 17:25:01
>>203
かなりの方だとお見受けしました。
謙遜されたレスから、逆に凄みを感じます。
私も精進しないといけませんね。

205 :日本@名無史さん:2006/09/05(火) 17:48:35
「心は臓器の一種ではない。知覚することすべてが、そのまま心である。
耳目が視聴を知り、手足が痛痒を知る、この知覚が、そのまま心なのだ。」王陽明

206 :日本@名無史さん:2006/09/05(火) 23:12:15
司馬遼太郎曰く、
学問というよりも宗教であることのほうがややちかい。


207 :日本@名無史さん:2006/09/06(水) 00:45:01
>>206
儒教は学問?宗教?

208 :日本@名無史さん:2006/09/06(水) 05:53:38
長尾剛著『陽明学がわかる本』は恐るべき愚書であり、殆んど犯罪的な無知で書かれています。
そもそも、大塩平八郎の立場で、自分の思想・見解を語ろうとする時点で先人に対する冒涜である。
この本は、私みたいな単なる陽明学好きでさえ、いくつも間違いを指摘できる本であり、素人が読めば陽明学理解を誤ります。
この本を読んだ事がある人は感想を教えて下さい。

209 :日本@名無史さん:2006/09/06(水) 09:52:47
>>207
漢の武帝以降、士大夫層の宗教になった・・・かな

210 :日本@名無史さん:2006/09/06(水) 20:07:05
>>208
長尾氏の五輪書の解説本なら読んだけど、良い出来とは言いがたかったな
長尾氏は自分の感情と思い入れを古典解説に加える人だから、
それが余計なお世話に感じる人は読まないほうが良い。

211 :日本@名無史さん:2006/09/07(木) 18:27:02
明治〜昭和の植民地政策は性善説にもとずいてのもの?

明治の人間の思想って陽明学が重要な位置を占めてたのかな。

戦前の行動原理がどうも理解できないんですよね。

212 :日本@名無史さん:2006/09/07(木) 20:43:27
>>211
その時代の空気ってのは、結局はその時代に生きてないと、わかんないと思う。

それに、まず貴方が明治〜昭和の植民地政策について、どう思うのか言わないと
誰もなにも言わないと思うよ。

213 :208:2006/09/07(木) 22:24:46
>>210
 学者の傾向としては二つある。
 一つは安岡正篤とか守屋洋みたいに、実生活に生きた思想を形成
しようとする学者。厳密に言えば思想家。長尾氏もこちらに入る。
 もう一つは、個人的な感情を交えず学術的に研究する学者。
基本的に、大学教授はこのスタンスの人が多い。
 個人的には、実学とか活学とかを意識した前者の方が好きだけど、
長尾氏は確か、東洋大学の大学院を出ていたと思うが、余りにも
客観的な研究を無視していないか?
 高校の頃、読んだ長尾氏の本に、陽明学の知行合一に従えば、
赤穂浪士は直ぐに吉良邸に討ち入りすべきだったと言っていた。
これは、赤穂浪士の中に、陽明学徒がいた事を踏まえての発言。
然し、この意見、確か、『葉隠』で山本常朝の意見。
 感情のままに、猪突猛進すれば良いならば、陽明学の学問たる
所以がなくなってしまう。長尾氏の陽明学理解は余りにも粗い。
 個人的な思想を説きたいなら長尾氏の勝手だが、彼が古典や先人の思想
に託してそれを述べるのは、僕に言わせれば甚だ不愉快です。
 そう言う有害図書(敢えて言う)を、PHP研究所ともあろう
会社が出版している事が理解出来ない。僕は、よっぽど、PHPに
長尾氏に対する批判文書を送りつけてやろうかとまで思いましたが、
世間には、悪書も多いから、黙殺する事にしてやめました。

214 :日本@名無史さん:2006/09/07(木) 23:23:45
安岡正篤みたいなのを学者と呼ぶか。アフォ。

215 :208:2006/09/08(金) 00:17:42
>>214
だから、厳密には思想家って書いたじゃん。
然し、終戦の詔勅の草案の作成に携わったり、
「平成」の元号を考えたのは安岡だって有名な話だろ。
一般的に、安岡は陽明学者と捉えられている。
あなたの見解はどうであるか知らないが…。
血盟団事件の時、事件の影響を恐れて金鶏学院を守る為に、
血盟団を警察に売ったという説があるし、最晩年に
細木数子に騙されて結婚した辺りは評価を下げてはいるのは
確かだけど、細木に関して言えば、安岡は奥さんが亡くなっていたし、
最早、痴呆が始まっていたという。若い細木が巧みに言い寄ってきた
時点で、殆ど不可抗力だったといえる。
然し、安岡の言葉を読むと、時々、最晩年の自分を否定するような
言葉が見えるから、何だかかわいそうになる。

216 :日本@名無史さん:2006/09/11(月) 16:11:29
>>215
>安岡の言葉を読むと、時々、最晩年の自分を否定するような 言葉が見えるから、何だかかわいそうになる

同意。しかし晩年の細木の件は、本当に細木ひとりが描いた絵だったんだろうか?
2chでは細木のバックとして有名な極道組織が、某宗教団体のケツ持ちだという話もある。
安岡の著書で安岡自身が、名は出さず某宗教団体を批判していたのを読んだことがあるだけに・・・

217 :日本@名無史さん:2006/09/11(月) 16:19:58
話がずれてきてるぞな、もし。

陽明学を語れ!

218 ::2006/09/11(月) 17:57:06
>>217
1 :日本@名無史さん :2006/03/13(月) 17:38:27
「心即理」「到良知」「知行合一」
明治維新の原動力といわれる陽明学、陽明学者についてのスレです。

陽明学者を語るんだから、安岡氏を語るのも問題なしです。

219 :日本@名無史さん:2006/09/11(月) 18:54:40
>213
陽明学=玉砕戦法みたいに思ってる人、多いよね。

慎重になるべきときには、慎重を選ぶのが「到良知」だと思う。

220 :208:2006/09/12(火) 15:35:41
>>216
安岡と細木の件に、極道と宗教が関わっているって、少し気になる。
詳細、キボンヌ。
因みに、安岡は右翼思想家と捉えられている側面があるが、
右翼つながりで言えば、笹川良一は統一協会や弁天宗との関係が
あったらしいね。笹川は反共の為に宗教を利用しようとしていた
みたいだね。

221 :208:2006/09/12(火) 15:48:38
>>219
 幕末の志士は殆どが陽明学の影響を受けていたと言う。
 俺は、司馬遼太郎の『峠』で陽明学に興味を持ち始めたから、
司馬の刷り込みなのかもしれないけれど、陽明学は、結果の
成否をあげつらうことを好まない思想だとは思っている。
 然し、猪突猛進するだけで、破滅するだけの思想なら、随分、
浅い思想だと思う。
 「致良知」の行動を繰り返して積み上げて行けば、原則としては
成功する筈だと思いたい。


222 :208:2006/09/12(火) 15:55:45
 そういえば、タチバナ文庫の吉田公平訳の『洗心洞箚記』はかなり酷い訳
だった記憶がある。大塩中斎の『洗心洞箚記』自体は陽明学理解の上では
読むべき作品であるし、良書だけど、あの訳は酷かった。

223 :日本@名無史さん:2006/09/12(火) 17:58:20
>>221
難しいとこだね。
山田方谷は河井継之助が唯一、認めた師匠だけどこの二人の陽明学徒が幕末に両極端の立場を選んだのは非常に興味深い。
河井継之助が官軍との戦闘を選び、山田方谷はギリギリの条件での無血開城を選択した。
武士の意地をとうしたのは河井継之助のようにも見えるが、武士として藩の民を戦争で死なさなかったのは山田方谷。
どちらが天理に適っていたのだろうか?

224 :208:2006/09/13(水) 00:15:58
河井継之助は経済的な才覚があったから、長岡藩を経済的に立て直し、最新鋭の武器を調達して、ガドリンク砲迄用意したのはすごい。
徳川への義理と無駄な戦争を防ぐ為に、長岡藩を中立の立場に置いて、会津を説得しようとしたのも理解は出来る。然し、それは加賀百万石位の大藩で可能な話であり、七万石の長岡藩では無理な話であったと思う。
結局、河井は陽明学と言うよりは、武士道的な美意識で理想を貫き、長岡の街を焼いてしまったのではなかろうか?
この辺り、河井は民を考えた訳でなく、個人的な理想に走ったから、民に恨まれた。河井の墓は何度も壊されたと聞く。その点、大塩平八郎は困窮した民衆の為に決起して、大坂の街を焼く結果にはなったけど、民は大塩を恨まなかった。
河井は武士道を歴史に刻んだと言えるかもしれないが、為政者としては失格だ。その点、幕末の処置としては方谷先生の方が正しかったと私は思う。

225 :208:2006/09/13(水) 00:29:47
因みに、司馬遼太郎は長編の『峠』と短編の『英雄児』で、河井継之助を書いている。
『峠』は河井を肯定的に見ているけど、『英雄児』は批判的に見ている。

226 :日本@名無史さん:2006/09/13(水) 16:18:37
>陽明学は、結果の成否をあげつらうことを好まない思想だとは思っている。

損をするか得をするかで、行動しないということか
山田方谷は自分が臆病者と評価されることになっても松山藩の民の命を重視した。
要は自分の名声を捨てて、自分は損をするが民を救ったみたいなことなのかな?

227 :208:2006/09/13(水) 19:30:06
>>226
 私は、実は、山田方谷先生の弟子、三島中洲先生が創られた
二松学舎大学の卒業生だが、方谷先生に就いては、経済的に
逼迫していた備中松山藩の改革を成功させた以外には殆ど
知らない。松山藩は地理的な条件から言っても恭順しかなかった
だろうけど、確か、老中を務めた藩主、板倉勝静は五稜郭迄行って
抗戦したはずだったと記憶している。

228 :208:2006/09/13(水) 19:42:06
 そういえば、玄洋社の頭山満は鹿児島の西郷隆盛の
家迄行って、西郷の遺族の面倒を見ていた川口雪逢から、
西郷が愛読して、書き込みを入れていた大塩中斎の
『洗心洞箚記』を借りて行ったという逸話がある。
 玄洋社の来島恒喜は大隈重信が屈辱的な不平等条約
改正案に反発して、大隈の爆殺をはかり、大隈に
片足切断の重傷を負わせた。この条約改正案は反故になり、
来島の目的は達成されたが、来島はその場で自決した。
この行動も、案外、陽明学的な影響があるのかもしれない。

229 :日本@名無史さん:2006/09/13(水) 21:05:48
頭山満のことは詳しく知らなかったんだけど、ググッてみたけど凄いスケールの男だね。
「西郷隆盛は死んでも、その精神は死なない」と頭山満は言っているけど、なんとも言えんね。

230 :日本@名無史さん:2006/09/13(水) 21:42:38
>頭山満

夢野久作の本で読むと凄いスケールというか何というか・・・

231 :日本@名無史さん:2006/09/15(金) 18:30:54
陽明学って結局麻原彰晃みたいなものでしょ
自分の至った真理を絶対視してその他のものを間違いとし
正すためにポアする。
どう考えても基地外の思想です

232 :日本@名無史さん:2006/09/15(金) 19:26:49
>>231
どちらかというと、お前がキチガイだな

233 :208:2006/09/15(金) 21:40:54
>>231
 お前の無知さ加減にはあきれるしかない。
>>232に同意。


234 :208:2006/09/15(金) 21:59:34
 因みに、>>231の言う批判は、イスラームや日蓮宗
及び日蓮系新興宗教にも同じ批判が出来るだろうが、
それをやったら、お前さん、殺されても文句言えないよ。
 マジレスしておくが、日本人は無宗教と称して、
宗教全般をカルト・オカルト扱いする人が多いが、
そういう人は真面目な信仰心を持っている人間の
心に配慮出来ない。その点、極端に言ってしまえば、
自分の宗教こそ絶対的に正しいと信じているカルト・オカルト
の信者と大差ない。
 宗教は、人間の心の支えとなる重要で繊細な問題だ。
 お前さんが批判したのは、儒学の一派の陽明学で、聖職者が
いる様な宗教ではないし、余りにアホな批判だったから、
どうでも良かったけど、他人の信仰心や思想・信条を
尊重する心は持つべきだと助言しておく。

235 :208:2006/09/15(金) 22:29:30
 私は、以前、中江藤樹の本を読んだのだが、藤樹は明確に、
「聖人は支那でなければ生まれない」と、林羅山に対する批判文書
でも、『翁問答』でも言っている。藤樹は神道的な信仰は持っていた
けれど、日本人は呉の泰伯の子孫だという盲説を信じていた。
 藤樹の論は、所謂原理主義的なものではなく、時・処・位、
即ち、時代・土地柄・身分により、道は柔軟に変化するという
認識だったと思うが、支那を崇拝するからごころを持っていた
辺りは残念でならない。
 無論、藤原惺窩や林羅山も支那崇拝者であり、儒者で支那崇拝者
でないのは、『中朝事実』を著した山鹿素行や垂加神道も起こした
山崎闇斎の学派からであると思う。吉田松陰は水戸に行って、
水戸学の影響を受け、「皇国の皇国たる所以を知らねばならない」と
感じて、日本史の勉強をしたらしい。そういえば、佐藤一斎も、
『言志四録』の中で、「自国の歴史を知らない学者が多い」と
嘆いていた記憶がある。

236 :日本@名無史さん:2006/09/15(金) 22:36:58
なんていうか、陽明学ってかなりデーモニッシュだね。
人間の本性がよく出る。

237 :日本@名無史さん:2006/09/15(金) 23:34:11
>>236
陽明学というか伝習録を好きで読んでいる者だが、そういう所が陽明学に有るのはわかる。
現世上の欲望を常に意識して、心に萌したらそれを消していくのが陽明学の工夫だと俺は思ってるから。
結局、残るのは生まれ持った、その人の性になるのかな?
無学な俺には哲学的でむずかしいなw
208さんなら、上手く回答できるかも

238 :日本@名無史さん:2006/09/15(金) 23:49:21
大塩平八郎も激甚で過激な人だった。
最後は大阪を火の海にしてその中に消えていった。

239 :日本@名無史さん:2006/09/16(土) 00:06:53
>>238
逆に山田方谷のような人が陽明学を志すと、自分の意地を捨て民衆を生かす道を選ぶ

240 :208:2006/09/16(土) 01:44:40
すみませんが、横文字が苦手なので、デーモニッシュと言う言葉の意味がよくわかりません。一応、辞書も引いたけど…。悪魔的とか、何かにとりつかれた様なとか、そんな意味で良いのかな?

241 :208:2006/09/16(土) 01:57:10
237氏の陽明学理解は、多分、そんなに間違えてはいないと思いますが。
実の所、私は『伝習録』は一通り目は通しているけれど、そんなに熟読した訳ではないのです。儒教の本なら、四書は目を通したし、それなりにきちんと読んだ。五経も読破したいけど、まだ、『礼記』を少し読んだだけです。

242 :日本@名無史さん:2006/09/25(月) 22:14:14
デモーニッシュ【dmonisch】独[形動]
鬼神に取りつかれたようなさま。超自然的な力が感じられるさま。悪魔的。「―で刺激的な画風」

236では無いけど、こういう意味らしい。

243 :日本@名無史さん:2006/09/29(金) 20:36:29
「己に克つ」 西郷隆盛

244 :日本@名無史さん:2006/09/30(土) 07:52:58
公務員必修にするもす

245 :日本@名無史さん:2006/10/01(日) 00:44:48
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20060925bk0a.htm

『近代日本の陽明学』

小島毅
出版社:講談社

浮薄な「伝統」礼賛を批判
 日本の伝統思想をふりかえれ、と熱く語る人が、そのよりどころとして、明治時代の後半に
書かれた新渡戸稲造の『武士道』をとりあげるのを見るたびに、がっかりしてしまうのである。
この本を通読したことが本当にあるのなら、武士の気風も儒学の道徳もひとまとめにする
雑駁(ざっぱく)さや、西洋人の読者を意識したキリスト教の匂(にお)いに、どうしても気づくはずなのに。

 新渡戸の言説の背景には、心情の純粋さを日本の国民性として謳(うた)いあげる、
日清・日露戦争のころの知識人の傾向がある。そうした「純粋動機主義」の称揚が、
徳川時代の陽明学から、明治の知識人による陽明学礼賛をへて、昭和のマルクス
主義者や三島由紀夫に至るまで、連綿とした系譜をなしてきた。これに対して小島毅の近著は、
中国思想研究の見識にもとづいて、動機さえ純粋であればどんな行為も許してしまう態度の
危うさを批判する。その病は、「心の問題」と口にしながら靖国神社へ参拝してしまう総理大臣にも、
及んでいるのである。(後略。評・苅部直)


246 :日本@名無史さん:2006/10/01(日) 01:29:45
そもそも大塩平八郎は陽明学者じゃなかったという件について

247 :日本@名無史さん:2006/10/01(日) 02:19:50
>>246
そうなの?
説明お願いします。

248 :日本@名無史さん:2006/10/01(日) 02:30:38
>>245
>動機さえ純粋であればどんな行為も許してしまう態度

司馬の小説では陽明学に対して上のような評価で書かれることが多いが
伝習録を読む限りでは陽明学はそのような学問ではないと感じる。
それに我欲を純粋さと間違える人間もいるだろうし・・・
まっ『近代日本の陽明学』という本を読んでみないことには語れないが。
245さんは読んだのでしょうか?

249 :日本@名無史さん:2006/10/01(日) 03:00:47
>>248
245じゃないけど、詠んだから漏れなりに一行で要約すると、

《陽明学=「正しいと思うことを実行しよう!」という精神。これ、迷惑の種。》

>>それに我欲を純粋さと間違える人間もいるだろうし・・・
むしろ、完全に我欲でなく「公憤」に基づく行動なのに(あるいは、だからこそ)、
ろくでもない結果を生み出す点で、陽明学的な精神が警戒されている。

250 :日本@名無史さん:2006/10/01(日) 03:34:22
どんな思想でも成功例もあれば、ろくでもない結果を生み出すことはあるだろ?
右翼思想でも左翼思想でも朱子学であろうとも、ろくでもない結果をまねいたことはある。
完璧な思想というのは人類の歴史上現れてないし。
陽明学が特別に危険な思想とは思えない。
そもそも小泉首相の靖国参拝と陽明学を結びつけるのは?なんだけど。
陽明学者が「動機さえ純粋であれば」を重視するなら、駆け引きなしに8.15に参拝するのでは?

>陽明学的な精神が警戒されている。
誰が警戒しているんでしょうか?

251 :日本@名無史さん:2006/10/03(火) 05:29:57
「現実を受け止める事"は自分が傷つく事ではない。元の自分に戻ること。」誰かさん

252 :日本@名無史さん:2006/10/03(火) 17:29:41
「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなしものは 心なりけり」 高杉晋作

253 :日本@名無史さん:2006/10/04(水) 12:27:36
>>250
>>右翼思想でも左翼思想でも、ろくでもない結果をまねいたことはある
まさにそのとーり。
近代日本のウヨサヨを取り上げて、そこに陽明学的心性(ついでに水戸学も取り上げてる)の影響を見出してる本だね。
同時に、陽明学研究者がきまって、実践に移っちゃった奴らを「あんなの正しい陽明学じゃない!」と言い出す点も指摘されてるよ。

>>「動機さえ純粋であれば」を重視するなら、駆け引きなしに8.15に参拝するのでは?
うん。実際今年は小泉、駆け引きとか全部放り出して参拝しちゃったでしょ。

254 :日本@名無史さん:2006/10/04(水) 17:00:01
8.15には参拝してないし・・・
小泉首相は陽明学を学んでるなんて聞いたこともない・・

日本に生きる>>253にも陽明学的心性はあるんじゃないの?

255 :日本@名無史さん:2006/10/04(水) 18:06:34
>>253
>>小泉首相は陽明学を学んでるなんて聞いたこともない・・
歴史小説しかよんでない人だから、かなり単純化されたものしか読んでないよね。
とはいえ、実際に小泉首相の読書経験を調べ上げられれば、そこに陽明学的心性を見出すのは簡単な気がする。

>>日本に生きる>>253にも陽明学的心性はあるんじゃないの?
うーん、どっちかっつーと、国学系。

256 :日本@名無史さん:2006/10/04(水) 23:23:04
>>255
>うーん、どっちかっつーと、国学系。
国学というと思想的には陽明学に近いだろw
ところで貴方は首相の靖国参拝には反対してそうだけど、その理由は?
あと一つ、貴方は陽明学をどう思うのか?




257 :日本@名無史さん:2006/10/04(水) 23:37:36
「人を信ずることは、もちろん、 遥かに人を疑うことに勝っている」 吉田松陰

258 :日本@名無史さん:2006/10/05(木) 01:11:02
>>国学というと思想的には陽明学に近いだろw
確かにまあ、死んだ陽明学者はきらいじゃないよ。
自己啓発本のネタに成り果てた現代日本の陽明学理解は嫌いだけど。

>>ところで貴方は首相の靖国参拝には反対してそうだけど、その理由は?
冗談めいた本心を言えば、靖国神社が、からごころに満ちているから。

>>あと一つ、貴方は陽明学をどう思うのか?
佐藤一斎じゃないけど、朱子学を経験しないで陽明学を持ち上げてる奴は、信用できないなぁ、ぐらいかな。

259 :日本@名無史さん:2006/10/05(木) 03:38:28
>死んだ陽明学者はきらいじゃないよ
こういう言い方は酷いと思うぞ
生きてる陽明学者が悪い者みたいじゃないか

260 :日本@名無史さん:2006/10/05(木) 03:53:20
>>258
>冗談めいた本心を言えば、靖国神社が、からごころに満ちているから。

死んだ人たちがいるんだから、そういう言い方はよせよ
靖国に反対ということには文句ないが、からごころって何よ?
靖国神社そのものじゃなく中には実際に生きていた人たちが眠っているんだから
からごころなどと言うのはオカシイだろ
貴方の親が入っている墓の寺社が、からごころに満ちているとか言われたらどう思う?

261 :日本@名無史さん:2006/10/05(木) 07:13:55
>>生きてる陽明学者が悪い者みたいじゃないか
今の日本に陽明学者なんているかなぁ? 
儒学者と呼べるだけの素養と、知行合一を、並立させている人間が現代日本にいるのかねぇ?
前者だけの、陽明学研究者には、尊敬できる人もいるね。
逆の、知がないのに知行合一をやろうとする奴は、最悪。

>>靖国神社そのものじゃなく中には実際に生きていた人たちが眠っているんだからからごころなどと言うのはオカシイだろ
からごころ、ってどういう意味かわかってる? 宣長の使った概念としては、かなり有名なんだけど。
どこから説明すればいいのかわからないから、ちょっと確認。 

262 :日本@名無史さん:2006/10/05(木) 16:28:07
国学者折口信夫が死の直前たどりついていたのも
傍系継承の重要さでした。

折口信夫が亡くなる1週間ほど前の1953年秋、箱根山荘での下記のような
鬼気迫る場面が、同居の弟子岡野弘彦氏によって記録されています。

-----------------------------------------------------------
◇岡野弘彦『折口信夫の晩年』中公文庫から抜粋(カッコ内は引用者注)
-----------------------------------------------------------
(折口先生は)夜が更けるにつれて、一時間おきくらいに、幻覚が襲ってく
る。夜中に、伊馬(春部)さんと私を枕もとに呼んで、

「今やっと万葉集と皇統譜の問題がとけた。よく聞いていてほしい」といわ
れる。(中略)伊馬さんも私も、一語も聞きのがすまいと息をつめるように
しているけれど、たちまち先生の頭の中を、霧のように錯乱の状態が去来す
るらしい。

「系図の角々(かどかど)、三角形の角々をよく考えてみればよいのだ」と
繰り返されるのがわかるだけで、あと、心をふるいおこして憑かれたように
言いつがれることばは、何としても意味のとれないものであった。

系図の三角形の角々、というのは、一つの皇統が、他の系統に移ったり、横
に何代か継がれていた皇位が、縦に継承せられたりするときの、変りめのと
ころをさしていられるのにちがいない。

この問題はかなり早くから先生の心にかかっていたとみえて、亡くなられて
のち手帳などを整理していると、自身で作られた古びた皇室系図が幾つも出
てきた。(中略)

http://nagane.kimono.gr.jp/hideki/mess/nippon/68_title.html


263 :日本@名無史さん:2006/10/05(木) 17:18:44
>>儒学者と呼べるだけの素養と、知行合一を、並立させている人間が現代日本にいるのかねぇ?
>>前者だけの、陽明学研究者には、尊敬できる人もいるね。
>>逆の、知がないのに知行合一をやろうとする奴は、最悪。
貴方は陽明学の知行合一説を勘違いしています。
陽明学については解説書の類か教科書からしか学んでないのでは?

>>からごころ、ってどういう意味かわかってる? 
日本固有文化に固執せず他国の文化を積極的に吸収しながらも、その軽薄さを反省しない態度?
正直、よくわからん。

264 :日本@名無史さん:2006/10/06(金) 21:26:32
>>貴方は陽明学の知行合一説を勘違いしています。
そうかもしれない。でも、どういう意味で勘違いかな? 
こないだの主張を言い換えると、
・儒教的な知のあり方を、科挙も無い現代社会で実現する事は、理解が深い人でもムリだろう
・朱子学の内面化を果たせるだけの漢学学習を積んでもいないのに、
 自分の内面を信じ込めてしまう奴らはおめでたいなぁ  ってぐらい。

>>日本固有文化に固執せず他国の文化を積極的に吸収しながらも、その軽薄さを反省しない態度?
からごころ=漢意。
単に中国的発想・漢学的思考という意味には留まらず、 素直じゃなくて理屈っぽく虚飾に満ちており、
昔からあるわけじゃなくて、ムリに外から導入された不自然な発想、というニュアンスがある。

あの神社は、西洋的な近代的軍隊を立ち上げるときに作られた、しかも水戸学流の英霊観念なんかも取り込んじゃった、中国的要素・西洋的要素をともに含んだ、作られた新しい神社であり、
それまでの日本の民俗信仰とも、宣長や篤胤の魂についての考え方とも矛盾する。
ましてや、儒教的先祖祭祀や、仏教の供養の発想とも、異なっていることはいうまでもない。
そんな、日本古来の信仰とは程遠く、ある目的のために様々な発想が流れ込んで出来上がった神社である点で、どうしても好きになれない。

265 :日本@名無史さん:2006/10/06(金) 23:40:23
>>264
>儒教的な知のあり方を、科挙も無い現代社会で実現する事は、理解が深い人でもムリだろう
>朱子学の内面化を果たせるだけの漢学学習を積んでもいないのに、
>自分の内面を信じ込めてしまう奴らはおめでたいなぁ  ってぐらい。

私の力量では、「貴方は陽明学の知行合一説を勘違いしています。」
と返すしかありません。
王陽明の言いたいのは、科挙に受かるための学問であるとか漢字学習などの知識ではなく
心のあり方を言いたいんだと思う。

>朱子学の内面化を果たせるだけの漢学学習を積んでもいないのに
科挙のための勉学や漢字学習しても、そこに志がなければ、ただの出世のための手段と化す
これこそ朱子学の誤りであって、王陽明が正そうとした所ではないでしょうか?

靖国問題は複雑だから、ここで話すのはよそう。
ただ同じ日本人の先祖として敬う気持ちは皆同じだと思います。

266 :日本@名無史さん:2006/10/06(金) 23:43:43
そうかよ、バーカ  能無し野郎め

267 :日本@名無史さん:2006/10/06(金) 23:52:42
>>266
哀れな奴w

268 :日本@名無史さん:2006/10/06(金) 23:55:48
>>266
そんなこと、やってるから評判が下がるんだよ
自分で自分の首を絞めてることに気づけよ

269 :日本@名無史さん:2006/10/07(土) 00:38:20
>王陽明の言いたいのは、科挙に受かるための学問であるとか漢字学習などの知識ではなく
心のあり方を言いたいんだと思う。
>科挙のための勉学や漢字学習しても、そこに志がなければ、ただの出世のための手段と化す
これこそ朱子学の誤りであって、王陽明が正そうとした所ではないでしょうか?

それはわかる。でも、出世のための勉強の批判が、科挙官僚の中でもトップエリートだった連中から生れてきたところが重要。
今の普通の日本人が陽明学の本を読んだところで、卑俗な自己啓発本にしかならないと思うんだ。
朱子学の体系がまさに世界の真理だと思われていた時代に、それを乗り越える発想を内在的に導き出していったことの意味は重い。
でも、そんな知的修練を積んでない現代日本人が、いきなり「重要なのは心の主体性で、勉強なんてどーでもいい」という部分だけ受け入れて、
「あ、自分の気持ちがよければそれでいいんだ!」とか、何か悟ってしまった気分になってしまうとしたら、くだらないよね。

270 :269:2006/10/07(土) 01:25:19
とはいえ、儒教思想の今日的限界を感じながらも、
真摯に過去の蓄積に臨まんとする思索者は、尊敬します。



271 :日本@名無史さん:2006/10/07(土) 19:54:05
>>269
韓国、朝鮮は儒教にがんじがらめだからな
それにくらべれば日本人は冷静だよ

272 :日本@名無史さん:2006/10/08(日) 01:21:11
「私心さえ除き去るならば、進むもよし退くもよし、出るもよし出ざるもよし」 

「私心がまだ除き去られないと、その進退出処、みな私心に、拘われて道に反することとなる」 吉田松陰

273 :日本@名無史さん:2006/10/08(日) 23:03:52
陽明学が普及した日本
朱子学が普及した半島

両国の個性の違いは、こんなとこにも有るのかも

274 :日本@名無史さん:2006/10/18(水) 12:39:43
司馬遼太郎の「明治という国家」よんでると
朱子学と科挙の組み合わせは、外国を軽視し
社会の人材が官僚化し極端に国際環境の変化に
弱いシステムにする儒教国家をつくるみたいな
書き方になってました。
特に李氏朝鮮はひどかったとか。

しかし、Wiki+α 程度の知識ですが、朱子学の基本原理
は陽明学とかわりないようです。
社会に適用すれば、両者は正反対の結果を生む印象を
うけます。

朱子学が指導者層による社会の安定統治を目的として
体系化されたようですが、世界的にはこれは至って
自然な展開のように思います。

しかし、陽明学はまともに適用すると革命理論の
基本原理にもなりかねず、為政者には非常に面倒な
学問のような気がするのですが、いったいなぜ日本で
盛んになったのでしょうか。


275 :日本@名無史さん:2006/10/18(水) 23:40:42
司馬が称揚する近代国家には画一化と官僚化が必須なんだけどね。
第一、明治日本ってのはガチガチの官僚国家だぜ?

276 :269:2006/10/21(土) 00:44:19
>>274
・幕藩制国家は、武士を支配身分とするものであり、儒教=科挙に基づく、知識人による統治を行うような国ではなかった。
 せいぜい、儒者がブレーンとして登用されたり、武士が学んで格好をつけるだけのこと。
 実際の儒教的な政治なんて、よくて新井白石、悪くて綱吉。その程度。 
 近代的な政治思想の文脈で語られる荻生徂徠の弟子だって、政治関与がムリなので詩人になってしまった。
・結局のところ日本の儒教は、学問としてはかなり広がったけれども、社会制度の面までは浸透しなかった。
 科挙に基づく政治体制と結びついた朱子学は、確かに日本においても大きな影響を及ぼしてはいる。
 朱子学は羅山以来の林家の家学であり、幕府の学問所では「正学」になった。
 朱子学者が登用される例も近世後期には増えた。幕末には朱子学の学習が大衆化していく。
 だけど、科挙という基盤が無いし、重視すべき礼が日本の生活に合わないため、
 朱子学はやはり本国より受け入れられづらく、ゆがんでいく部分もあった。
・それに対し、心が良ければそれでよいとする陽明学は、中国文化から程遠い日本人にも、受け入れ易かった。
 近代になって、中華文明の象徴ともいうべき朱子学が、中国の弱体化で軽視され、西洋化の中でその基盤を失っていく中でも、 
 個人の主体性、内面の道徳性を重視する陽明学は、西洋近代思想に通じる部分があると考えられ、評価され続けることになる。

277 :269:2006/10/21(土) 00:48:25
>>陽明学はまともに適用すると革命理論の
基本原理にもなりかねず、為政者には非常に面倒な
学問のような気がするのですが、いったいなぜ日本で
盛んになったのでしょうか。

だから実際、為政者レベルで陽明学が推奨された事はあまりない。

戦前は、明治維新の原動力だ!と評価する論者がいる反面、
革命思想として、警戒もされている。

278 :274:2006/10/23(月) 13:01:40
>>276-277
どうもありがとうございました。
為政者(幕府)では、朱子学は推進されたが、
あまりうまくいかなかったということですね。

為政者も含め陽明学が流行った国を、ちょっと
調べてみるとみな外様ですね。

陽明学が、武士道の精神に近く思想として個に心地
よく響くというのは当然ですが、
苦しい領国運営の改革の必要があるとき、それを
可能にする人材を得ようとすると、結果的に陽明学を
修めた人材が多かったという実際的な理由が大きかったの
かもしれません。陽明学を修めるものたちが実績を上げる
と、外様の幹部たちはその利点の方をより大きくみたの
でしょうか。まさか、自分たちが下ろされるとは、
廃藩置県のその日までおもってもみなかったと思いますが。


279 :日本@名無史さん:2006/10/28(土) 23:59:05
四海困窮せば、天禄永絶えん、小人に国家を治しめば、災害並到ると、
昔の聖人深く天下後世の、人の君、人の臣たる者を誠め被置候故、
東照神君も、鰥寡孤独におゐて尤憐を加へ候は 仁政の基と被仰候し、
然る処、此二百四五十年、大平の間に追々上たる人、驕奢を公に授受して、
贈貰ひ致し、奥向女中の因縁を以て、道徳仁義もなき拙き自分として、
立身重役に歴上り、一人一家を肥し候工夫のみに心運し、其領分知行の民
百姓共に、過分の入用金申附、是迄年貢諸役に甚敷苦む上、右の通無体の
儀申渡、追々入用かさみ候故、四海困窮に相成侯に付、人々上を怨ざる若
無き様に成行候得共、江戸表より諸国一同右之風儀に落入、天子は足利家
以来、別て御隠居御同様、賞罰の柄を御失ひに付、平民の怨み何方へ告訴
とて、告訴る方なき様乱れ候に付、人々の怨気天に通じ、年々地震火災、
山も崩れ水も溢れしより外、種々様々、天災流行、遂に五穀飢僅に相成、
是皆天より深く御誡の難有御告に候得共、一向上たる人心も得す、猶小人
奸那の輩、大切の政事を執行ひ、天下を悩め、金米を取立候手段計に相懸り、
実に以小前百姓の難儀を、我等如き草の陰より察し悲み候得共、
湯王武王の勢位もなく孔子孟子の道徳も無ければ、徒に塾居致し候処、
此節は米価愈高直に相成、大坂之奉行、并諸役人共万物一体の仁を忘れ、
得手勝手の政道を致し、江戸へは廻来之世話致し、天子御在所の京都へは、
処米の世話いたさゞる而已ならず、五升壹升[ママ]位の米を買下候者共を
召補抔致し、実に昔葛伯と云大名、其農人弁当を持参る小児を殺し候も同様、
言語同断、何れの土地にても、人民は徳川家御支配の者に無相違処、
如此隔を附候者、全く泰行等の不仁にして、其上勝手我侭の触書等を度々
差出、大坂市中遊民計を大切に心得候は前にも申通、道徳仁義も不存拙き
身故にて、甚以厚か間敷不届の到り、且三都の内、大坂の金持共、年来諸
大名へ貸附け候利足金銀并扶持米等莫大に掠取、未曾有之有福に募り、
町人の身を以、大名の家老用人之格に被取用、又自己の田畑新等を夥敷所持、
何等之無不足暮し、此節の天災天罰を見ながら、畏もいたさず、
餓死貧人乞食共、敢て不救共、身は膏梁の味とて、結構の物を食ひ、

280 :日本@名無史さん:2006/10/29(日) 00:00:35
妾宅等へ入込、或は揚屋茶屋へ大名家来を誘引参り、高価の酒を湯水を飲
も同様に致し、此難渋の時節に絹服を纏ひ、河原者と妓女共に迎ひ、平常
同様の遊楽に耽り候者、何等の事に候哉、紂王長夜の酒盛も同事、其所の
奉行諸役人、手に握り候政を以、右之者共を取扱、下民を救ひ候儀も難出
来、日々堂島の米相場計を致し候事、実に禄盗人にて、決て天道聖人之御
心に難叶御扱ひ無き事に候、於是塾居の我等、最早堪忍難成、湯の勢ひ、
孔孟の徳はなけれども、無拠天下の為と存じ、血族の禍ひを侵し、此度有
志の者と申合、下民を悩し苦しめ候、諸役人共を誅戮致し、引続き奢に長
じ居候、大坂市中金持の町人共を誅戮可致候間、右之者共、穴蔵に貯置候、
金銀銭並諸蔵屋敷内へ隠置候俵米、夫々分散配当致し遣し候間、摂河泉播
之内、田畑所持不致者、縦令所持致候共、父母妻子家内の養方難出来候程
の難渋者へは、右金米為取遣候間、何日にても、大坂市中に騒動起り候と
聞得候はゞ、里数を厭ず、一刻も早く、大坂へ向け馳参り候面々へ、右米
金遺可申候、鉅橋鹿台の粟財を、下民へ被興候御遺意にて、当時の饑饉難
儀を相救遣し、若又其内器量才力等有之者には、其々取立不道の者共を、
征伐致す軍役に使ひ可申候、必一攘峰起の企とは違ひ、追々年貢諸役に到
迄軽致し、都て中興神武帝御政道の通り、寛仁大度の取扱ひ致し、年来蹣
奢淫逸の風俗も、一洗に相改め、質素に立戻り四海天思を難有存じ候て、
父母妻子を取養ひ、生前の地獄を救ひ、死後の極楽成仏を、眼前に為見遣し、
堯舜天照皇太神の時代には復し難けれ共、中興の気象に恢復とて、立戻可
申候、此書付、一々村々へ為知度候得共、夥敷事に付、最寄人家多き大村
の神殷等へ張置候間、大坂より廻し有之番人共へ、不為知様心掛早々村々
へ相触可申候、万一番人共見附、四ヶ所の奸人共へ、注進いたし候様子に
候はゞ、無遠慮面々申合せ、番人を不残打殺し可申候、若又大騒動起り候
と承りながら、疑惑致し馳参り不申、又は遅参に及候得者、皆金持之米金
火中の灰と相成、天下の宝を取失ひ可申候間、跡にて必我等を恨み、宝を
捨て候不道若と、

281 :日本@名無史さん:2006/10/29(日) 00:02:08
陰言不致様、為其一同へ触為知候、尤是迄地頭村方にある、年貢等に拘り
候諸記録帳面類は、都て引破り、焼捨可申候、是往々深慮り有事にて、
人民を困窮為致不申積に候、乍去此度の一挙、当朝平将門、明智光秀、
漢土劉裕、朱全忠の謀反に類し候と申ものも、是非有之道理に有之候得共、
天下国家を纂盗致し候欲念より、おこり候ことには、更に無之候、日月星辰、
神鑑有之事にて、詰る処は、湯武、漢高祖、明大祖、民を弔し、天罰を取
行ひ候誠心而己にて、若疑敷相覚候得者、我等所業、終る所を爾等篤と限
を開きて見よ、
  尚々、此書付小前之者へは、道場坊主或は医者等より、篤と読為聞可
中候、若庄屋年寄眼前之禍を畏れ、一己に隠し候はゞ、追て急度其罪を
可行候、


  奉天命致天罰候摂河泉播村々

 庄屋年寄小前百姓共え

以上、大塩平八郎の檄文でした。

282 :日本@名無史さん:2006/11/02(木) 13:05:18
>>234
>イスラームや日蓮宗及び日蓮系新興宗教

他の宗教には>>231の言う批判は当てはまらないとでも?
貴方はイスラーム・日蓮宗・日蓮系新興宗教に偏見持っているのでは?

283 :208:2006/11/05(日) 12:57:40
>>282
そういう揚げ足取り的な批判をしないで欲しい。
少し、頭を働かせれば分かる話でしょ。
イスラームも日蓮系宗教も、共に直接行動に出る傾向があるから
特に例として挙げただけ。行動的という意味では陽明学と共通している。
また、その信仰は熱心な人達が多いから、下手な中傷するのはよくない
とたしなめただけです。他意はありません。
勿論、他の宗教だって、不当に誹謗中傷されれば怒るでしょう。
ただ、私が言いたかった事の主旨は、どこかの馬鹿が
「陽明学は、オウム真理教と同じ、独善的なポアの思想」とか言った
から、「ろくな知識もない癖に、陽明学をオウムなんかと一緒にするな」
と言いたかっただけです。怒りより呆れを感じていたのが実情ではある
けれど…。オウムはどんな高等な理論があったか知らないが、無辜の民を
殺傷した。それに対して、大塩平八郎は飢饉で苦しむ民を救う為に決起
した。幕末の志士だって、外国の脅威を感じたから、国を守る為に維新を
目指して行動した。それを同じ次元で論じられたら、やや大袈裟に言えば、
陽明学に対する冒涜とも取れる。


284 :282:2006/11/05(日) 15:02:27
>>283
>そういう揚げ足取り的な批判をしないで欲しい。
少し、頭を働かせれば分かる話でしょ。

そうですね。失礼しました。御説明ありがとうございました

285 :日本@名無史さん:2006/11/05(日) 15:30:57
自分も208さんに同意です。
282さんは、どんな宗教や思想でも過激な方向へ走ってしまう危険性が有ると言うことを言いたいのでしょうか?
たしかに河井継之助のように民に恨みを買った人物もいます。
しかし陽明学だけがそうだと言うのなら、ハッキリ言って理解しかねます。
自分は王陽明の言葉を見るに「独善的なポアの思想」を持つ人物には全く見えないです。

イスラームで例えるといろんな考えはありますがアルカイダのように無差別テロを仕掛けた組織は多いに批判を受けるのはわかります。
だからと言って、イスラムの思想=悪というのは暴論だと思います。
純粋に戒律を守り静かに暮らしているイスラム教徒も存在しているわけですから。

286 :日本@名無史さん:2006/11/06(月) 04:44:09
アルカイダの敵はアメリカでありアメリカの協力者だろう。
たとえ民間人を巻き込んでも「誤射」で済む。
アメリカも同じ事言ってるしやってるでしょ?

287 :日本@名無史さん:2006/11/08(水) 20:09:17
例えとして捉えてほしい

288 :日本@名無史さん:2006/11/10(金) 17:11:27
王陽明は男の中の男!
本当、カッコイイっす。
天才だし。

289 :日本@名無史さん:2006/11/10(金) 19:48:39
13章の前半が訳せないのですが、良い良いやり方ありませんか?

290 :日本@名無史さん:2006/11/10(金) 20:46:04
「友というものは、欠点を指摘したりするよりは、むしろ助けたり励ましたりすることに重点を置くべきだ。」 王陽明

291 :日本@名無史さん:2006/11/14(火) 21:46:55
友に諌めを入れるのは良くないということだろうか

292 :日本@名無史さん:2006/11/14(火) 21:53:13
>>291
自分で考える力もないのか?
お前はハッキリいって頭が悪い。

293 :日本@名無史さん:2006/11/15(水) 19:47:36
諌めるってのは、諌める相手の欠点を指摘して直せと言うもんだろ。
違う?

294 :日本@名無史さん:2006/11/15(水) 23:32:11

ここは陽明学板。
学問を語る前に、言葉遣いにも配慮頂きたいのですが。

「友というものは、欠点を指摘したりするよりは、むしろ助けたり励ましたりすることに重点を置くべきだ。」 王陽明


295 :日本@名無史さん:2006/11/15(水) 23:42:41
>>294
>ここは陽明学板。

ここは日本史板だよ?

296 :日本@名無史さん:2006/11/19(日) 05:38:43
>>294
間違いは誰にでもあるよ、がんばれ!!

「友というものは、欠点を指摘したりするよりは、むしろ助けたり励ましたりすることに重点を置くべきだ。」 王陽明

297 :日本@名無史さん:2006/11/21(火) 01:23:45
初めまして。
縁あって、佐藤一斎先生の言志四録を学び始めた者ですが、
言志四録はスレ違いですか?

298 :日本@名無史さん:2006/11/21(火) 05:12:30
>>297
佐藤門下の二傑と呼ばれた佐久間象山、山田方谷を輩出したりと陽明学と縁の深い人ですね。

299 :297:2006/11/21(火) 09:16:22
今、言志後録を一条ずつ自分なりに考えて理解しようとしているのですが、分からないことが多々出てくるのです。
もしスレ違いでなければ、先輩諸兄の皆様のお知恵をお借りして、理解の手がかりがいただければと思っているのですが、よろしいですか?

一つ例を挙げますと、言志後録125条で、
「感(かん)を寂(せき)に収(おさ)むるは、是(こ)れ性(せい)の情(じょう)なり。
寂(せき)を感(かん)に存(そん)するは、是(こ)れ情(じょう)の性(せい)なり。」
とあります。
講談社学術文庫の本に訳文などが載っているのですが、その意味するところを得心の得られるように理解することができないでいます。
特に、感、寂、性、情について理解できていないことがその要因だと思われるのですが、理解を進めるためには、どんなことをしたらよいでしょうか?

ご迷惑でなければ、ご教授のほどお願いいたします。

300 :297:2006/11/25(土) 20:03:12
ご迷惑だったようですね。
お邪魔してどうもすみませんでした。

301 :日本@名無史さん:2006/11/25(土) 20:08:04
♪行かないで〜王陽明サンバ〜

302 :日本@名無史さん:2006/11/25(土) 22:02:43
>>300
せめて一週間くらい待ってみては
短気者だな

303 :日本@名無史さん:2006/11/26(日) 19:27:41
安岡正篤のことを知りたければとりあえず、年譜があるからそれを眺めるだけでも
どういうことをした人なのか分かるよ。

あと君たちは知ろうとしてるけれど病気にかかって痴呆になっているような気が
するけど、、、

あと、選書はむずかしいから周りの徳の篤い人の手引きを得て
自分を大きくしてくれる人を早くみつけて恩を感じれるようになりなさい。

あと、書店に行って背表紙から良さそうなのをかたっぱしから手に取り
その場で立ち読みして通読して内容が分かりその本にどんなことが書いてあるか
自分の中の索引ができたら買いなさい。勢いで買ってもあとから読まない本がでてきますよ。

304 :日本@名無史さん:2006/12/15(金) 00:26:59
「日ごろの工夫にあって、心が乱れて落ち着かぬ時には静座をし、本を読む気にもなれないという時にはまず本を開いてみることだ。
これも病に応じて投薬する類である。」 王陽明

305 :日本@名無史さん:2006/12/27(水) 05:20:07
心だけは時代が変わろうが技術が進歩しようが変わらないってのは本当だろうか?

306 :日本@名無史さん:2006/12/29(金) 23:43:50
「人がものを言う時、言葉に順序なく、すじが立っていないことで、その人の心がよく保持されていないことがわかる。」 王陽明

307 :日本@名無史さん:2006/12/29(金) 23:47:18
「私に千糸の髪がある 墨よりも黒い
私に一片の心がある 雪よりも白い
髪は断ち切ることができても 心は断ち切れまい」 西郷隆盛

308 :日本@名無史さん:2006/12/30(土) 22:20:08
>>299
う〜ん
難しいですねw現代の日本人は感覚的に儒教用語ってのが理解出来ないですからねぇ・・・
要は動の局面でも静の局面でも心が動揺しないことが大切ということですかね?

309 :日本@名無史さん :2006/12/31(日) 00:05:06
一日一言

310 :日本@名無史さん:2006/12/31(日) 05:05:24
陽明学についてのオススメの本を教えて下さい。
陽明学に関して無知なので、なるべく、入り易いのでお願いします。

311 :日本@名無史さん:2006/12/31(日) 08:52:52
>>310
解説書や入門書が読みたいのであれば、岡田武彦や吉田公平、林田明大などを読んでみては?
林田明大氏の陽明学についての本は、普段は本を読まないような人にも読みやすかったですね。
本格的に学びたいのなら「伝習録」(中央公論新社)は必読の書だと思います。

312 :日本@名無史さん:2007/01/03(水) 05:20:55
「人間が生まれつき持っている心の声、
道理上かくせねばならぬという当為当然の道、それはすべて実行するのである」 吉田松陰

313 :日本@名無史さん:2007/01/03(水) 07:14:27
中江藤樹の思想「五事を正す」

「貌」 柔らかで和やかな顔つき
「言」 温かく思いやりのあることば
「視」 澄んだ優しい眼ざし
「聴」 心の声 真実をきく
「思」 慈しみ思いやる心

314 :日本@名無史さん:2007/01/03(水) 11:49:15
藤樹書院でリーフレットをもらいました。
近江聖人といわれるだけあって、孔子そのひとはかくあったのではと思わせる風格があります。
ここは陽明学を論じる場ですが、以前どなたかがおっしゃったように現代人が朱子学と陽明学の論争に巻き込まれても無意味なことと思います。
浩然の気を養い修己治人に通じる目的は同じことなので、私は今読んでいる箚記も太虚説は理解しないまま流しています。

315 :日本@名無史さん:2007/01/04(木) 03:41:26
>>314
藤樹書院かぁ
滋賀県高島市には自分もいったことがあるけど良いとこだったよ。
近くには陽明園と藤樹神社もあるね

316 :日本@名無史さん:2007/01/06(土) 17:20:48
全日本プロレスっていつ潰れるの?

317 :日本@名無史さん:2007/01/07(日) 00:57:45
>>316
金がまわらなくなったらそりゃ潰れるんじゃないか?
しかし凄い誤爆だ

318 :日本@名無史さん:2007/01/09(火) 13:32:44
「天下に狂気を病む人があるかぎり、どうして私一人がそれを免れることができましょう。
天下に心神を喪失する人があるかぎり、どうして私一人がそれを免れることができましょう。」 王陽明

319 :日本@名無史さん:2007/01/11(木) 13:25:35
「世の中には生きながら心の死んでいる者がいる。
その身は滅んでも魂の存する者もいる。
生死を度外視して、なすべきをなす心構えが大切だ。」 吉田松陰

320 :日本@名無史さん:2007/01/11(木) 13:30:48
「命もいらず、名誉もいらず、出世も金もいらないという人は始末に困るものだ。しかしこの困った人でないと困難を極める国家の大業は成功しないだろう。」 西郷隆盛

321 :日本@名無史さん:2007/01/19(金) 22:44:37
吉田松陰の著書を読んでみようと思うのですが、何から入るのがいいでしょうか?

322 :日本@名無史さん:2007/01/22(月) 10:48:02
「心に納得のゆかぬことを、気力で押し通そうとしてはならない。」 孟子

323 :日本@名無史さん:2007/02/17(土) 11:42:09
「孔子は知らないのにそれをするということがなく、
顔回は自己に不善があればそれを知らぬことがなかった。」 王陽明

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